ためになる!「あかね噺」17巻の奥深い落語の世界~3年間の仏・パリ修行で縛りプレイで格段に増す表現力…凱旋帰国し千変万化の修行の成果絶大!朱音二ツ目編開演~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 朱音のパリ修行
  3. 縛りプレイから解放され千変万化で仏修行の成果
  4. 朱音二ツ目編開演
  5. まとめ
前回までのあらすじ

一生一門の預かりとなった朱音魁生に二ツ目昇進決まりました、すぐ追い着きますと告げ、早くしないと真打になっちゃうよと返されます。奥で一生に会う朱音志ぐまの芸について一切を禁じると手厳しく、朱音はこっちだって退く訳にはいかないんすよ‼と荒げモノに出来る腕になったら答えて下さいと…

一生は了承し魅せてみろ阿良川あかねと凄み、上等ッ‼とバチバチな所で前座修行閉幕で3年後仏・パリで朱音が街を歩いています…

朱音のパリ修行

江戸落語界は3年前報じられた志ぐまの活動休止でも人気衰えぬ大看板に迫る新たな真打の台頭、二ツ目・特に2人からしひかるの活躍目覚ましく樫尾は記事にあかねが今いたら…と嘆きます。字幕を活用して欧州ツアーをまわる落語家もおり、樫尾はパリで朱音の高座に出くわし其の新たな歩みは芸術の都で幕を開けたのです

演目は「まんじゅうこわい」で国境も文化の壁も越え分からせてしまう洗練された表現力で言葉も仕草も必要最低限なのにここまで引き込むのはまるで志ぐまの様です。辞めてない所か進化しており樫尾早速取材ですが朱音は彼が観に来たタイミングすら分かっておりまた近々…と日本に帰る気です

朱音一生にヨーロッパで修業して来いと言われ一剣のサポートもありビザもすんなり取れホームステイ先は学問の孫エミリーです。アキャと呼ばれこの圧倒的アウェイ感に気張り寿限無を連呼すると言葉の通じないジュマペールに気に入られキーホルダーも貰い私には落語が在ると努力しました

縛りプレイから解放され千変万化で仏修行の成果

東京に凱旋した朱音は早速弥栄やさか亭で今日出番、りゑんは弟子に優しくなり朱音の悪評にいい気味だとゲス顔で信用回復の為に三下共の輪に交じっていたのです。朱音は体調不良で泰そんは姉弟子に代演頼めばと諭すと朱音は姉弟子らしいトコ見せると”二ツ目”の高座です

樫尾学問も客席で見守り泰そんはお手並み拝見ですが朱音はなかなか座らず日本の寄席に帰って来たと演目は「あくび指南」です。煙草からのあくびに全観客つられ仕草はモチロンキモはあの情景描写で心地良い空気感を描けたから噺の世界につられたのです!

朱音は海外で修業を命じられた意味を悟ります。学問は二ツ目昇進後一度落語界から離し幅広い視野で落語を視る目を養うという意図を鑑み、朱音はそれもあるが習うより慣れるだと縛りプレイに興じます。仏では字幕でアドリブ無理だしタイミング合わせで間も同じ、新しい噺覚えられない等制限だらけです

出来るを鍛えた朱音は精進し日本に帰って縛りなくなったらアキャ最強です。表現力を活かした静の芸で魅せたからこそ滑稽さが際立ち、演者の成長と共に語り映る世界も変わり芸の真摯さと無邪気な滑稽さという対局が織りなす自由な高座は千変万化で仏修行の成果です

朱音二ツ目編開演

りゑんは策は上手くハマった筈なのにとオロオロしそれでも圧倒するから”二ツ目”なんじゃねえのという禄郎の言葉を思い出します。完璧な高座で泰そんはひっくり返しやがったと師匠から推薦を貰った唯一の落語家として彼女を認めます。多くの仲間が待ちわびた朱音二ツ目編開演です

まだ体調が悪い朱音に大看板で落語連盟の副会長=椿家正明が漢方を渡し”落語の一族”の末裔です。正明彼女には“ケン”がない、まだまだ二ツ目の芸ですよと酷評し自身の出番です。一剣朱音を労い阿良川一門も色々あった様で一生に会わせます

この修行で何を得た?と問われ朱音は得ていたものの大きさに気付く日々でしたと答え些末な答えだが悪くないとされ禁を解くと”志ぐまの芸”への道筋を語られます。”先代”から三つの噺を極めろと言われそれは”芝浜””死神””??”で十八番にした先に”志ぐまの芸”があると…

一生は呆れ果てここまでおめでたい・・・・・とはなと朱音を軽蔑しアレは幻だ、たまたま先代の仁と規格・・が噛み合い形を成した産物で落語家人生を懸ける代物では断じてないと一喝です。朱音阿良川一門の真打になると三つの噺と海外修行に感謝を告げ一生はーそうこなくてはとにやけます

三つの噺を持ってない朱音正明に漢方を返しますが補充済みで(笑)”死神”の稽古をお願いするとムダな事には時間を割かない、それが私の”決めごと”なのでと断られる所でこの巻は終わります

まとめ

一生の無茶振りで海外修行で完全アウェイの仏・パリに3年間身を置いた朱音、言語や文化の違いを乗り越え受け入れられ格段にその表現力に磨きが掛かります。縛りプレイをした事で却って研ぎ澄まされ段違いに腕を上げた朱音は帰国しても勢い止まらず体調不良もなんのそのです

一生にある程度認められた朱音”先代”から三つの噺を極めろと言われそれは”芝浜””死神””??”で十八番にした先に”志ぐまの芸”があると語られます。”??”が気になりますが、どれも朱音の持ち札になく噺を教えて貰わなければなりません

朱音正明にお願いしますが、彼は朱音の事を彼女には“ケン”がない、まだまだ二ツ目の芸ですよと淡白で、14巻での志ぐまの十八番として演じられた”死神”の稽古はムダな事には時間を割かない、それが私の”決めごと”なのでと厳しいです。帰国後も苦難に満ちた朱音、18巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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