前回までのあらすじ
ついに停電でバックアップとして”EPS”が主系から従系に切り替わるはずも復活せず更に地球のNASAすら停電です。通信が出来ない中サンルームは明るく、”変圧器”の故障で予備のコンバーターに入れ替え作業を敢えて12時間後とします。小学校で停電した際ワクワクした事を思い出すムッタです
トイレの故障も開発に300万ドル掛かる為安いトイレを直しながら使うのです。ムッタの天文台に賭ける想いにフィリップ同調し自身の過去を話します。エディの見てる景色を俺も見たいと思ったとフィリップ、コンバーター取り換えで停電復旧し俺もう”地球人”でいいやと開き直ります
色々あったものの改めて天文台ミッション再開で車両で現地に向かいます…
せりかの研究成果、無事着水
停電騒動から10日、せりか達ISSクルーは4日遅れで引き継ぎクルーのローリー達と合流、旅の終盤です。CES-67ミッションに天文台バックアップ訓練は組み込まれておらず、ムッタ達がやり遂げるのがベストです。EVAでレゴリスが静電気を帯びまとわりつくも問題ありません
太陽パネルの設置地点に向かいシャロンの事を想います。アンディはテレイクジスタンスの準備に入り、ブギー曰く”腕野郎”の”ジョック”はアームロボの改良版です。アンディは自在に操り重い荷物も運べます。リハーサルを積んだだけあり手際良く電気工事士と同じ様な仕事でも世界を救う為にやってる様に錯覚します
ソーラーパネルが開かれただシャロンを想うムッタ、一方ISSから補給船”FUJI”が分離します。せりかは大切な研究成果を仕舞い後は祈るのみです。JAXAでは彼等の功績を称え茄子田「日本の日」だと”宇宙力”を強調しますがマスコミはポカーンです(笑)
シャロンは笑顔メイクを施され”FUJI”帰還を心待ちにします。種子島近海で福田は着水を確認、成功です!
セリエナ地球へ帰還
”週刊六太”第6回目で天文台完成間近、せりかとも通信でムッタ労います。ムッタは♡型の石を拾い”オリジナル願掛け”でせりかを想い、オリオン帰還シークエンスに入ります。せりかはまた宇宙に戻って来れるか危惧しますが北村は宇宙が呼んでくれるから遠慮なく来れるねと声掛けます
ISSから離れせりかは父を想った手紙を読み上手くいったよといよいよ分離、関係者が見守る中大気圏突入です。ムッタは作業中もせりかを気に掛けドキドキし、北村は”祝福の火花”からノミナルの角度で再突入、パラシュートが見事開き最後は凄い衝撃で着地成功です!
重力で舌まで重く抱え上げられせりかは風に地球を感じます
誰よりも”タフ”なアンディ
明らかにせりかに過剰反応のムッタ(笑)ブギー・カルロに勘付かれ惚気ます。皆で地球に帰ったらやりたい事を話し、無事帰れるだろうかという邪念を持ってしまったからです。ムッタは月でやりたい事を挙げ宇宙へ来た意味=約束を果たした達成感を感じたいのです
アンディはビルに巨漢同士”2人以上”に褒められた経験について問われ誰よりも”タフ”な人間になれると言われた事を思い出し、何と人力で大きな外壁を差し込む作業をこなします。アンディの怪力にビルも「俺の称号だったフレーズは今日からお前のモンだ」と称えます
昔からトラブルビルと呼ばれ今回もアクシデントの連続、慎重論のバトラーに対し”クルーの人命最優先”は揺るがないが帰還を見据えた上で”天文台完成”を目指すとビルが強気な所でこの巻は終わります
まとめ
困難なミッションを果たしたセリエナ無事地球に帰還出来て良かったですね。誹謗中傷にも負けず父やシャロン達ALS患者の光となったせりか、研究成果も無事着水し今度は自身の番、変な衝撃はありましたがこちらも無事帰還、舌ですら重力を感じるという表現が秀逸でした
遠くムッタの想いも届きこれで一先ず彼女達の宇宙の旅は終わります。ムッタはここまで来れば天文台ミッションを是が非でも完了させたい所、中途半端に終わってしまうと次いつ続きをこなすクルーが来れるか分からないので全てを知っている現クルーでの作業を急ぎます
そんな中大活躍だったのはアンディの怪力です。時に疎ましく思われる巨漢もこういう場面では非常に頼りになり、あのビルから後継者に指名される程です。トラブルビルと言われる程何かと事件が起こるこのFD、慎重論のバトラーに対しこのままギリギリまでミッションを遂行と果敢です
この選択が吉と出るか凶と出るかは現時点では分かりません…33巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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