「BLUE GIANT」8巻のジャズと宮本大の成長物語~平の言葉に動揺を隠せない沢辺の苦悩…JASS躍進への芽が少しずつ開花!カツシカジャズフェス出演へ~

前回までのあらすじ

更にソロの出来から態度にまで悪評を付けられ、は去り、沢辺は普通あそこまで言うか?あの人いい人だな…とSo-Blueの大きさを感じ入ります…

心を入れ替える沢辺

沢辺は名も知らないある人物を探し奔走します。練習後珍しく沢辺の家を訪れ、意外に質素な生活に驚きます。沢辺は自身のソロについてに聞くと、は自分が世界一だと思って吹いている、話にならないと一蹴します

沢辺は例の人物が金田豆腐店に勤めていると突き止め、その丁寧な仕事ぶりを見て、こういう人が聴きに来てくれているのかと感じ入り、先日渡し損ねたサインを渡し、次はもっと良い演奏をすると約束します。沢辺は夜TAKE TWOを訪れ、夜通しピアノを弾く事にします。アキコは風邪を引いたようで、自宅で一人寂しくお粥を食べます

翌日アキコは友人と会い、友人は変わらないアキコに喜びます。アキコは学校を突然辞めジャズシンガーなり、その後ジャズバーを開き、今も独身です。こんな時代にジャズをやりたいという若者が現れたら、アキコは迷うことなく勧めると断言します

沢辺は無の境地になるべくずっと弾き続けますが、アキコが帰って来てどうだったか聞かれても、全然ですと答えます

少しずつ芽が出始めるJASS

は往年の名プレイヤーがキャリアも下り坂な中、相変わらず好待遇を求めて来る姿にうんざりします。沢辺に言い過ぎたと感じており、他の若手バンドの演奏を観てもJASSは面白かったからつい言い過ぎてしまったと自戒します。するとたまたまと居合わせ、一杯おごると誘います

は自身の身の上は明かさず、沢辺がSo-Blueに出たい事もには伏せている事を悟り、更に話を聞き出し、沢辺が今壁にぶち当たっている、でも絶対破るだろうと断言します。は相変わらず往年の名プレイヤーにお世辞で最高のプレイだったとおだてます

JASSのライブ中、「N.E.W.」のソロで沢辺が今一つと感じたは、何とそのまま続けろと指示、沢辺は苦心しながら極限状態まで自身を追い込み、やがて無心となり圧巻のソロとなり、玉田も満足して引き継ぎます

演奏後21ミュージックの五十貝が訪ねて来ます!まだまだ具体的な話ではありませんが、JASSの音源を聴きたいと言うのです。その後3人は打ち上げをし、一人舞い上がっていますが、この小さな一歩を喜びます

ジャズ担当の五十貝は自身の手掛ける神木の初版枚数の件で上と揉め、増やせないか交渉しますが、ジャズは特に難解で売れにくいと言われ、何とか粘り500枚増の2000枚とし、神木に報告、神木は嬉しそうです

カツシカジャズフェスへの出演依頼

玉田は大学に行っていない事を母に知られ電話が掛かって来て、仕方なく大学に行きますが、熱中出来るドラムというものがある中、他の学生達と温度差を感じています。ただ、プロになる気はないようです。玉田は母に今ドラムに熱中しており、必ず就職はするから留年させて欲しいと告げます

玉田はスティックが潰れるくらい練習を重ね、沢辺にドラムソロを聴いて欲しいと持ち掛け、精一杯叩きます。玉田は正月に一度実家に帰り、留年についてきちんと説明してくるとに話します。玉田がいないので一人暮らし状態になると喜ぶでしたが、10万円が入った財布を落としてしまいます

メンテナンス代の残りの3000円で年越ししなければならず、練習を重ねると自転車のチェーンが外れる等散々ですが、それでも前を向きます。実家に帰らないに家族から電話が掛かって来ますが、彩花に寂しくはない、今とても充実していると話します

は神社でなけなしの100円をお賽銭に入れ、もっと良い音が出せますようにと願います。年明け戻って来た沢辺にジャズフェスに出ないかという依頼が舞い込み、チャンスだと3人は感じます。メインアクトの天沼率いるアクトの前座という立ち位置です

はジャズバーで酔っ払ったおじさんのお世話をし、おじさんはかつてデクスターとプレイしたこともあると言うのです!誰も信じないのだと言うおじさんに、は信じると断言します

カツシカジャズフェスの出演者打ち合わせに出向いた沢辺は打ち上げで天沼JASSを推薦したものの、ライブを観た訳ではないという事で憤ります。天沼は戦略的な構想も含めて自身のバンドを考えている中、沢辺はもっと単純に一人でも多くの人にボクらの音楽を聴いてもらうために出演すると言い切ります

沢辺天沼に大言壮語し、フェス出場は慣れ合いの場ではなく勝負の場だと言い、うちのテナーを見れば全部分かると豪語したところでこの巻は終わります

まとめ

にはっきり言われた事は沢辺には相当ショックだったようで、得意のソロで壁にぶち当たる等苦難な時期となります。自身が慢心していたと感じた沢辺はサインを断ってしまった事を悔いて、人物を探し当て、わざわざサインをしに出向くのです

ミュージシャンはある程度の自信も必要でしょうが、リスナーあってのものだという謙虚な姿勢も持っていないとなりません。まだ何者でもない沢辺の横柄な態度が気に障ったですが、JASSの演奏が面白かったからこそつい言い過ぎてしまったと自戒します

星の数ほどバンドは生まれて来ますが、10年・20年経ってもずっとトッププレイヤーでいられるかは誰にも分かりません。往年の名プレイヤーが陰りが見える中好待遇を求めて来る姿には多々感じ入る部分があるようです

JASSにも少しずつ蒔いた種が芽吹いて来るかのように、良い話が舞い込んで来ます!21ミュージックの五十貝や、カツシカジャズフェス出演依頼等、若さを買われてとはいえ、以前は考えられなかった展望が待っています

このチャンスを不意にせず、更なるステップアップを図る事ができるのでしょうか?3人の頑張りに期待したいですね!9巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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