前回までのあらすじ
南次郎はリョーマは自分の模倣(コピー)だからまだまだだ、やらなきゃならない事が一つ残っているとし、その事は明かしませんでした
寿司屋を一足先に後にした手塚が竜崎にリョーマと試合をさせて欲しいと志願します…
5ラリー対決
手塚はリョーマと勝負し倒してしまいます。手塚はリョーマに青学の柱になれと期待しています。よっぽど悔しかったのかリョーマは南次郎に勝負を挑み、プレイ中も手塚との事が脳裏を過り、良いプレイを連発、南次郎はこの変化がリョーマを生まれ変わらせると喜びます
青学への練習試合の申し込みや偵察が多く、皆嫌気が刺します。都大会出場校も出揃い、氷帝学園や山吹中、不動峰が要チェックです。桜乃はゴムひも付きのボールを購入し、リョーマもそれで練習すると、山吹中の千石が視察に来ており、リョーマはゴムひも付きのボールで伸してしまいます
桃城はひったくり犯(ローラースケート装着)に出くわし追いかけ、途中自転車を奪い追い続けると、持ち主は不動峰の神尾で更に追いかけられます。結局ひったくり犯そっちのけでデットヒートを繰り返し、例のテニスコートで杏が氷帝の跡部に言い寄られており、ダブルスで勝負する事になります
跡部は全て樺地に任せる余裕を見せ、事実二人相手に樺地は善戦しますが、桃城も奮闘し、跡部は今日のところは負けといてやると去ります
青学ではラリー対決をする事になり、タイプ毎に大石・不二・海堂、菊丸が全面を守って、河村・桃城、手塚・リョーマが半面から攻撃、5ラリーでネットや斜線以外に打つと負けで乾特製野菜汁を一気飲みしなければなりません
緒戦は海堂VS河村で、河村のパワーに押され海堂の負け、大石VS桃城は桃城のダンクスマッシュで大石に勝ち、負けた二人は野菜汁を飲みトイレにダッシュします(笑)不二VS手塚は手塚の瞬殺ですが、不二は野菜汁が美味いと効きません。最後は菊丸VSリョーマです
リョーマはコーナーをついて来ますが、菊丸はアクロバティックプレーで対応、リョーマは前面に出ますが、菊丸はロブで返し、それをリョーマは何と股抜きショットで更に返します。結局5球凌いだ菊丸の勝利ですが、どさくさに紛れてリョーマは野菜汁を飲みません(笑)
都大会開幕!
竜崎は都大会のトーナメント表を発表、108校中5校しか関東大会には進めません。ベスト8で不二の弟がいる聖ルドルフと当たる中、狙うは優勝のみです。練習にも気合が入り、結局リョーマは野菜汁を飲む羽目になります
朝寝坊の常習・リョーマは珍しく最近早起きです。飼い猫のカルピンは出歩き青学レギュラーの下を渡り歩きます。手塚は病院でまだ無理は禁物だが腕は完治したと言われ大石も安堵します。カルピンを連れ桃城がリョーマ宅に現れ、桃城と勝負をし、どちらも腕を上げ、いよいよ都大会です
よりによって試合当日リョーマは寝坊しエントリーに間に合わず、堀尾がリョーマのフリをします。堀尾は態度がでかくなり、辰巴台東の小柳にツイストサーブを見せろと言われ焦りますが、遅れて来たリョーマが代わり、アップも兼ねツイストサーブを披露、堀尾は窮地を救われます
聖ルドルフの敏腕マネージャー・観月
青学は鎌田相手に6-0を連発し、4勝し最後に手塚がノータッチエースで圧勝、今年の青学は死角なしと言われます。この圧勝劇を聖ルドルフのマネージャー・観月と部長の赤澤は冷静に分析、不二の弟・裕太を煽り、観月は対戦オーダーを思案します
続く秋山三中に観月は入れ知恵をし、青学は若干やり辛さを感じ苦戦します。観月は青学の弱点を伝えた上でデータ収集に余念がなく、秋山三中を噛ませ犬にしたのです。一方大澤実業中が粋がる中、無名の不動峰が立ち塞がるところでこの巻は終わります
まとめ
手塚はリョーマに期待しており、倒してしまいますが青学の柱になれと奮起させ、この事でリョーマは意識が変わります。負けた事のないリョーマには良い発奮材料となったようです
5ラリー対決では今後恒例となる乾特製野菜汁を飲まなければならず、皆負けたくない中、敗者は野菜汁を飲んでトイレに駆け込みます(笑)こういった特殊ルールの練習も青学ならではです
いよいよ都大会が始まり、不二の弟・裕太のいる聖ルドルフは特にマネージャーの観月が暗躍し、青学の分析に余念がありません。青学は順当に勝ち上がって行きますが、観月から青学の弱点を告げられた秋山三中相手に若干青学はてこずります
地区大会で青学相手に善戦した不動峰も登場、跡部率いる氷帝といい、都大会も一筋縄では行かなそうです…7巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
おまけ
テニスの王子様のアニメにはOVAがあります。こちらは全国大会編・全国大会篇 Semifinal・全国大会篇 Final・ANOTHER STORY 〜過去と未来のメッセージ・ANOTHER STORY II 〜アノトキノボクラという構成となっており、全33話となっています
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