「ろくでなしBLUES」25巻の数々の喧嘩と青春物語~学園エピソード満載!海老原、西沢との過去の因縁に決着・頭痛からも解放され…モテモテ教師・観月に迫る誠二と井岡~

前回のあらすじ

松村が女が出来たと浮かれており、その相手はなんとさきなのです!前田さきの電話番号を松村に伝え忠告し、事実松村さきの前で電話を掛けるとさきの携帯が鳴ります!松村はキレ、前田さきに男なめてんじゃねーぞと啖呵を切ります…

前田のセクシーショット!?

和美のセクシーショットが写真投稿型雑誌に掲載され、ペンネーム「マジかな!?(17)」が中島だと突き止め、問いただすと投稿したようです。中島は他にも前田の恥ずかしい写真を送ろうとしており、それを探るために大柄が写真部に入部すると現れます

中島は投稿した写真が掲載されると5000円になり、それで足りない部費の足しにしていたようです。真相を知った大柄前田の写真を手に入れますが、宛先が「私の街のいい男」係だと知った前田は上機嫌です

先生の授業中は生徒が非常に騒がしく、誰も話を聞いていません。千秋に言われ、前田のためにひと肌脱ぐと持ち掛けますが、は妻の昔の写真を大事に持っており、特に気にする素振りもありません

案の定次の授業も荒れ、前田は一計案じますが、あべこべに教室を出てしまいます。竹原が通りかかり、に苦言を呈すと、竹原を一蹴してしまいます!空手7段で、キレると何をするのか分からないのです…

赤城はたこ焼き屋をやりながら、母校・共栄の体たらくに愚痴をこぼしています。すると現役生が、米商への報復プランがあると報告に来ます。三迫中出身の西沢が企画したようで、同中だった海老原は「マーシー」と呼ばれ、腹を立てています

前田は察しが良く、気落ちしている海老原がその西沢に額を斬られたのでは?と問いただします

海老原の復讐

米商八尋共栄西沢達は集団で袋にします。八尋は強いのですが、流石にこの数には敵いません。島袋に事情を説明し、善後策を練っていると、海老原西沢達を見かけます。海老原は飛んで行き、西沢に仕掛けます

前田が仲裁に入りますが、西沢は喧嘩に前田が加わったら勝ち目はないと悟り、上手い口車で海老原とサシで勝負すると取り付けます。その後八尋がタイマンではなく袋にされた事実を知った島袋は、八尋西沢のタイマンを更に取り付けます

西沢赤城のところに顔を出しますが、相変わらず卑怯なことを考えているようで、赤城は一蹴します。因縁の場所で海老原八尋西沢を待ち受けると、西沢は言葉巧みに二人で闘って勝った奴の相手をすると挑発してきます

既に高揚している海老原は乗ってしまい、八尋と喧嘩を始めます。ヒロト海老原の心配をし、島袋から西沢八尋とやりあってるはずだと言われ、察しの良い前田西沢の魂胆を悟ります

海老原は互角の闘いの中、得意の跳び膝蹴りで八尋を倒し、一旦倒れますが、西沢とのタイマンのために再度立ち上がります

モテる観月

西沢は疲労のある海老原相手に圧倒し、海老原は倒れます。卑怯な手段で場を制した西沢は更に悪だくみを考えていると、海老原が起き上がり、倒されます。首を痛めた西沢相手に首を徹底的に狙う海老原西沢は隠していた舎弟を呼びますが、前田達が抑えてしまい、あくまでタイマンを張れと言います

西沢は隠していたナイフを使いますが、海老原は吹っ切れ、西沢を倒し、頭痛も止みます

海老原小兵二Tシャツを着ていたことから、共栄でTシャツが30枚も売れ、小兵二はウハウハです。すると赤城が現れ、金を返せと言って来ます。小兵二は売り上げでよりによって新グッズ・バスタオルを作っていました。3万6000円用意しなければならなくなります

赤城の身の上話に感動した前田は泣いています。すると赤城のたこ焼き屋が火事を起こし、露店をやっていた小兵二は水を含ませたバスタオルで消してやるからツケをチャラにしろと持ち掛けます

しかしその前に前田が池に入り、何とその水分で屋台の火を鎮火してしまいます。当然小兵二はやられてしまいます(笑)

観月は男子生徒から人気があり、連日手紙攻勢を食らいますが、眼中にはないようです。井岡の他に、誠二観月に気があるのです。誠二観月に校内放送で呼び出され、毎回白紙で課題を提出することについて問いただされ、汚い字や絵を見せたくないと、自分の気持ちを伝え、観月に抱き着きます

するとモデル役をやっている井岡が乱入してきて、誠二はそこまでの仲だったのかと教室を飛び出します。誠二が女は信じねーとこぼしたところでこの巻は終わります

まとめ

今巻も小粒の話が目白押しの楽しい巻です。特に海老原の因縁についてはページ数をかなり割いており、今巻のメインとも言えるでしょう

海老原の額の傷については以前の巻でも出て来ましたが、その傷を付けた相手が共栄を締めている西沢で、米商八尋に単独でやられた復讐にと八尋を集団で襲う等卑怯です

西沢を恨む海老原八尋を同時に相手しては敵わないと見た西沢は二人を相手させ、勝ったものとタイマンを張ると持ち掛けます。しかも自分の舎弟すら隠している等非常に狡猾で卑怯です

しかし海老原は打ち勝ち、西沢のナイフというトラウマも乗り切り、過去から決別した海老原は頭痛からも解放されるのでした

小兵二の金儲けの話や、観月を巡る男達の争い等、前田を取り巻く学園エピソードは大挙に暇のない程豊富です。続巻のコミックスも読みましょう!!

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