前回までのあらすじ
<ひとりになった日>
上京して一人暮らしして1年が経ちます。1年前母と上京しあけみちゃん達と荷解きしトイレは一番を譲りません(笑)無事片付き母から料理を教わり翌日入社式、営業課で不安から即家に帰り母となかなか別れられず母の有難みを実感します。結局2か月でクビになりぐうたらな漫画家生活にハマり込むのでした
<みつあみのころ>
ももこは高校生の頃みつあみをしており恋バナで盛り上がります。一目惚れの彼を想い友人から紹介されるのはブ男ばかり(笑)代償に文通コーナーで知り合った彼はトンチキでいつの間にか3年生、青山はよし子と付き合っており失恋でお風呂で泣きます。待望の短大入学も彼氏は出来ず今は漫画家というオチです…
誕生会・小鳥・ツチノコ
5月生まれのまる子はお誕生会を開く事になり丸尾・花輪君にみどりちゃんと定員が埋まっていきます。幸い仲良しのたま・ゆみこちゃんも呼べ安堵、花輪君はキザに登場し浮いています(笑)会が始まり父のケーキから皆のプレゼントでまる子歓喜、代わりに皆から誕生会に誘われ憂鬱です
文鳥が欲しいまる子、家族に呆れられ諦めきれないまる子はねだり結果飼える事になります。父が日曜大工しジュウシマツのつがいを購入、小鳥効果でまる子良い子ですが友達が見に来る為手乗りの訓練をすると逃げられ友達に説明する痛い子です(笑)
ツチノコを捕まえると賞金100万円という事で張り切るまる子、学校でたまちゃんが嘘付きと言われ彼女の為にツチノコ見つけると宣言、丸尾君も一枚噛みます。3人で捜索し丸尾君手応えも生まれて初めて恥を知る一生の不覚です(笑)彼は散々な目に遭い最後ツチノコらしきもの見かけますが結局捕まえられません
お化け屋敷・表彰式・母の宝物
デパートのお化け屋敷に行く親子、まる子大げさに驚き父冷静かと思いきや2人共ビビりまくりです!翌日姉妹で留守番となりTVの怪奇特集にビビり、姉風呂で一人っきりの時雷に化け猫から停電、夢でもうなされ一夜を明かし、翌日母のお土産は怪奇本で悶絶です(笑)
絵画コンクールで賞状を貰い表彰される事になったまる子、大げさに家族に報告し姉嫉妬です。友蔵と予行練習に勤しみ翌日表彰式ですがまる子おしっこがしたくて集中出来ません。結局終了後即トイレに行き赤っ恥、トイレの中に賞状を持って行ってしまうのでした…
母の宝物のオパールの指輪をたまちゃんに自慢すると彼女が帰宅後指輪が無く母激怒、するとたまちゃんが誤って持って帰ってしまったと母娘で詫びのケーキまで寄越し豹変し機嫌の良くなる母なのでした(笑)
ももこのほのぼの劇場
<夏の色もみえない>
受験生の夏でも漫画に勤しむももこ、何とか勉強しようと頑張るも集中力がありません。あっちゃん家で泊まりで勉強し中3で恋もしている彼女、ももこは漫画ありきです。試験の日高難易度で手応えなく、よっちゃんと一緒に帰り夏がまだ残ってて良かったねと喜びますが夜型の怠惰な生活が続きます…
<夢の音色>
サインの練習をするももこ、妄想しながら「りぼん」に投稿も結果はBクラスです。文化祭で絵の才能を褒められ作文テストでもエッセイ調の文体が高校生とは思えないと絶賛されエッセイを漫画にしてみたらどうかな?と閃きます。夏休みも漫画に勤しみ「りぼん」の”もうひと息賞”に入選します!
すっかり浮かれ「りぼん」編集から電話で「がんばれ」を励みに短大生になっても漫画一筋、1年10作投稿しデビューが決まり腰が抜け現在の漫画家生活が始まります
<口笛がきこえる>
すみれの失恋話から父との馴れ初めを聞くももこ、無口ながら気が利くひろしと映画を楽しみまだ彼が忘れられないすみれが犬のフンを踏むと優しく拭いてくれいつまでも待ってると言われ別れます。その後港に行くと口笛が聴こえそれはひろしでその曲をお風呂で吹いている父憎い演出でこの巻は終わります
まとめ
ちびまる子ちゃんの秀逸な点は今巻でも語られた通り、エッセイを漫画にしてみた事でしょう。当時の漫画界でこの作品は異端と言ってもいい新しい流れを作り、描き込まれた「ジャンプ」のバトル漫画や「りぼん」の少女漫画とは一線を画す内容となり大ヒットします
繰り返しになりますが日常の些細な出来事も漫画にする事で視覚的な面でも効果的な事が分かる漫画の発明的な意味合いもありちびまる子ちゃんが後世に与えた影響力は絶大です。本レビューでも似たような作風のクレヨンしんちゃん、からかい上手の高木さん等レビューしています
からかい上手の(元)高木さん | 甘口漫画レビュー&ランキング
時代の進化で漫画家の腕も上がり、特にコロナ禍以降はよりデジタル化が進み今後も漫画界隈は変化の一途を辿るでしょうが、この普遍性・単純性はいつまでも人々から愛される事でしょう。情報過多の世の中を癒す意味でもちびまる子ちゃんは非常に偉大な作品です…5巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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