「ベルセルク」31巻の数々の激戦と成長譚~甲冑による狂人化もシールケの憑依でコントロール可能!クシャーンのダイバ・ガニシュカという難敵相手に、戦魔兵・ゾッドまで参戦し…~

前回までのあらすじ

以前海辺で闘ったゾウの鼻を持つ怪物にガッツが向かいます。他の細かい敵はセルピコ達が力を合わせて倒します。ガッツは建物ごと突っ込んできた怪物を利用して屋上に移り、頭上に剣を突き立てます!止めの義手の大砲も放ち、残りの敵もとっとと片付けるぞとガッツが息巻きます…

クシャーン妖獣兵団団長仙将ダイバ

大量の妖獣に囲まれ、ガッツがひと暴れし時間を稼ぎ、シールケが術を使うこととなります。シールケ炎の車輪を生み出し、妖獣達をあらかたやっつけます

しかし、再度ゾウの鼻を持つ怪物が数体現れ、危険を感じたガッツは、自ら甲冑を被り、狂人化して向かって行きます!人間離れした凄まじい立ち振る舞いを見せるガッツシールケは咄嗟にガッツの内面に憑り込まれていました

船上でガッツの凶行を観たクシャーン妖獣兵団団長仙将ダイバは驚きながら、竜巻で巻き上げてしまいます!シールケガッツの目を覚まさせ、竜巻から無事降ります。一同を襲うメインマストを身体で受け止め、ガッツシールケが憑依することで正気を保ったまま狂人化することが出来ています

怒り…激情が甲冑の力を引き出す反面、憑り込まれたら正気ではいられないというその瀬戸際をシールケの存在で保つガッツセルピコの力も借りてダイバを追い詰めます。イシドロのボムの助けもあり、追い込まれたダイバは妖獣兵団最強の塒神(タンダリーニ)を駆り出します

シールケは以前出くわしたケルピーと同族ですが、力はむしろ多神教においては神と呼ばれるのに相応しいと言います。肉体(本体)を見つけたガッツは、倒すのが難しいとはいえ、埒が明かないと攻めていきますが、なかなかとらえることが出来ません

不死身のガニシュカ

ガッツシールケに危険な賭けを提案します。一蓮托生の二人、危険は互いに5分と5分という訳です。シールケガッツに憑依したまま炎の車輪を呼び起こします!そのままガッツは火の玉のように飛び出し、ダイバを急襲、ダイバはついに飛獣(ガルダ)に飛び乗り逃げ、妖術が解けます

船が粗方崩れ去ったところにガニシュカの姿が現れ、ダイバに雷を浴びせます。ガッツ達に危険を感じたガニシュカは雷で撃ち殺してしまおうとしますが、セルピコのシルフェの剣とフードでなんとかことなきを得ます

ガッツはまともに雷を食らい、シールケの憑依も解けます。再度雷の直撃を受けますが、ガッツドラゴンころしを避雷針とし、なんとか直撃を避けます。ガニシュカの将かと問いますが、ガッツは否定し、烙印を刻まれし者と悟ります

ガニシュカは配下に加わらないかと誘って来ますが、ガッツにもクシャーンにも構っている暇はないと一蹴します。ガニシュカガッツを葬り去ろうとすると、そこに戦魔兵が現れます!ゾッドも現れ、雷をモロに食らいながらガニシュカに向かっていきます

ガニシュカは実態がないのか、どの攻撃も効かず、逆に雷の餌食にしてしまいます。ガッツの目の前にゾッドが墜落してくる場面でこの巻は終わります

まとめ

ガッツは再度甲冑を被り、狂人化することで難をしのぎます。本来なら正気を失ってしまうところですが、シールケが憑依することによって正気を保てており、このコンビプレイによれば意志を保ったまま狂人化出来るのです!

シールケ炎の車輪を放ち、あらかたの敵を倒しますが、クシャーン妖獣兵団団長仙将ダイバが立ち塞がります。竜巻を使ってくる水の元素霊達を従えているダイバ打つ手なしか…と思いきや、ガッツは危険な賭けに出ます

シールケと一蓮托生の身を使い、炎の車輪と一体化して突っ込み、ダイバの妖術を解いてしまいます。シールケの術とガッツの超人的な剣技の合わせ技でこの苦難を乗り切ります

そこに親玉・ガニシュカが現れます。今度は雷の嵐、こちらも実態がつかめず、攻撃が当たりません。そこに戦魔兵が現れるのです!まだグリフィスの姿は見えませんが、象徴と言うべきゾッドが突っ込んでいきますが、雷の前に歯が立ちません

ガッツの目前に撃ち落されたゾッドが落ちて来ます。このゾッドガッツは数々の因縁がありますが、今は共通の敵、ガニシュカが立ち塞がっており、今後この二人がどんな闘いを見せるのか、気になりますね!続巻も是非コミックスで読みましょう!!

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