「ゴールデンカムイ」11巻のアイヌ文化と食と金塊争奪サバイバル~所謂イッちゃってる人物総登場!稲妻強盗と蝮のお銀の愛…動物とウコチャヌプコロする姉畑市遁を追え!~

前回までのあらすじ

杉元アシリパと語らいながら、干し柿が食べたいと言い、アシリパは干し柿を食べたら戦争へ行く前の杉元に戻れるのかな?、全てが終わったら杉元の故郷へ連れて行け、干し柿を食べてみたいと話します…

蝮のお銀と稲妻強盗

鹿にくるまり温まっていた杉元達でしたが、死臭にヒグマが集まって来て白石の奇行で命からがら助かります。このまま網走方面へは行かず、十勝方面から釧路へ行く事になります。アシリパはエルム(ネズミ)用の罠を張り、ぺったんこになったネズミを捕っていきます

鯉戸少尉は鶴見中尉に心酔しており、会うと動揺して何を喋っているのか分かりません(笑)月島伝手で話をする鯉戸少尉、鈴川の刺青人皮を見せ喜ばれ、小樽で一緒に囚人狩りに参加せよと言われ悦に浸ります

谷垣はフチの様子をアシリパの叔父から手紙で聞き、死装束を準備していると悟り、必ずアシリパを連れて帰ってフチを元気にさせると決意します

十数年前、蝮のお銀という女賊が何人もの旅人を千枚通しで殺害していました。同時期に稲妻強盗坂本慶一郎という男がおり、凶悪だからこそ惹かれ合い、悪事の共稼ぎをしていました。稲妻強盗は一時捕まり監獄へ収監されており、刺青入りです

アシリパは尾形に焼きネズミを食べさせますが、リアクションがないためいつヒンナ出来るか?と言いますが尾形は淡泊です

尾形は回想で母がいつもあんこう鍋を作っていたエピソードを語ります。折角鳥を射止めて来てやってもあんこう鍋を作るのです

尾形は殺鼠剤をあんこう鍋に混ぜ、母が死ねば父も流石に来るだろうと踏んでいましたが、あなたは来なかったと嘆きます。父(花沢中将)は自刃した事になっていましたが、それは尾形の仕業で、妾の子として愛を受けずに育てられた事を恨んでおり、本妻の子(勇作少尉)を殺し、父の目が自分に向くと思っていたのです

ところが実際はそうはならず、何かが欠けた人間…出来損ないの倅、呪われろと言われ、父は逝き、鶴見中尉はひとたらしらしく尾形を労います

現在に戻って鶴見中尉は稲妻強盗が動き出したため、偽刺青人皮を使い罠にかけようとしています。月島が賭場で刺青人皮をまぎれさせ、元日泥一家の夏太郎達が土方のためにと目論む中、お銀稲妻強盗が賭場荒らしを一緒にやらないかと持ち掛けます

お銀の執念

白石は頭を蝮に噛まれますが、致死率は0.1%という事で、誰も毒を吸い出してくれません。アシリパはヨモギを清め・魔除けの草と称し、白石の傷口にも塗ってあげます。サクソモアイエブ=「夏に言われぬもの」という大蛇の話をしていると、みるみる杉元達の顔は膨れ上がり、座っていた倒木が実はそれだったのです!

蛇の逸話が語られ、稲妻強盗お銀は完全にイッちゃってる中自然に人殺しも行い、夏太郎稲妻強盗が刺青持ちなので絶対に手に入れると気張ります。賭場でお銀が刺青人皮を手に入れると、そこは第7師団の巣で鶴見中尉は稲妻強盗を追い詰めますが、稲妻強盗は身軽でなかなか捕まりません

油を階段に撒かれ、鯉戸少尉達は滑って先に進めません。鶴見中尉はヨモギを燃やして燻り出そうとします。稲妻強盗は俊足で勝負に出ますが、二階堂の仕込み銃に撃たれます!稲妻強盗鯉戸少尉が追い、銃が知らせとなり気づいた鶴見中尉が機関銃を手にします

稲妻強盗は機関銃で撃たれ、お銀も後を追うかに見えましたが、巧みに鶴見中尉に取り付き、鯉戸少尉に首を斬られます。首になってもお銀は足に噛みつく執念を見せ、正に蝮です。夏太郎お銀から刺青人皮を譲り受けており、土方に渡そうと向かいます

イッちゃってる学者・姉畑市遁

エゾシカの無残な死骸を見つけ、猟師の仕業でもないため、アシリパは不審がります。湿地帯で丹頂鶴を罠で捕まえ、鍋にしますが泥臭いようなムッとする変な匂いがします。アシリパ杉元にどうして金塊が欲しいのか問うと、戦争で死んだ戦友の嫁さんをアメリカに連れて行って目の治療をさせてやりたいと言われます

アシリパが鶴の舞を踊っているとチカパシがそれを見つけインカラマツと共にやってきます。一緒にいるはずの谷垣は「カムイを穢す人間がいる」と地元のアイヌに犯人だと誤解され追われているのです。真犯人は鈴川が言っていた囚人だと踏んだ杉元谷垣救出に向かいます

姉畑市遁という自称学者は奇行が目立ち、チカパシがなついたため油断していると、翌朝二瓶の銃と弾薬と共に消えていました。穢された鹿を丁重にカムイノミ(神様へお祈り)する地元アイヌに事情を聞き、アシリパは人間が鹿とウコチャヌプコロしても子供なんて出来ないのに…と呆れます

谷垣は誤解されアイヌに捕まりますが、尾形が現れ、鶴見中尉の命令で俺を追って来たのか問うと、谷垣はもうとっくに降りた、世話になった婆ちゃんの許に孫娘(アシリパ)を無事帰すのが「役目」だと言い、そのまま村に連行されます

アイヌから刑罰を食らおうとしている谷垣杉元が仲裁し、3日以内に真犯人を連れてこいと言われます。谷垣姉畑がヒグマに興味を示していた事を話し、杉元は刺青ごと食われちまうと慌て、姉畑がウコチャヌプコロする前に捕まえるとアシリパと共に森で探すところでこの巻は終わります

まとめ

今巻でもゴールデンカムイ名物イッちゃってる人物が多数出て来ます。稲妻強盗と蝮のお銀のコンビは強烈なキャラクターでした。特に千枚通しでまるで必殺仕事人のように人を殺すお銀はその色香も含めて読者に大きなインパクトを残します

二人は心底愛し合っており、壮絶な最後を遂げますが、お銀は首になっても足に噛みつくという執念を見せ、最終的には2人並んで逝けた事は幸せだったかもしれません

もう一人イッちゃっている人物・姉畑市遁は先述していましたが、ゴールデンカムイ内でも唯一無二の奇行の持ち主です。学者と称していますが、様々な動物とウコチャヌプコロし惨殺する困り者で、誤解された谷垣もたまったものではありません

姉畑が刺青入りという情報から、ヒグマにウコチャヌプコロする前になんとしても捕まえなくてはなりません…この奇人変人総登場のゴールデンカムイから目が離せませんね!12巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

おまけ

ゴールデンカムイのアニメⅢ期のOP曲はFOMAREの「Grey」となっています。疾走感溢れる若手バンドの勢いを感じさせる爽快なナンバーとなっておりますので、こちらもチェックして下さい

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