前回までのあらすじ
そんなことより金はあるかい?と問うタツヒコ、説明していたハジメは3万くらいはあると言うと、その金でなんと風俗に行きたいと言うのです!波保リカと「セックスしてーなぁー!」と本能の赴くままの発言をしていると、そのリカが現れ「セックスする?」と聞かれます…
タツヒコを巡る様々な駆け引き
バースト幹部の佐竹と上草はハウンドの社長・美竹組若中のタケシの所に行き、何やらペットの餌を世話をしてくるよう?言われています…
リカとホテルに行くことになったタツヒコ、既に獣のようですが(笑)、リカがオニーチャンと電話をしていると理性を取り戻し、風俗嬢として見ていたと謝ります
神の見舞いに来た真虎は、尊と会っているのか聞かれ、適当にはぐらかします。神は尊との亀裂は消えない、今後笑顔で会うことはないと言い切ります
リカが言っているオニーチャンが百塚だと分かり、タツヒコは逃げ出します!リカはタツヒコのことが気に入ったようで、これは恋なんだよねと言います。神は真虎がタツヒコがミネルバにいるというミネルバに通じていないと分からない情報を仕入れてきたことから、限りなくクロに近いと判断します。タツヒコにもう少しミネルバに潜伏し、百塚に気に入られろと言います
金は神が入院している病院の近くにいたタツヒコを疑い、わざとバーストのシマでスカウトをさせようとします。鼠賀と井出に出くわしたタツヒコは、事情を説明し、百塚の部下であると話すと、鼠賀はタツヒコを蹴り倒します。金は百塚に電話し「ホントっぽいですわー」とどうやら賭けをしていたようです
神の元に尊が花を持って現れます!神は花を投げ払います。尊はタツヒコがミネルバにやってきたこと、そしてスパイを送っていたらどう思う?と問います
荒れる鼠賀に対し、百塚への私怨ではなく、タツヒコの会社替えに対してならケツモチに対する大義名分としても十分という真虎、「さあ揉めようーか、ミネルバと」とやる気です
リカを大事に扱えという百塚は、タツヒコを尊に会わせてやると言います
全てお見通しの尊
金は真虎にタツヒコはスパイではなさそうだと話しています。社長に直接聞いた方が早くないですか?と言われます
神の車椅子を押しながら、神と真虎は昔話をします。ヤクザと揉めた時一番に駆け付けたのは尊だったと言います。「こんな日が来るのか…ミネルバと揉めるか」と言います
尊はタツヒコと会います。尊は真虎はいい上司だったかと問います。真虎はミネルバ立ち上げメンバーだったと言います。真虎に一生付いていこうと思っているというタツヒコに、なぜ今ミネルバにいると問う尊、至極まっとうな意見です。言い訳が思いつかないタツヒコ、尊はタツヒコがスパイで来ていることはお見通しなのです
社長(神)にケツもってもらおうとは思っていないというタツヒコに、真虎はオレの部下だという尊、ここでの話はなかったことにすると諭します
真虎は社長不在の中ミネルバと揉めると言い、葉山にハウンドをミネルバにけしかけろと言います
リカは色々あって最近寝れていないタツヒコに睡眠薬を渡します。リカも辛いことを薬で乗り越えてきたと言います。するとハウンドのタケシと出くわします。リカの元カレのようです。タケシと握手した後震えているリカ、何か訳がありそうです
ハウンドをけしかけろ!
真虎は灰沢と会っています。新宿進出には紋舞会という壁がある中、火種をくれるのか?と灰沢が凄みます
葉山がタケシの元に行きます。元ハーレムナンバー2がハウンドになんの用ですかと言われます。なぜ松方を裏切ったのかと言われ、「裏切ったわけじゃねー!」と葉山、今は過去を捨ててバーストと組まないかと持ち掛けます。ハウンドの連中は葉山がバーストに鞍替えしたのが気に食わないようで、オレらアンチ葉山派だからと言われます
リカはタツヒコに電話で「眠れないんだ、今から会えない?」と言ったところでこの巻は終わります
まとめ
ハウンドのタケシは何かペットを飼っているようなのですが、何か不穏な空気を纏っています。本当にペットなのでしょうか?
タツヒコのスパイは一部の人間しか知らないことなので、事情を知らないものには不審にみえて当然、様々な人間がタツヒコの行動に疑問を持ちます。特に潜伏先のミネルバ社長、尊は全てお見通しのようで、タツヒコがスパイであることを分かった上で、ミネルバに席を置かせています。尊が真虎とも通じていると分かった今、タツヒコはその動向を探ることとなります
真虎はバーストがミネルバと揉めるために、美竹組・ハウンドをけしかけます。灰沢にとっては願ってもない形、ここから突破口を見出そうというのです。果たして日本最大のスカウト会社であり、神の実弟が社長のミネルバと兄弟対決という体になっていくのでしょうか?次巻も読みましょう!!
おまけ
新宿スワンの巻末には時々アシスタントスワンというアシスタントさんが描く読み切り漫画記事が載っています。執筆における裏話等が面白おかしく記載されており、一種の清涼剤のような役割を果たしています。こちらも併せて楽しみましょう!
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