「ハイキュー!!」1巻の数々の熱戦と成長譚~’’小さな巨人’’に憧れる日向、生涯のライバル:影山に敗れるも、烏野高校で運命的再会!チームメイトとして3対3の試合も、凸凹コンビの呼吸合わず~

はじめに

ハイキュー!!は高校バレーを題材にした古館春一先生のジャンプ連載作品で、スポーツ漫画の中では割と誰もが馴染み深い題材を、今までになかった視点から描き大ヒットした作品です。全世界累計発行部数6000万部を誇る超人気作に、今回はスポットを当てていきます

’’小さな巨人’’に憧れる日向

日向翔陽ひなたしょうよう烏野高校の’’小さな巨人’’に憧れ雪ヶ丘中で急造チームを結成し、中学最後の試合に臨みます。無名校ながら対戦相手は超強豪校:’’コート上の王様’’影山率いる「北川第一」なのです。男子トイレで2人はトラッシュトーキングし火花を散らします

影山は優秀なセッターで、抜群の身体能力とバレーセンスを併せ持ちます。日向は部員1人時代も必死に練習を続け、3年時に何と新入部員が3人も入り、何とか試合に漕ぎつけたのです。日向はジャンプ力が高いもののブロックに阻まれます。7-22と劣勢の中、日向の果敢なチャレンジは続きます

ついにはマッチポイントになりますが、日向は諦めるという言葉を知りません。事実奇跡的なカバーリングから加点すると、更に元居たポジションから右に物凄い躍動でスパイクを決めたかに見えましたが、残念ながらアウトです。影山日向の身体能力に驚き、勝ったもののお前3年間何やってたんだと蔑んでしまいます

試合後日向影山にお前が王様ならそいつを倒しておれが一番長くコートに立ってやると涙ながらに豪語し、努力を重ね、憧れの烏野高校に入学、体育館に乗り込むと、そこには何とあの影山がいるのです‼

日向と影山がまさかのチームメイトに…

打倒影山と努力してきた日向ですが、よりによってチームメイトとなる事に戸惑います。先輩の主将:澤村WSウイングスパイカー)、副主将:菅原Sセッター)、2年の田中WSウイングスパイカー)らがおり、田中日向たちの中学の試合を覚えておりその2人が入部と知り驚きます

険悪な雰囲気の2人、影山のサーブを受けると意気込む日向ですが、それは強烈なジャンプサーブで、よりによってレシーブを教頭に当ててズラが取れてしまい(笑)、ひと悶着です。澤村は目標は全国だと言い、喧嘩するような奴らはコートには立たせないと体育館から2人を追い出してしまいます

険悪な中何とか体育館に入れるように思案する2人、バレー部の練習後協力して戦えるって証明するので勝負して下さいと持ち掛けます。澤村は他の新入部員たちと3対3の試合を提案、日向チームには田中が加わります。影山は負けたら3年がいる間はセッターをさせないと言われてしまいます

田中の助けもあり翌朝5時から体育館で練習出来ることになり、影山田中にボールを集める作戦です。菅原の助言もあり日向は拙い技術を補う圧倒的運動センスを発揮、ついには影山も認めトスを上げるようになります

3対3の試合で凸凹コンビ躍動出来るか?

「最強の敵」だったのが「最強の味方」になったと日向は喜び、バレー部に正式に入れるように努力します。放課後の練習後例の他の新入部員として月島MBミドルブロッカー)と山口MBミドルブロッカー)に捕まります。中学県大会決勝での影山の孤立ぶりを馬鹿にした月島、非常にドライな一面を見せます

翌土曜日、3対3の試合で日向・影山・田中VS澤村・月島・山口となり、煽られたこともあり田中は絶好調です。日向もスパイクを打ちますが、月島の高いブロックに阻まれます。影山は得意の強烈なジャンプサーブを見せますが、澤村のレシーブは非常に安定感があり崩れません

月島は例の中学最後の試合でベンチに下げられた影山のことを持ち出し挑発しますが、今度は影山がトスを上げようとしても誰も届かなかった場所に日向がおり、速攻となりますが、スパイクは打てずカスって加点します。菅原は瞬時に田中ではなく日向を選んだ影山のトス捌きに驚愕します

まだタイミングが掴めない日向ですが、順応には時間が掛かります。焦れる影山ですが、同じセッターの菅原はその資質を羨み、2人なら合わせられると発破を掛けます。影山日向の1番のスピード・ジャンプでとべ、ボールは俺が持って行く!と宣言するところでこの巻は終わります

まとめ

言うまでもなくバレーは団体競技で、各ポジション毎に役割が決まっています。中学最後の試合に奇跡的に臨めた’’小さな巨人’’に憧れる日向は生涯のライバルとも言える影山率いる北川第一と緒戦で当たってしまい、奮戦するも完敗してしまいます

影山の実力を認め、彼を倒すために努力してきた日向、部員に恵まれずとも努力を重ねて来たことは称賛に値します。ところが憧れの烏野高校バレー部に入部すると、その影山もいるのです‼大抵最初の展開から2人はライバル同士になると考えるのが普通ですが、何とチームメイトになってしまうのは驚きです

早速馬が合わない2人を見かねて主将の澤村は2人を練習に参加させず、3対3の勝負に勝ったら練習に混ぜてやると提案します。是が非でも練習に加わりたい2人は田中と共にこっそり練習し、長身の月島たちと勝負となります

抜群の身体能力を持つ日向はあの影山が思い描いていた高速トスに反応出来る驚異の動きを見せます。まだ呼吸が合いませんが、この二人の連携が計れれば烏野は今までにない攻撃力を得ることが出来ると菅原は発破を掛けます。凸凹コンビと思われた日向影山の2人は呼吸を合わせて速攻を決めることが出来るでしょうか?2巻に続きます…

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