「GANTZ」第13巻の深まる謎と思わず熱くなるバトルシーン~玄野覚醒!絶対に生きて帰るんだ!!~

前回までのあらすじ

無理難題を押し付けられた玄野はスーツなしでミッションへ。まるでジュラシックパークのような今回のミッションの中、和泉は、玄野は、生きて帰れるのでしょうか…

玄野の生存本能が目を覚ます!

苦戦しつつも、なんとか首長竜を連係プレイで仕留める玄野達。おっちゃんもスーツの使い方が徐々に分かってきます

和泉トリケラトプスTレックスに遭遇します。すると恐竜同士が共食いを始めます。大きさで既に圧倒しているTレックストリケラトプスの腕を噛み切ると、今度は口から弾を発射し、トリケラトプスを倒します

Tレックスは計3体、そのうち2体が玄野達に向かってきます。建物を出て例の謎の乗り物おっちゃんを後ろに乗せ、玄野が運転します

なんとかスピードを出せ、Tレックスを撒いた玄野達、おっちゃんと運転を変わります。おっちゃん玄野に「きみに生きる力を感じるよ!どんな逆境にも生き抜くような強い力!!」と説きます

レイカTレックスに噛みつかれますが、スーツのおかげでなんとか無事です(スーツの耐性は弱まります

からくもレイカを助けた玄野達を、そのままTレックスが追走します。後ろ向きに座った玄野は何度も銃を発射しますが、致命傷にはなりません。2体から放たれた弾は強烈で、玄野ジグザグに逃げるようおっちゃんに指示を出します。緊迫感が半端ないです。この大砲の精度はあまり高くないようです

坂田チェリーにこれが命がけのゲームで今度死ぬとアウトだと、このゲームのルールを自力で解きます

玄野の精神的成長…そして、ついに玄野と和泉の最強タッグが…!?

他の人が巻き添えになっていることで玄野おっちゃんの意見が分かれます。運転しているおっちゃんは人気のないところに向かいます。なんとか1匹始末しますが、玄野は乗り物から落ちてしまい、絶体絶命です

多恵のことを思い浮かべた玄野は、自分を鼓舞し、スーツなしの状態で向かっていきます。噛みつきや踏み付け、しっぽ等の攻撃をかわし、的確に銃で撃ちます。Tレックスの最後の弾攻撃もおっちゃんの運転する乗り物に辛くも乗り込んでかわし、なんと2体とも倒してしまいます

他のメンバーは玄野を称賛します。玄野は事情を説明し、「俺はかなり前からこんな夜を繰り返している、知っている範囲で良ければ話す」と、人間的成長が見て取れます

和泉はついにラスボスと思われる巨大な首長竜を見つけます。なんとか攻撃を受け止めますが、次の攻撃はかわせないと悟ります

玄野達はかっぺ星人に見つかり、例によって小さな肉食竜に取り囲まれます。しかし、坂田チェリーの活躍もあり、独りではありません。心強い援護を受けた玄野は、加藤ならどうするか考え、弱いものからまず守るんだと指示を出します

玄野複数体ロックオンし、一気に肉食竜を倒します。かっぺ星人は巨大化していき黒人が攻撃を試みますが、効きません。が猛然と立ち向かいます

和泉が逃げ出てきた建物から、巨大首長竜が出てきます。星人の姿が見えていない警察官達は、現場の破壊された建物を見ている中、首長竜に一閃されてしまいます

首長竜は喋り出します。「我が子を危めたものどもめ」と。すると玄野が子どもを殺ったのは俺だと囮になります。残り時間はあと7分です

かっぺ星人の圧倒的な攻撃に倒れます。しかし、更に巨大化し、万事休すか…すると、和泉が剣で一閃し、倒します。和泉は協調性0で、自分のことしか考えていません。おっちゃんたちが必死に説得し、和泉を乗り物に乗せ、玄野を助けに行くところでこの巻は終わります

まとめ

数々の修羅場を経験してきた玄野が本領を発揮します。やはりこういった青年向け漫画は主人公が強くてなんぼという側面がありますから、玄野がスーツなしで大活躍する本巻はたまらない爽快感があります

また、玄野の人間的成長も見逃せません。最初のミッションの頃の独善的な態度は消え失せ、多恵という守るべきものが見つかった今は、一人でも多くの仲間を生きて帰すことを念頭に闘っています。ようやく主人公らしい姿が見えてきましたね

相変わらず唯我独尊状態の和泉ですが、玄野の活躍を見て、この二人が手を組めばどんなに強いだろうかと、読者の皆さんは期待してしまいますね!今巻はバトルシーン満載で、緊迫感、爽快感が凄かったと思います。これぞGANTZの醍醐味です。次巻も読みましょう!!

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