前回までのあらすじ
田中星人攻略のコツを掴んだ加藤達。一方玄野は暴走族に連れられとあるアパートに偵察に行かされます。中には大勢の田中星人と、親玉らしき星人が待ち受けていました…
ラスボス戦!絶体絶命のピンチ!!
ラスボス発見!しかしいつものように田中星人に問いかけられ、困っていると、小鳥が玄野の首筋に。口ばしでつつかれ、掴んでしまい、田中星人の機嫌も悪くなります。そしてラスボスにも気づかれてしまいます
場面変わって駐車場を両サイドから岸本、北条で攻め、祖母と孫を助けようとします。田中星人を銃で追い詰めるここの描写の緊迫感はたまりません。着弾までタイムラグがあるため、なかなか直ぐにやられないところがまた焦ります。結局2人は助けられず、加藤は悔しがります。残り時間は15分…
銃を隠し持っていた玄野。この絶対絶命のピンチを、「死んでたまるか」とその凄まじい生存本能が目を覚まします。2階なので、床に銃を撃ち、底を抜かす作戦です
絶体絶命のピンチを、アパートから何とか脱出、2階建ての大きなアパートは崩壊します。この脱出の際の描写もハラハラして緊張感があります。田中星人達を一掃出来た!これで終わったのか?と思いきや、ラスボスに暴走族が連れていかれ、簡単にやられてしまいます
ラスボス戦の結末は!?
圧倒的な存在感のラスボス、北条を吹っ飛ばします。狙いは玄野。肩を掴まれ、空中に連れ去られます。左肩に爪が食い込み、右足も引っ張られ、まさしく万事休す。銃で撃ちますが当たりません。そこでラスボスの口元に伸びている線(通気口?)を引っ張ると、弱点だったようで、落下していきます
爪から離された玄野は、空中で動けないラスボスを銃で撃ちます。これがついに命中!なんとスーツなしでラスボスを倒してしまいます
そのままガンツの部屋に戻れ、採点が始まります
採点…そしてつかの間の日常
生き残ったのは玄野、加藤、岸本、北条、貞子、暴走族の頭、犬の6人+1匹。採点では岸本が10点(今回は田中星人1匹5点)、加藤はあれだけ活躍していながら1匹しか倒していないので5点、貞子0点、北条(ホモだということがばれてしまいます)10点、暴走族の頭0点という結果に
そしてなんと玄野はスーツなしでラスボスを倒したからか、38点という高得点です。無事部屋から出ることが出来ます
岸本は玄野の想いとは裏腹に、加藤を慕い始めます。あまりに加藤君と連呼する岸本に玄野はキレてしまい、岸本は玄野の家を出ていきます。高校生活に戻りますがパッとしない毎日、玄野は早くガンツの部屋に戻って闘いたいと願います
新メンバー追加!
暴走族の頭は、銃を持ち帰り、現実世界でも銃が使えることに喜びます。借金をしていた相手を呼び出して殺し、敵の暴走族を呼び出し、一掃しようとしますが、突然ピンポロパンポンという音と共に、死んでしまいます。ガンツの武器を悪用していたからなのでしょうか?謎が残る描写です
岸本が帰って来ないかと願う玄野、バイトしたお金が貯まり弟と二人暮らしが出来ると喜ぶ加藤と、二人の想いは正反対です。部屋に行き、活躍したい、岸本に逢いたい玄野、守るべきものがあり、部屋に行きたくない加藤…悪寒がし、部屋に転送されます。すると今回も新しいメンバーが9人も加わっています
状況が分かっていないメンバーに、テレビにも出ている僧侶が極楽か地獄に振り分けられる場所だと諭します。前回生き残ったメンバーも転送されて来ます。暴走族の頭は現実世界で再度死んでしまったからか、転送されて来ません。説法をしていた僧侶に加藤は現実と状況を伝えますが、なかなか受け入れてくれません
新メンバーたちは念仏を唱え始めます。岸本の想いはやはり加藤にあるようで、玄野は失望します。すると新メンバーの中の唯一の女性が玄野に興味を持ちます
加藤はガンツが歌を歌い出すと予言します。実際その通りに事が進みます
女性は玄野のことが気に入ったようです。ここで5巻は終わります
まとめ
田中星人戦編が終了しました。結局スーツを着ていなかった玄野の大活躍で幕を閉じました。この辺から玄野の野生本能が覚醒し始めます。また、加藤は出来る限り多くのメンバーを生き残らせたいという正義感溢れるリーダー的な存在へなっていきます
岸本を巡る3人の関係性も複雑です。岸本を想う玄野、加藤を想う岸本…この微妙なすれ違いが、今後どうなっていくのか、非常に気になりますね
そして、新メンバー達が果たして次のミッションでどうなるのか?また、玄野に興味を持った女性の真意とは?
更に広がり続ける興味と謎に、GANTZワールドに足を踏み入れた読者の方は、魅了されることでしょう。是非続巻もご覧下さい!
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