「BECK」2巻の人間とバンドの成長物語~名物おじさん・斎藤さん登場!竜介の新バンド名は「BECK」に決定!?コユキ、初ライブに感激~

前回までのあらすじ

コユキは帰り際真帆とばったり会い、竜介の釣り堀に行くことになります。歌を歌う真帆を才能があると褒めると、真帆は才能など無いと否定します。そこでコユキが歌い出すと、真帆が仰天します…

名物おじさん・斎藤さん登場!!

に6時に市営プールに行くように言われたコユキは、プールで斉藤さんという熱血指導をしてくる名物おじさんと出逢います。いきなり勝負することになり、ハンデを貰っても、元五輪強化選手というのは伊達ではなく、圧倒されるか?と思いきや、に見惚れた斉藤さんは失速し、コユキは勝ってしまいます!

プールから出るとビートルズを愛する温厚な紳士の斎藤さん、ギャップが凄まじいです(笑)と二人で竜介のところへ行き、ベックの首輪をプレゼントすると、お返しにギターを譲り受けます。竜介はギターが超絶に上手く、コユキは密かな闘志を燃やし上手くなれるよう誓います

草野球に出向くと、時間を勘違いし既に終盤、ピッチャーはザ・クラウド宮沢学なのです!ベンチには栄二がおり、既に新バンド始動に向け声を掛けているようです

みっちゃん竜介の代わりに一番呼びたくなかった人間・千葉を代打で呼んでいました。竜介千葉から金を借りており、ひと悶着した後、打席に千葉が立ちますが、の失投から言い合いになり、乱闘が始まってしまいます

コユキの「やめろ~~!!」という声が良く通り、一同ビックリしますが、乱闘は続きます…

ボーカルはコユキが良いと推す真帆竜介コユキ千葉をオーディションしてみるかと呟きます

地道なギター練習…

コユキはギターのソロ練をしますが全く上手く行きません。従妹に腹いせに写真を送ろうと走っていると歩道橋からギターを落としてしまい、トラックに轢かれギターがおしゃかになります

竜介に謝りに行くと、竜介は激怒し、罵倒されます。竜介にとって大事なギターだったようです。落ち込むコユキ、道端で斉藤さんに会い、事情を説明すると、ギターを直せるということになります

竜介千葉達とくんのライブを観に行きます。竜介くんなしで俺のバンドは考えられないと確信します。そこに元ザ・クラウド宮沢学が現れ、ボーカルを代われと言い出します。栄二の差し金です

くんのミュージックマンズ脱退を明言してしまう、流れからツェッペリンハート・ブレイカーを演奏します。圧倒される中、千葉は何がいいのかさっぱり分からんと帰ってしまいます

斉藤さんの親切指導の元ギターの練習をするコユキ、指先が痛い中、そこを乗り越えればいい思いが出来ると斉藤さんの指技が光ります(笑)斎藤さんはギブソンのニセモノ、ティブソンのレスポールをコユキに貸してくれます

斉藤さんが飼っているペイジという鳥は、グッドミュージックにのみ反応します。ペイジを囀らせるためにも、頑張ろうと誓う二人なのでした…

人生初ライブ!

千葉はボーカルをやる代わりに女を調達しろと竜介に迫ります(笑)

コユキ斉藤さんの指導の元徐々にギターの腕も上がっていきます。するとなんと地元のお祭りでライブするのでコユキもメンバーとして登録しておいたと言うのです!ビートルズアイ・アム・ザ・ウォルラスが演奏曲に決まり、斉藤さん世代のおじさんバンドで練習が始まります

斉藤さんはプールでは別人に変わります(笑)息抜きにプールで熱血指導を受け、コユキはバタフライが出来るようになってしまいます

コユキはギターの猛練習を続けます

千葉はヒップホップ好きで、結構色々音楽を聴いているようです。竜介とバンド名を決めようという話になり、揉めた末、BECK」に決まります

ライブの日、あいにくの荒天の中、コユキの部屋の窓が石で割られ、真帆が「入れて」と言って来ます!成り行きでシャワーを貸し、天気も良くなり、ライブも出来そうです

バンドメンバーが緊張を酒でごまかそうとしていると、ボーカルが救急車で運ばれてしまいます!急遽真帆もステージに上がると言い出し、トイレでこのライブが出来レースだと知ったコユキに激怒する真帆は優勝すると断言します

斉藤さんは負けた方が全裸になるという賭けを提案し、二人共ステージに上がります。真帆は何カ所か歌詞が分からないところがあると敢えてコユキに歌わせる場面を作ります。ライブの出来はともかく、コユキは非常に清々しい体験をしたのです

賭けに負けた真帆コユキの学校のプールで裸になりプールに飛び込み、ダイブリの曰くつきの歌を歌います。コユキも一緒に裸になり、闇夜の中歌を歌います

斉藤さんが現れ、優勝者から賞品を奪って来たと言います。買い春ツアーで東南アジアへ…コユキの夏休みも終わろうとしているところでこの巻は終わります

まとめ

BECKには強烈な個性を持ったキャラが多数出て来ますが、この巻で名物おじさん・斎藤さんが登場します。斉藤さんは元五輪強化選手ということで、プールでは鬼の熱血指導をしてきますが、プール外ではビートルズを愛する穏やかな紳士、このギャップが凄まじいです

竜介のギターを壊してしまい、決別する二人、傷心の中ギターが出来る斉藤さんに親切指導して貰うことになるコユキ、密かに練習を重ね(水泳ではバタフライが出来るようになります)、コユキの夏休みはギター練習に捧げらます

同時進行で竜介は新バンド結成のため動いています。犬猿の仲だった千葉とも和解し、バンドの芯になるくんを観に行くと、栄二の差し金でがボーカルを取りカバー曲を演奏するくだりがあります。凄いボーカルを連れて来いと豪語するくん、果たしてお眼鏡に叶ったのでしょうか?

斉藤さんの提案で地元の祭りにバンドで出演することになったコユキやはり地味なギター練習よりもステージでの演奏は目標にもなり、糧にもなりますね!今回ボーカルが泥酔し急遽真帆と共にボーカルを担うことになりましたが、これがコユキにとってかけがえのない、ライブデビューとなりました

学生にとって、ライブで演奏するということが、非常に貴重で、かけがえのない瞬間なのだということが凝縮された描写でした。これからバンドというものをコユキがどう捉え、どう関わって来るのかが気になるところ。竜介の新バンド・BECK千葉がボーカルとして収まりそうな中、他メンバーに入り込むことが出来るのか、竜介と和解出来るのかが気になりますね

早くもバンド漫画として転がり出したBECK、続きも是非コミックスで読みましょう!!

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