「ハイキュー!!」2巻の数々の熱戦と成長譚~変人速攻決まり日向・影山のスペシャルコンビ誕生!強豪:青葉城西との練習試合でも躍動…正セッター:及川=大魔王の未知数の実力とは~

前回までのあらすじ

まだタイミングが掴めない日向ですが、順応には時間が掛かります。焦れる影山ですが、同じセッターの菅原はその資質を羨み、2人なら合わせられると発破を掛けます。影山日向の1番のスピード・ジャンプでとべ、ボールは俺が持って行く!と宣言します…

スペシャルコンビ誕生!

つまり日向がブロックのいないとこにMAXの速さと高さで跳び全力スイングするところにドンピシャで合わせるというのです。不可能を可能にする影山の正確かつ高速トスが目を瞑って打った日向のスパイクに当たり加点、影山は俺のトスなら日向を生かせると感じます

何度か失敗しますが2人は確実に呼吸を合わせていき、ダイナミックなブロード攻撃のような形で加点、日向は独りでは決して見ることの出来ないいただきの景色を見れて感動します。トスの精度がみるみる上がっていき、ついには逆転してしまいます

このラインが効いてきたことでフリーとなる田中のスパイクも決まり、25‐23で1セット取ります。この精度と運動量は確実に2人には高負担ですが、ものともせず2セット連取し勝利です。この試合で開花したコンビ、想像を超える破壊力となり澤村たちも驚き認めざるを得ません

改めて入部届けを出し、清水マネージャーから排球部ジャージも渡され、正式に烏野高校バレー部に入部した2人、武田顧問が早速県ベスト4の強豪:青葉城西との練習試合を決めてきます‼ただ、’’影山をセッターとしてフルで出すこと’’という条件付きです

菅原に今回は特例だが次はちゃんと実力でレギュラーをとると告げる影山、お互いを認め合っている証拠です。ポジションを思案した結果、前衛レフト:田中WS、センター:日向MB、ライト:澤村WS、後衛レフト:影山S、センター:月島MB、ライト:縁下WSと決まります

日向には最強の’’囮’’として敵ブロックの注意を引き付け、他のスパイカーを生かしながら自身も加点、またブロックで’’触る’’ことというかなり重要な役割を任されます。試合経験の少ない日向に余計なプレッシャーを掛けたくないところですが、試合当日のバスで日向は昨日全く寝れず酔って吐く始末です…

強豪:青葉城西と練習試合

青葉城西には元チームメイトも多い為、影山は所詮テクだけでチームプレーが出来ないと酷評されますが、影山は相手にしません。日向は緊張+プレッシャーでトイレに籠る状態です。清水の期待で逆に止めを刺された日向、ついに試合が始まります

早速ミスが目立ち、一気に13‐24というマッチポイントで日向のサーブです。すると前衛の影山の後頭部にサーブをぶつけてしまい1セット落としてしまいます。ド緊張している日向にキレるかと思われた影山ですが、逆に通常運転に戻れと檄を飛ばし、田中の上手い諭しもあり日向は落ち着きます

2セット目早速変人速攻を試みますが、僅かながらタイミングが合わず、影山がミスを謝る意外さです。次には的確に修正したドンピシャの速攻が決まりここから烏野の反撃が始まります。日向の脅威から逆に田中が生きごっつぁんスパイクが決まり、相乗効果を生みます

ミスも多いものの、日向の運動量は確実に烏野に+に働き16‐14とリードしてタイムアウトです。自身の役割を悟った日向は’’信じて跳ぶ’’ことがとんでもない武器となるのです。入畑城西の監督影山日向連携攻撃コンビネーションに警戒しつつ個々の攻撃力は大したことは無いと冷静に分析します

もし城西に影山が入っていたら…いや、烏野で日向が居たから今の影山なのかもしれないとも感じます

伸びしろしかない烏野の未来

チームメイトは改めて正確な影山のトスに恐れ入ります。スタート時と逆の立ち位置ローテーションとなると、今度は月島・影山たちの高い鉄壁ブロックが完成します。ついには24‐22とマッチポイントです。よくよく考えると粒揃いで、’’素人紛い日向’’を軸とした変幻自在の攻撃は驚異で2セット目を勝利します

ここで遂に城西は正セッター:及川が現れ、黄色い歓声が上がります。影山の中学の先輩で、大王様として実力は相当なもののようです。怪我の為入念なアップを済ませ、試合は24-21でマッチポイントという展開でやっと及川が登場、ピンチサーバーとしてエグいジャンプサーブを連発し加点します

月島が狙われている為、レシーブの上手い澤村がカバーしますがそれでも正確に月島は狙われ、何とか返したものの城西のチャンス、金田一のスパイクを上手く日向が当て、そこから例の変人速攻でついに3セット目も取り勝利してしまいます

監督としては初心者の武田も流石にこの躍動に目を瞠り、とんでもない化学反応が起こっている、君らは強くなると評します。同時に技術を教えられる指導者を見つけないと…とも感じます。金田一影山の実力を認めた上でお互い次は勝つと約束し、影山の人間的成長を認めます

結局数プレーしかしていない及川にレシーブのレベルを上げないと上には行けない、次やる時はスタメンだからと啖呵を切られますが、澤村IHインターハイ予選まで時間が無い中、烏野の’’守護神’’がそろそろ戻ってくる頃だと自信気です

解散後何故影山が烏野に居るのか問うと、県内屈指の強豪校:白鳥沢には落ちたというのです。この幸運と共に、足りないピースリベロとスパイカーが揃えばIHインターハイも見えて来ます。武田は伝説と言われる烏養うかい監督と同名の人物に指導を依頼します

翌日影山の鬼ジャンプサーブが冴える中、正確かつ完璧なレシーブで返す天才が現れ、例の’’守護神’’西谷にしのやが復帰するところでこの巻は終わります

まとめ

技術的に非常に高いものがあるものの、チームプレーが出来ない影山は浮いた存在でした。ところが日向の存在が彼を変え、驚異の変人速攻が生まれます。誰も予期できないこの連携の威力は凄まじく、日向の動きに気を取られると逆に田中が生きる等相乗効果も生みます

強豪:城西との練習試合では最初ド緊張していた日向は本領を発揮出来ませんでしたが、吹っ切れるとその動きは異次元で、誰も止められません。城西はエースセッターの及川を温存しており、最終盤でのピンチサーバーという形でしかプレーは拝めず、まだ底が知れませんが、烏野は勝ってしまうのです

レシーブの強化等課題は山積みですが、その伸びしろには光るものがある烏野、ここでもう一人の天才と言われる西谷が登場します‼烏野の’’守護神’’とも言われる彼は何と日向より小さいのです…烏養うかい監督と同名の人物に指導依頼する場面もあり、先が楽しみですね!3巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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