『五等分の花嫁』11巻|四葉の過去、そして一花の決断

「五等分の花嫁」第11巻の目次です

第88話 私とある男子①

第89話 私と姉妹②

第90話 私とある男子②

第91話 偶然のない夏休み

第92話 秘密の痕

第93話 ツンデレツン

第94話 分枝の時①

第95話 分枝の時②

 

あらすじ

五つ子姉妹が小学生の時のこと、サッカーの監督に頼まれてサッカーの試合に助っ人として参加します

同じ顔が複数人いることで相手は戸惑い見事勝利しました

監督は特に四葉が良かった、他の姉妹は手本にするようにと言い四葉は喜びます

しかし四葉は財布をなくしてしまいみんなで探すが見つかりません

四葉は代わりに摘んだ花はどうかと見せると他の4人も同じ花を摘んでいるのでした

帰宅した母親は彼女らを抱きしめ5人の健康こそが幸せだと言います

5人が京都へ修学旅行に行くと四葉だけはぐれてしまい、そこで風太郎と出会い一緒に回りました

2人ともお金をなくし夜の神社で互いのことを話し、一生懸命勉強して稼げるようになり家族を幸せにしようと話します

そこにマルオが来て2人を見つけました

四葉は旅館で二乃に風太郎のことを話すのですが、一花が風太郎とおしゃべりをしていてショックを受けます

そして四葉はリボンをつけるようになりました

四葉は母にリボンや成績が一番のことから自分は他の姉妹と違うことをアピールするのですが、母は一番にならずともみな特別、何があっても一緒にいて欲しいと願っていると言います

そして母はなくなりマルオに5人はひきとられました

中学生になり四葉はさらに勉強を頑張るのですが成果は出ません

高校生になると部活に集中して成果を出しますが追々試不合格で落第になりました

四葉はマルオと学園長に特例で転校で済ませられることになりましたが、他の姉妹はカンニングで合格したと言い出し一緒に転校することになります

その時四葉は母が言っていた5人でいることの意味を感じ取りみんなのために生きることを決めます

そして転校先に風太郎がいて四葉は気付くのですが風太郎は気付きません

風太郎は学業を頑張っており、自分はテスト0点のために名乗りでることができませんでした

風太郎が家庭教師になり勉強を頑張ったら名乗り出ようかと考えていたら、三玖、一花と姉妹は風太郎のことを好きになっていくので思い出と想いを封印することにします

そしてブランコに乗りながら風太郎のことを好きだと1人つぶやくのでした


それから五つ子のアパートの取り壊しで元のマンションに戻ります

風太郎はクラスのみんなと海で遊びますが、五つ子がいたらもっと楽しかったのだろうと思いました

それで彼女らをプールに誘い遊びます

バイト先の店長がバイク事故に遭い二乃と見舞いに行くのですが、なぜか彼女はツンツンとした態度で風太郎に接しました

一花が退学し女優業に集中することにしましたが、風太郎と三玖が事務所に乗り込み説得を試みます

 

感想

四葉はあれだけ頑張ったのに何がいけなかったのでしょうか

単に勉強に向いていなかったのでしょうか

それとも幸せにしたかった母が亡くなったせいでしょうか

努力が報われないシーンはとても心が痛くなります

さらに転校のことで他の姉妹に負い目ができてしまい、そこから解放されて欲しいと思うのでした

そして一花の退学事件ですが、彼女も長女なので姉らしくしようと大変だったのでしょう

でも風太郎と三玖のタッグで無事説得できて良かったのです

ラストの彼女の何とも幸せそうな表情がたまらない巻でした

あと風太郎をバイトに誘う三玖、無理にツンツンしていた二乃、プールで気を回し過ぎたり風太郎の頭をお腹に乗っけていた五月など、五つ子それぞれの魅力が出ていたのも良かったです

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