「極黒のブリュンヒルデ」第11巻のあらすじ

寧子と真子の死闘から1ヶ月が経ちました
ヴィンガルフからの追っ手はなく、鎮死剤のレシピも手に入ったので寧子らは天文台での元の生活に戻ります
佳奈は中学校に通うことになり、良太の親戚の結花のクラスメイトになったので彼女との付き合いが生まれました
そんな時、ヴィンガルフから暗殺を命じられた3人の魔法使いが偶然佳奈を発見してしまいます
一方でヴィンガルフを追う記者がおり、なんと彼女の目的は行方不明になった彼女の妹の佳奈を見つけることでした
鎮死剤を見つける戦いは終わり、新たに孵卵の恐怖が魔法使いを襲う新章の始まりです
名シーンベスト3!
3位 カズミ、佳奈、初菜の3人が温泉で語り合うシーン
「いつ化け物になって殺されても
心残りがないようにしないとね」
ヴィンガルフの追っ手はなく鎮死剤切れの心配もなくなった天文台の魔法使いたち
カズミは生きる希望を持っていいのだと突然良太にベッドインを求めます
そして寧子が記憶喪失なのを良いことに、自分と良太が付き合っていると彼女に吹き込みました
カズミは温泉でそのことを話すと佳奈は呆れますが、初菜は自分たちはいつ化け物になるか分からないからと賛成の様子です
カズミのやったことは汚いと思いますが、鎮死剤があってもいつ死ぬか分からない身なのでしょうがないのかもしれません
恋に燃えるカズミがなんとも魅力的な名シーンです
2位 佳奈に嫉妬した魔法使いが襲い掛かるシーン
「だって…
うらやましかったんだもん…」
最強の予知能力者である瑞花を失った作戦をしくじり消された男性ですが、奇跡的に助かり病院に入院させられました
そんな彼を消すために3人の魔法使いが派遣されますが、なんと彼女たちは結花とクレープを食べる佳奈を発見します
佳奈を尾行する3人ですが、その内の一人、るるみが我慢できず飛び出しました
彼女は自身が持つ人形と佳奈を同期させて操り地面にたたきつけます
続いて結花に同期させ、空に放り投げて墜落しさせようとしましたが、佳奈が人形をキャッチして事なきを得ました
3人の1人、委員長が戦いを止め、るるみを叱るのですが彼女は泣きながらうらやましかったと言います
佳奈たちは自由を得ましたが、いまだ不自由を強いられる魔法使いたちがたくさんいるという何ともやるせない名シーンです
1位 良太が佳奈を慰めるシーン
「今までの私よりも…
今の私の方がいいかも
しれないってちょっと思った
…ありがと」
寧子を助けに行くために非常用ボタンを使い動けるようになったが予知能力を失った佳奈
彼女はそのことを気にし、懸垂で体力作りをしたり、ナイフを降って人殺しの練習をします
そんな彼女に良太は、今まで彼女が予知魔法のために自分を犠牲にしていたことはみんな知っていて感謝しているから思いつめず自由を楽しむように言いました
それで気が楽になった佳奈は彼にお礼を言います
そこで終わればいいのに良太は以前彼女のトイレを世話したことを言い佳奈を怒らせました
良太にだけ心の内を明かす佳奈と良いこと言うけど余計なことまで言う良太の掛け合いが楽しい名シーンです
次回の見どころ
寧子、カズミ、初菜の3人がメイド喫茶でバイトします
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