『五等分の花嫁』5巻|五月が家出し、風太郎宅に居候!?

「五等分の花嫁」第5巻の目次です

 

第33話 お見舞いエンカウント

第34話 今日と京都の凶と共

第35話 探偵風太郎と五人の容疑者たち

第36話 勤労感謝ツアー①

第37話 勤労感謝ツアー②

第38話 リビングルームの告白

第39話 七つのさよなら①

第40話 七つのさよなら②

第41話 七つのさよなら③

あらすじ

風太郎は林間学校で倒れ入院していました

そこで五つ子が見舞いに現れ三玖と一花にコッペパンを口に詰め込まれます

話していると楽になり寝ていると思い出の京都旅行のことを思い出します

目を覚ますと五月がおり、なぜ勉強をするのかと問われ、5年前の京都への修学旅行を話しました

風太郎は金髪、ピアスをしたやんちゃ小僧だったのですが、竹林という学級委員長の女の子が真田というメガネの少年と幼馴染で学級委員長同士でお似合いだと言われており自分が不要だと思います

それで京都で1人わざとはぐれていたら盗撮魔だと疑われ警察にカメラを見せるよう言われましたが、中には竹林の写真がいっぱいありためらいます

そこに助けに現れたのは思い出の女の子で彼女と一緒に京都を周りました

その時彼女が買っていたお守りを五月が持っており、5年前の京都で買ったのかもらったのか覚えていないと言い、五つ子の内の誰かがその女の子ではないかと風太郎は疑います

勤労感謝の日、三玖と一花からデートの誘いのメールが風太郎に送られましたが、彼は勉強をするからと断ります

しかし妹のらいはに林間学校で四葉にお世話になったのだからお礼して来いと言われ、四葉に会って何が欲しいか聞きました

四葉は風太郎を連れ回し、五月がお気に入りのレストラン、三玖がお気に入りのスパ、一花が出演している映画が観れる映画館、二乃が欲しがっていた服を売っている服屋に行きます

風太郎は四葉の好きなものは何なのか聞くと四葉は悩んだ末に分からないと笑って答えました

それから一花、三玖など他の姉妹に見られたらまずいと逃げ回った先には四葉のお気に入りの公園があります

そこで一緒にブランコをこいで楽しい時間を過ごしました

期末試験が近づくある日、風太郎は五つ子の家で勉強をします

しかし、二乃は風太郎の存在が気に食わず部屋に戻ろうとすると三玖が風太郎が作った教材を持って行けと迫りました

二乃は怒ってそれを切り裂くのですが、そこに五月が来て二乃を平手打ちします

すかさず二乃は平手打ちしかえし、結果、二乃と五月は互いに意地を張って家出してしまいました

風太郎と三玖は三玖の顔を手掛かりに人に聞いて周り二乃の宿泊先のホテルに行きますが追い返されます

五月は財布を忘れておりどこに行ったのか分かりません

風太郎はいったん帰宅し、夕食のカレーを持って行こうとしたらなんと五月がそこで食事していました

五月は風太郎父とらいはに迎えられて暫くそこに泊まることになります

風太郎は二乃と五月のことで悩むのですが、さらに四葉も陸上部の助っ人に参加していました

一花と三玖にはそのまま勉強を任せ、二乃と四葉を追いかけ回しますが何もできません

風太郎は人に必要とされる存在になるために勉強してきましたが何もできないとうなだれます

そんな時にある女性がやってきて風太郎に久しぶりと言いました

感想

林間学校が終わり風太郎と五つ子姉妹のほのぼのした回が続くなと思ったらなんと二乃と五月の喧嘩です

物語にはそういう展開も必要だとは思いますが、とても心が痛くなりそれを何とかしようとする風太郎を見るのも辛いです

次の巻では仲直りして欲しいなと思います

それはそれとして、「ドメスティックバイオレンス肉まんおばけ」は面白く、二乃は良いセンスしていると思いました

三玖が自分の顔で二乃の居場所を探すのも最高で、あと五月が上杉家で平然とカレー食べていたことも笑いました

他に印象に残ったのは風太郎の5年前ですが、どうして自分は必要のない人間なんて考えていたのかが気になります

風太郎の母親のことは出て来ていませんがそこに関係があるのかなと思いました

風太郎と四葉のデート回ですが、まず一花と三玖の誘いを勉強するからと断るところがさすがです

そして風太郎がいる中での四葉の試着もドキドキものでした

その四葉は他の姉妹と違って好きなものが分からないというところが不安です

これからたくさん見つけて行って欲しいし、風太郎がその助けになってやって欲しいと思いました

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