ためになる!「マリアージュ~神の雫最終章」25巻の奥深いワインの世界~「終末ソムリエ」のクライアント最後のワインとは⁉雫・遠峰、ついにそれぞれ「神の雫」に行き着き…豊多香の望みに近づく兄弟~

  1. 前回までのあらすじ
  2. クライアントの最後のワイン
  3. 雫、ついに「神の雫」に行き着く
  4. 両者「神の雫」を手にし帰国
  5. まとめ
前回までのあらすじ

デルマスは早速試飲で2つの古酒を試させ「ラ・ミッション」は巨大な屋久杉、「オー・ブリオン」は華々しく夜空に咲いた花火の消え口の儚い美しさを思わせここでダニエルが現れます。彼が「人生最期の一本を飲ませるソムリエ」でクライアントの所望するワインを2人国木田は分かるかもしれないと自信げです

「終末ソムリエ」を始めたきっかけはかつて星付きの名店でソムリエ時代の贔屓客の末期の酒の期待に答えられなかった事が起因している様です。そんな話をしているとデルマスがコレクションからとっておきの「一本」=「シャトー・オー・ブリオン」’89と80年代で最も輝いた宝石を持って来ます…

クライアントの最後のワイン

ダニエルは敢えて抜栓せずクライアントピエールは固形物を食べられず国木田はだからこそ料理人として出来る事があると3皿用意します。2人ピエールアンナマリアにまず乾杯の「サロン」’96でもてなし1皿目はジャガイモの冷製スープです。続いて2皿目はフォアグラのムースでピエール感動、「オー・ブリオン」で記憶がよみがえります

アンナ~と出会った時の印象そのもののワインで今の君の様に私の全てを包み込んでくれると感動的です。にも飲ませその想起は魂の輪廻りんねそのもの…そらから見た地球テラであると語り納得したピエールは静かに息絶えます。ダニエルは素晴らしい最期のワインディナーのお礼に「ブリュットNV」で乾杯です

国木田は「オー・ブリオン」が「神の雫」だったのか問い、はその前に5枚目の記述を2人国木田ダニエルに読ませます。2人は核心にあたる部分の記述から「神の雫」ではなさそうだと納得、世界観が違うのです。ダニエルは次のクライアントに会いに行かないか誘い、出逢いこそがワインだと運命に乾杯します

ジュン・キマタは今日は調子良く記憶が曖昧になる病気でメモをひもとき彼の所望するワインにダニエル心当たりアリです。は息子のジュン氏にブラインドテイスティングさせた後彼の父親はもう一度二人で楽しむ為の一本を用意していたに違いないと確信します

雫、ついに「神の雫」に行き着く

ジュンの物凄いコレクションに驚きながら「神の雫」と重なる部分を感じダニエルは選別しこの3本はワインの世界に永遠に残るかもしれない一本でまず一本目はハズレ、次は普通のワインじゃなく豊多香の記述そのままの想起から一瞬そう思いそうになりながらこれは「罠」だとは断言します

最後の一本を飲みジュンにとって幸福な人生そのものだったと一緒に飲みはひと口だけにしこのワインが「神の雫」だと確信します。一方多くのシャトーを訪れた2人遠峰ローランはミュニエでフレデリックに感謝しルソーでエリックにもてなされ6枚目の記述に近いものを感じこれが「神の雫」ではないか?という所で卒倒します!

内科医のケイは自他共に認めるワインマニアで彼にとっての「神の雫」を飲んでいただきたいとし、遠峰はバッカスが私をここにいざなったとお願いします

両者「神の雫」を手にし帰国

夕食もあまり手を付けない遠峰、ワインを所望しこれまでにない程感性が研ぎ澄まされていると強気です。ケイは2本用意し遠峰は6枚目の記述を読み一本目はプルミエでこのワインは生まれ育ち滅びゆく生命を抱く”巨大な手”のようです。更に次の一本は香りに抱きしめられたとローランです

飲んで10分近く黙って虚空を見つめていたというローラン遠峰はこれを「神の雫」と見定めます。遠峰ある男に会い彼の掌を見てヴィニュロンの勲章だとし、あなたのワインだからこそ豊多香は「神の雫」に選んだと確信します。は「神の雫」が無事か機内で落ち着かず、CAにワインを出され遠峰が同乗してると気付きます

マキの出迎えに遠峰神の雫」を見せ、2人みやび藤枝の出迎えに同じく神の雫」だとモノポールで大事に保管して貰います。藤枝は「ムートン」’82が初めてがちゃんと向き合って飲んだワインだと今の君のイメージを問いミレーの「晩鐘ばんしょう」からの鐘の音で絵が動き出しかつて遠峰が表現したその先を見ます

藤枝は君達兄弟の最後の戦いが始まるとし、遠峰ローランに万年筆と便箋を持ってこさせ二度とない一日が始まる…「神の雫」への最後の扉を開けるその時がーと朝日に父さん乾杯だとワインを掲げる所でこの巻は終わります

まとめ

本筋に戻り「神の雫」探しはこれも2人遠峰の違いが鮮明でそれでも全てを飲まず「神の雫」と確信する辺り母の血は違えど兄弟です。ダニエルのクライアントの最後のワインからヒントを得て彼の「神の雫」に行き着きます。人の今際いまわきわ豊多香のそれを重ね最上の一本を見定めます

一方多くのシャトーを訪ね歩いた遠峰体調が悪いのか卒倒したりと最後まで不安定でした。以前からの伏線であるこの遠峰の自堕落的な体調面が気掛かりですが、彼も最上の一本を見定め、同じ飛行機で帰国する辺り正に兄弟です

前作から考えると「十二使徒」対決で終わっていた為ついにマリアージュ~で肝心の「神の雫」を解き明かすこの展開、壮大なワインの旅もこれで一先ず終止符です…成長した2人は父=豊多香の「神の雫」に行き着く事が出来るのでしょうか?次巻最終巻です!26巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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