前回のあらすじ
ダイは天地魔闘の構えが隙がないならいっそ…となにか妙計があるようですが、手刀に押されます。バーンが渾身のカラミティエンドを放つと、なんとダイを救ったのはポップ達でした!形勢逆転か?と思いきや、バーンが何人か「瞳」の玉にしてしまいます…
天地魔闘の構え攻略の糸口は…!?
負傷等体力がなかったヒュンケル・マァム・クロコダイン・チウが玉にされますが、ポップは却って足手まといになるから好都合だとクールです。ダイの回復をポップに任せ、アバン(アバンストラッシュ)、ラーハルト(ハーケンディストール)、ヒム(オーラナックル)と必殺技を放ちます
しかしバーンは天地魔闘の構えから攻・防・魔の3動作を一瞬で行い、跳ね返してしまいます。ダイのギガストラッシュに賭けていたポップは敢えて手を出しません。アバンはポップの成長を喜びながら、玉にされてしまいます
ポップはこの天地魔闘の構えは受け身な技で、こちらから仕掛けなければ発動しないと読みます。案の定バーンは攻めてに欠きますが、構えを解くことで攻撃してきます。もう打つ手のないポップは、ラーハルトとヒムの命をくれと言います
しかし最早風前の灯、バーンのカラミティウォールが迫りくる中、ポップはバーンの3つの超必殺技を代わりに受けることで出来る隙をダイに攻撃させようという算段です。ヒムはその案に乗り、カラミティウォールを受け止めに行きます
更に目を潰されたラーハルトも続きます。決死の覚悟の二人の突撃にたまらずバーンは天地魔闘の構えから必殺技を繰り出しますが、その隙にポップがメドローアを放ちます!しかしバーンはフェニックスウィングで弾き飛ばします
シャハルの鏡の反射
ポップは天地魔闘の構えからの必殺技の際一瞬出来る硬直の瞬間をダイに見せるためにメドローアを放ったのです。しかしダイ達は3撃加えてから止めを刺さなければならないため、攻め手が足りません。ポップは両手に別々の魔法を宿し、特攻します
当然爆裂呪文は弾かれ、ロッドでの攻撃も砕かれ、フェニックスウィングの餌食になるかと思いきや、なんとポップは胸にシャハルの鏡を隠し持ち、反射してしまいます!炎に包まれるバーン、皆が作ってくれた一瞬の隙を逃さず、ダイが渾身のアバンストラッシュを放ちます!
しかしバーンは炎を払い、ダイの攻撃に備えます。またしてもバーンの方が一枚上手…と思いきや、ダイは実はアバンストラッシュX(クロス)を放っていたのです。バーンは左腕が斬れ、一瞬怯んだ隙にダイは休まず次の一撃を胸に突き刺します
ピラァ・オブ・バーンの恐怖
剣が刺さったままダイはなんと自らライデインを放ち、相打ちを狙います。最早ギガストラッシュを放つ体力がないダイは、何発もライデインを放ち、ダイ諸共バーンを倒そうとします
しかしバーンはバーンパレスのピラァ・オブ・バーンという究極兵器を見せ、地上に落としてしまうのです!眼下にいたフローラ達の生死は絶望的です。しかもピラァ・オブ・バーンの頭頂部には黒の核晶があり、それが爆発したら大変なことになります
既にロモス北西、オーザム南部、バルジ島、パプニカ西部、リンガイア王国、そしてここカール北部に落とされ、点を線でつなぐと六芒星になります…同時に爆発すれば六芒魔法陣の魔力によって増幅され、確実に地上を吹き飛ばすと言います
例えバーンを倒しても地球を救えないと悟ったダイは崩れ落ちます…ポップも絶望して泣き叫ぶところでこの巻は終わります
まとめ
無敵に見えた天地魔闘の構えですが、攻・守・魔の3連撃は基本的に受け身的なものなので、バーンからは放てないのです。ポップはこの3連撃後の一瞬の硬直に勝機を見出し、続々と仲間が倒れる中、決死の突撃をします
無鉄砲に思えたポップの突撃でしたが、意図があり、爆裂呪文(1)、ロッドでの攻撃(2)、そして、フェニックスウィングをなんとシャハルの鏡で反射(3)という離れ業を繰り出し、出来た隙をすかさずダイがこちらも工夫を凝らしたアバンストラッシュX(クロス)から相打ち狙いのライデインという目にもとまらぬ連続撃でした
最早ギガストラッシュを放てる体力がないための苦肉の策ではあったようですが、ここで、バーンが切り札、ピラァ・オブ・バーンの映像を見せて来ます
バーンパレスの6つの柱を地上に落とし、その頭頂部には黒の核晶があります。6つの点を繋げば六芒星になっており、誘爆したら地上は消えてしまうでしょう
例えバーンを倒しても、地上が滅んでしまう…絶望がダイとポップを覆い包み、最後の望みすら消えかけています。この絶望的状況、果たしてどうなってしまうのでしょうか?続巻もコミックスで読みましょう!!
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