ためになる!「マリアージュ~神の雫最終章」13巻の奥深いワインの世界~首吊り未遂から上海マフィアを中華とワインでもてなす事に…雫、「小籠包」とのマリアージュで四大中華勝負のヒント得る!全読者驚愕のラストに刮目せよ~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 上海マフィアをもてなせ!
  3. 雫珠玉のマリアージュ連発
  4. 全読者驚愕のオチ
  5. まとめ
前回までのあらすじ

また香港でウォンは充実のワインコレクションを豊多香の正当な後継者が決まったら譲り渡さねばならないと考えています。姉弟に連れられ中華街の奥に進む2人原島、皇帝飯店はあばら家ですが一日一組しか予約を取らない店で特別に「北京ダック」を作って貰えます

厨房ではアヒルが吊るされており慣れないと怖いです(笑)山東料理こそ宮廷料理として発展した北京料理の原型で2人遠峰に「皇帝のマリアージュ」をやってのけろと言いたいのです。特別な調理で贅沢な料理、「北京ダック」完成で姉弟はワインを持ち寄ります

の表現は見事も紅花ホンファのワインはイメージと異なり、白蓮パイリェンのワインは皇帝の象徴ともいえる玉座が似合うマリアージュ、お題を見ながら原島と順番について思案し4つのメニューが明かされます…

上海マフィアをもてなせ!

紹興酒の壺で「豆板醤トウバンジャン」が作られ、ヤンは1年ものと5年ものをマキに食べさせ早いもの程辛く、麻婆豆腐にウォンは両方をブレンドしてくるとは読みます。山椒の処理もしており「辣味らつみ」と「麻味まみ」も含めこの街一番の四川料理屋でこだわった麻婆豆腐を食し素晴らしい味わいですがマリアージュとなると強敵です

遠峰はボルドー・ブルゴーニュ等色々試し狂気じみており文字通り命懸けの戦いになりそうです。一方2人原島姉弟に上海料理の超一流店に向かえと言われ訪れると首吊り未遂でチェンは店の売り上げ貯金高価な食材全てマネージャーに持ち逃げされたと悲壮です。今晩上海の黒社会日本でいうヤクザの大物のディナー予約があるのです

2人は俺達に任せてくれと強気で、はあくまでネガティブです。原島はメニューから考え残された食材から八宝菜・魚の姿蒸し・蟹味噌豆腐・小エビの”塩炒め”・小籠包・「東坡肉トンポーロー」・「葱油拌麺ツォンユバンミュン」・シャーベットと決まります。これにが選ぶワインでターボをかけてブーストすれば上海マフィア大満足と…

雫珠玉のマリアージュ連発

中華街で食材探ししは「点心師」出身の料理人で小籠包にはこだわりがあります。見るからにチャイナマフィアご一行が登場、は何とか誤魔化し残されたワインから最上を選びます。一品目は前菜三種盛り合わせでは日本のワインで合わせ日本のもてなしの心とまずは第一関門突破です

命懸けで料理を出すって初めての経験だと原島、二品目は「豆腐と上海蟹味噌のスープ」で「ゲヴェルツトラミナー」で合わせ南国の大河で沐浴する女性を連想、三品目は「八宝菜」でマリアージュは南国の河と森を舞台にした一編の短編映画のようで凌ぎますがは相変わらずネガティブです

次は「アマダイの姿蒸し」で「ジギョ」がない為の苦肉の策、案の定そこを突かれはイチかバチかブラインドで意外性を持たせ「白砂の追憶」と表現、アマダイに白く輝くようなマリアージュ演出です。次の「水晶蝦仁シュイジンシャーレン」にも合いそうでもう一杯お替りリクエストです!

全読者驚愕のオチ

東坡肉トンポーロー」に「八角」なのでは「ソノマ・カウンティ」で合わせ「森のナイトウォーク」と圧巻のマリアージュ表現です。得意の「小籠包」を試食しスープと肉団子に黒酢の三位一体に合わせるワインに難儀し蒸したてに盛りが凄くなってる原島(笑)は今回もブラインドで合わせます

「ラフィットブラン」はいつものジャズ・バーで聴き馴染んだスタンダードナンバーのスイングを楽しむ至福のひとときと表現、絶賛を浴びお替わりです。このワインで遠峰との四大中華勝負に合わせるべきワインの「輪郭」が見えたと確信します

葱油拌麺ツォンユバンミュン」は上海の人間にとっては特別ですっかり笑顔、正に「ソウルフード」です。締めは「ラズベリーのシャーベット」に「ソーヴィニョン」を合わせ一年に一度の故郷との邂逅ー「郷帰りのマリアージュ」でマフィア泣いてます!ここで種明かしで実は全てドッキリで全部芝居だったのです(笑)

見事なマリアージュ、流石豊多香の息子と称えられ寿命が縮んだ2人原島がヘナヘナになる所でこの巻は終わります

まとめ

今巻は神の雫シリーズの中でも異色の出来で、マフィアとの命懸けの駆け引きが実はドッキリだったという驚愕のオチでビックリでした。この事実がなくても秀逸な内容でしたが、流石原作者が金田一少年の事件簿関係だけあり読者をあざ笑う珠玉のオチで度肝を抜かれました

金田一少年の事件簿 | 甘口漫画レビュー&ランキング

これは徹底してネガティブだったの伏線が良く効いていて、首吊り未遂する程恐れている事から読者もその気になり、フックとして皆騙されたのです…これ気付いた方相当疑い深い人でもないと読み飛ばしてしまい気付きませんよね?見事なドッキリで2人共々読者もまんまとしてやられます

そんな中は抜け目なく例の四大中華勝負の一つ「小籠包」とのマリアージュのヒントも得ます。今回は突拍子もない展開でしたがそれも糧に確実に遠峰に近づくしたたかでもあります…14巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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