「GANTZ」第12巻の深まる謎と思わず熱くなるバトルシーン~和泉の念願叶う!そして、舞台はジュラシックパーク??~

前回までのあらすじ

ガンツの部屋に戻るために新宿で無差別大量殺戮を行う和泉。偶然居合わせた坂田チェリーの奮戦も空しく、凶弾に倒れてしまいます…

和泉の思惑成功!玄野はスーツなしでのムチャな課題!

多恵を探し周る玄野は、泣き叫びます。和泉は変装を解きます。すんでのところで玄野多恵はすれ違い、逆に多恵和泉と遭遇し、同行してしまいます

和泉は隙を見て多恵を薬で眠らせ、写メを玄野に送り、都庁の第1展望室までスーツは脱いで銃だけ持って来るように電話します

要求通り玄野は都庁に向かいます。和泉西部劇の撃ち合いで決着を着けようと言います。緊張の10カウントの後、二人は発砲します。玄野は胸を撃たれ倒れます。しかし、Xガンの上トリガーでロックオンなので、下トリガーを弾いて発射、相打ちとなります

死の恐怖の中、なんと和泉ガンツの部屋に行くことに成功します。何故かパンダに懐かれます(笑)

玄野も死んだのかと思っていたら、ガンツの部屋に転送されます。まだ…俺にチャンスをくれるのか…玄野は複雑な心境です。和泉がいることが分かり、猛然と掴みかかりますが、スーツなしでは勝者は目に見えています。先程の西部劇のくだりで玄野和泉にスーツは着るなと言われていたため、現実世界にスーツを置いて来ているので、今回もスーツなしです

部屋には今回の大量虐殺でやられた多くの新メンバーがいます(坂田チェリーもいます)。その中にタレントのレイカもいます。いつものようにラジオ体操の歌が始まり、今回の星人が写ります。今回はかっぺ星人となっています。和泉はこの情報が当てにならないことを知っています。球から武器が出てきてから、奥のドアが開くことも知っています。他のメンバーはおっちゃんレイカ以外転送されてしまいます。そして、今回のミッションで玄野15点以上取らないと死ぬとガンツに表示されます

今回の舞台は??

今回のミッションの舞台は千葉の幕張のようです。和泉はスーツもレーダーも持っています。今回はカンを取り戻すことに専念することとするようです

玄野おっちゃんレイカにスーツを着させます。2人が転送されてから、奥の部屋が空いていることに気づき、中に入ってみると、見たことのない乗り物(近未来的デザインです)があります。玄野はこれを使うことにします

いつも通り状況を分かっていない新メンバーが移動可能範囲外に出てしまい、頭が爆発します。坂田チェリーは咄嗟に他のメンバーの頭を透視し、脳に爆弾が入っていること、戻ると音がしなくなることに気づきます。流石の冴えを見せます

ジュラシックパーク!

大きな建物の中ではトリケラトプス和泉を待ち構えています。

レイカに見とれながらも、玄野はレーダーで星人の場所を突き止め、おっちゃんと二人中に入って行きます

世間話をしながら中を探索していると、おっちゃん小型肉食竜に襲われます。しかしおっちゃんはスーツを着ているので無事です。すんでのところでしっぽの攻撃をかわした玄野は、スーツがないことを悔やみます。しかし、持ち前のスピードを活かし恐竜たちを銃で倒していきます

和泉トリケラトプスの角に一閃され、倒れますが、剣で角を切り落とします。すると意味不明な言葉を発しながらトリケラトプスは人間のように身体が変わっていきます。恐竜に圧倒されますが、和泉はこの極限状態・緊張感が心地良いようで、スポーツでは得られない快感、俺の生きる場所と実感します。

剣の長さを伸ばした和泉は、筋力を総動員し、トリケラトプスを真っ二つに切ります!流石経験者だけに、カンは取り戻したようです。何故か近くに例のパンダがいます(笑)

スーツを着るとスーパーマンになれる玄野に言われた通り、おっちゃんは岩も発泡スチロールのように簡単に粉々にしてしまいます。すると首長竜の親子を見つけます。

場面変わって、別の場所ではガングロギャルかっぺ星人を見つけ、格闘します。かっぺ星人が謎の奇声を発したあと、小型肉食竜が4匹現れ、ガングロギャルは食われてしまいます

そのまま小型肉食竜が他の新メンバーを殺戮していきます。そんな中瞬時に状況に適応してきた坂田チェリーが闘いに臨みます。坂田チェリー能力で恐竜の弱点の右胸を破壊し倒していきます。も持ち前の格闘能力で弱点を攻撃し倒していきます

玄野おっちゃんとのやりとの最中、誤って首長竜の子どもを撃ってしまい、首を飛ばします。首のない恐竜が話かけてきます。その圧倒的な攻撃になす術なしかと思いきや、おっちゃんがしっぽを抱え恐竜を持ち上げてしまうところでこの巻は終わります

まとめ

和泉は思惑通り大量虐殺の末に死に、ガンツの部屋に行くことに成功します。道連れにされた新メンバー達も、まさか犯人が和泉だったということは変装のため分かりません。この理不尽さこそ、まさにGANTZらしい展開ですね

和泉過去の記憶から、このゲームのコツが分かっているので、どんどん順応していきます。しかし、この状況を楽しんでいる様子からも、その異常さが伝わってきます

田中星人戦の時と同様なんとスーツなしで、しかも15点以上取らないと死ぬと宣告された玄野ですが、経験と持ち前の生存本能でなんとか生きています。スーツを着ているおっちゃんと協力しながら、この難局をどう打開していくか、興味は尽きませんね!次巻も読みましょう!!

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