ためになる!「あかね噺」9巻の奥深い落語の世界~四人会選考会勝敗を分けたのは配信票…志喜彩祭で名物売上を競う出店バトル勃発!朱音二ツ目昇進の鍵=ちょう朝のスター性~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 配信票伸びず朱音惜敗
  3. 志喜彩祭で名物売上を競う出店バトル
  4. 今昔亭ちょう朝のスター性
  5. まとめ
前回までのあらすじ

江戸っ子らしい勝気さとその奥にあるあたたかな情に一人の人物を多面的に描く事で登場人物の解像度が上がり共感から観客はより深い噺の世界に誘われる…学問は前座の高座に聞き入るなんて随分久しぶりねとご満悦です。一剣あかねの気質は一生門下向ウチむきだと感じつつ志ぐま一門らしくなったと評します

まいけるは替り目をモノにするには長所を増やす必要がありハイリスクハイリターンで自分の手で掴み取った、勝てあかねる‼と後押しし配信で観るが画質が悪過ぎて画面が滲んで見えやしねぇと涙します…

配信票伸びず朱音惜敗

志ぐま志ん太のヤツは人の弱さを語れる男だったとし、深奥しんおうに辿り着いた朱音が親離れ出来たかーと評します。いい味出るじゃねぇかとあかねの落語の銚子の替り目だとし、笑いの量は前二人嘉一ひかるが上ですが愛せるのは彼女の高座だと言う後輩樫尾はどっちでもいいと落語の良さを語ります

採点は高評価も配信票が伸びず92点、ひかるが勝者です!朱音は序盤の固さから配信票を掴み損なったのです。ひかるは落語やめないよね?と朱音に問われ、配信以外は負けており今度はぐうの音も出ないくらい負かすからと青春です。魁生朱音に高座は自分探しする場所じゃないと諭しつつ健闘を称えます

朱音は寿限無を呟きながらおっ父ネタで絶対勝ちたかったと涙します。学問は二ツ目昇進の推薦をぜんまいにしか出さず一剣阿良川なのに堅実です。”志の字の芸”の一端が垣間見えたと学問は神輿を担ぐ気で、一剣はなら宇坂天満宮に行くといい、志ぐま一門の祭りがあるとします

志ぐま一門と天神町がコラボして出来たのが志喜彩祭でぐりこは高座より出店で盛り上げるとソース焼きそばに本気です(笑)こぐまはりんご飴一択だとし、焼鳥亨二と芸人出店のまいける名物売上を競う出店バトル開幕です!

志喜彩祭で名物売上を競う出店バトル

あかねはキャベツを仕込みぐりこの手伝いです。接客恐怖症に陥ったこぐま白秋が諭し高座モードで別人に生き返ります(笑)釣り銭届けた朱音を取り入る亨二、ワイン風味のチョコで撃沈し医務室に運搬、例の芸人出店好評で志ぐまふんどし姿で朱音にも褌締めろと気持ちの話です

バカになれ…と朱音得意の言い立てで焼きそばバカ売れ、売上発表は1位ぐりこあかねペアでまいけるはハニー達とパーッと遊んじゃって3位です(笑)朱音寄席も好評で段飛ばしにすいすい登っちゃう人と評され、気張るぐりこは「租骨の釘」で彼の”仁”にぴったりな噺です

吉乃にも褒められ10か月の差があったぐりこまいけるに俺の腕はあかねより下ですと彼女の伸びは異常でモノが違うと痛感しそれでも自分を諦めたくない、背中を見せられる兄弟子で在りたいと協力を請います。まいけるは同意し俺もボチボチ向き合うか…とそれは真打昇進です

復活した亨二三禄から電話があり彼を亨一・・と呼びます。四人会に気張るこぐま朱音は”二ツ目”に成るという明確な目標が出来、うらら志ぐまと私達は随分変わったと過去を想い前に進まねぇと何も掴めないと一致します

今昔亭ちょう朝のスター性

からし水瀬みなせの会社の創立100周年の催しで段取りを相談、会社の歩みを朗読する事に折れ水瀬からしをひと時の感情でキャリアをドブに捨てる軽薄な男だと幼馴染なのです。からしは高座で”講談”のように余芸で魅せ、一年目の前座さんが出来る芸当じゃないと代表気に入ります

円相三明亭こそ”至上”と気高く落語で抜かるのは許さんと手厳しく、からしは煙突ジジイ呼ばわりです。後日からしは呼び出され朝がおの二ツ目昇進が決まり朱音は日舞の練習で全身筋肉痛ながら高座好調です。評判も鰻登りでからしはなら勝てやと例の勝負を根に持ち朱音は太鼓も上等です

阿良川四天王からの推薦がネックで二ツ目昇進がムズい朱音、唯一の可能性は泰全朝がおは古いチラシに志ん太もおり今日のトリ=今昔亭ちょう朝しるべに成り得る男です。八正のキャリーバックから現れたちょう朝は人気者でみんな好きで集まってくるようなーと朱音は感じます

朱音挨拶すると察しのいいちょう朝はちょぼいちを提案、しかし時間が来て高座の後となりゴゾロの丁でデカく張り怒号みたいな歓声に手拍子で締め大人気、スター性があります。おっ父と真逆?と感じる朱音八正君と同じタイプの落語家だよちょう朝の高座が始まる所でこの巻は終わります

まとめ

会心の出来だった朱音でしたが、序盤の固さから配信票を取り零し、1点差でひかるが勝利します。朱音志ん太の事で決着を付けておきたかったので、果たせたものの悔いも残る高座となりました。これで残念ながら四人会には出れませんが、明らかに彼女を取り巻く空気は変わって来ます

途中志喜彩祭で名物売上を競う出店バトルというトンチキ企画もあり、落語ばかりだと読者も飽きてしまうだろう事も配慮された一門の熱い(笑)戦いで花を添えます。二ツ目昇進が決まった朝がお朱音も続きたい所ですが障壁は多く、まだ若い為そうトントン拍子とはいきません

ここで近道となりそうなのがトリのちょう朝と見定めますが、彼のスター性に圧倒されます!人気者で怒号みたいな歓声に手拍子と威勢よく、ギャンブルも好きそうです。明らかに志ん太とは真逆のタイプと感じる朱音ですが、八正朱音と同じタイプだと言うのです…10巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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