ためになる!「あかね噺」7巻の奥深い落語の世界~目指すは四人会最後の一枠…前座錬成会と四人会選考に勝ち残れ!因縁の高良木改め阿良川ひかるに加え、新たなライバル=嘉一が不気味~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 前座錬成会で4人に残れ!
  3. にん”と噺六性図はなしろくしょうず
  4. 四人会選考
  5. まとめ
前回までのあらすじ

一剣魁生一生の理想を叶えるべく育てられた”体現者”と語り色気から狂気のギャップで客を食ってしまう魁生朱音にとっての壁です。自身が腕を上げたからこそその”凄さ”が分かる朱音、演目は「真景累ヶ淵かさねがふち 豊志賀の死」であの出順で演るネタじゃなく客は完全に魁生の高座を引き摺っています

魁生は改めて朱音一剣が次世代の阿良川一門を担う二ツ目を集めた四人会を企画し遊全こぐま魁生の3人は決まり残る一枠は前座から選ばれ、”前座錬成会”で一番になれば朱音にも好機チャンスはあります。何故目を掛けてくれるのか問うと興味があるのは君がこれからする噺だと魁生意味深です…

前座錬成会で4人に残れ!

四人会が大事だったと気付くこぐま亨二は前座錬成会は阿良川一門独自の査定だとし二ツ目昇進の足掛かりとして四天王からの推薦状を得るチャンスに加え、四人会の出演権と過去例をみない熾烈な争いになるだろうと脅します。錬成会は勿論魁生にも勝つと朱音強気で目標は高いに越した事ないです

二ツ目と言っても筆頭格・売り出し中・駆け出しと分けられその中で魁生の”伸び”は異常です。実は売れっ子のまいける亨二ぐりこを思いやります。まいけるは選考会に勝ち進めたら朱音に稽古付けると約束します。錬成会会場に嘉一けん玉がおり師匠と思いきや嘉一は30オーバーの新米前座です!

元営業マンの血でけん玉の師匠=一剣を分かり易くひもと嘉一阿良川一門の層の厚さに慄くけん玉を置いて2人朱音嘉一は目がキラキラです(笑)審査員の一剣は前座総勢18名の内4名が四人会の先攻へ進めると狭き門で錬成会開演です。2日に分かれ持ち時間は15分演目自由、査定の対象になるのは噺の技量とシンプルです

けん玉出し切り嘉一気働きで労い朱音は出番8番目=ネタ被りで厳しい中持ちネタ10コ増え会場の空気に合わせて選べます…「平林」です!会心の出来で続く嘉一も爆笑取っており入門2か月でこのウケ、魁生以来の一生の弟子だけあります。予期せぬ伏兵に加え最も注目を集めたのは阿良川ひかるでした

にん”と噺六性図はなしろくしょうず

彼女も一剣の弟子で落語の沼にハマっちゃった訳でしょと朱音ひかる高良木ひかるからどれくらい変わったか見ててと自信げです。演目は「搗屋無間つきやむげん」で”演劇”ではなく”話芸”に昇華しており教えたのはうららです。レベル高く出演枠争いは苛烈を極めます

結局四人会選考にコマを進めたのはぜんまいあかね嘉一ひかる一剣に稽古をせがむひかるあかねに絶対勝ちたいと強気です。まいける朱音に自身の強みを問い”にん”について語り噺六性図はなしろくしょうずと奥が深く、教えてあげるネタ候補は3つとし、朱音志ん太が錬成会で四天王から推薦を得た「かわり目」を選びます

稽古が始まり属性は”脱力リラックス”+”人情ドラマ”です。まいけるのそれはおっ父の芸に重なると朱音は感じます。稽古を終えまいける真幸の店でカットして貰い自身の金髪時代で朱音3歳時の写真をスマホのデータに残してます。志ん太に面倒を見て貰った恩義から娘の朱音に目を掛けているのです

四人会選考

ひかるのサイン会にからしが現れ、何時ぞやの同率2位は認めてないと負けず嫌いで内定を蹴ってまで落語の道に進むからしひかるは姉さんと私の方が先輩だから敬語と毒づきます。「海」で働き”替り目”やるなら酔客観察する朱音酒を飲まない落語家の方が”酔っ払い”が上手い事もあるまいけるです

緑茶買いに出るとからしと会いひかるの写真集を見せて貰い朱音は二面性からおっ父を知る事が芸をモノにする手掛かりになるかもと閃きます。兄弟子に問い実は朱音志ん太と落語の話一切してないのです。更に真幸があの頃のと飲めたら早いのにね…と寝ぼけ、気付くと朱音志ん太と酒を酌み交わしてます(疑似)

まいけるに”あげの稽古”をお願いし朱音は落語はタイムマシンだなってと面白い気付きです。時を越えて仕上げた”替り目”を極め選考会当日を迎えます。満員札止めで配信も500枚売れ前座のみの興行としては異例の集客です。客もスマホから審査し審査員3名+配信・会場の観客が各20点の計100点満点で高座を審査します

声優も兼ねるひかる有利な展開、一番手はぜんまい・演目は「強情灸ごうじょうきゅう」です。手応え上々ですが得点は75点と伸びません。学問は辛く龍若と真逆のコメント、求められるのは総合力で一剣も人が悪いです。こうなると気になるのは次の演者の評価、伏兵=嘉一が笑顔で不気味な所でこの巻は終わります

まとめ

まるで落語をバトルの様に巧みに読者を誘うあかね噺、今回は四人会の最後の一枠を巡る前座錬成会+四人会選考が描かれます。新たなライバルの登場に加え、因縁のひかるも腕を上げバチバチの展開です。それぞれ気張る中、朱音まいけるから自身のルーツともなる「替り目」を教わります

”酔っ払い”の噺で「海」で酔客を観察し、一番の近道はこの演目で認められた志ん太と疑似ですが酒を酌み交わす事でした。朱音の落語ってタイムマシンだなってと面白い気付きもあり、果たして彼女がどこまでモノに出来たかが気になる所です

声優業と兼務で格段にその表現力を上げたひかるに加え、脱サラ30オーバーの嘉一が不気味です。元営業マンで魁生以来の一生の弟子として爆笑を掻っ攫ってるだけに2番手として怖い存在です。勝負事となると落語でも盛り上がる流石ジャンプ漫画、8巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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