『寄生獣』第5巻名シーン3選|組織化する寄生生物!能力を強める加奈!新一は悲劇を止めるため駆けるが…

「寄生獣」第5巻のあらすじ

新一とミギーは2匹の寄生生物をつけると市長選に参加する寄生生物の群れに遭遇し驚きます

そしてその場で加奈と会い、そこが彼女の地元だと知りました

新一は彼女の寄生生物の気配を感じる能力と、彼女が住む場所に寄生生物の組織があることを心配します

新一を想う加奈は寄生生物の気配を感じる能力をさらに強め、ついには寄生生物に自分の気配を伝えてしまい悲劇の幕が開くのでした


「寄生獣」第5巻の目次

第27話 演習

第28話 平和な日

第29話 加奈

第30話 超能力

第31話 赤い涙

第32話 田村玲子

ゲストコミック 寄生OL(須賀原洋行)


「寄生獣」第5巻の名シーンベスト3!

3位 謎の寄生生物が武装したヤクザ相手に素手で立ち回るシーン

「これは実験だ
自分としてはなかなか上手く動けたと思う」

第27話より


ヤクザの事務所を訪れたにやけづらでタンクトップと短パンの男性

彼は素手で人の頭を潰し、高速で立ち回り、そして頭に日本刀の刃が食い込んでも平然としています

明らかに寄生生物なのに頭を刃にすることなく、素手で人を殺して行くという戦闘パターンが今までのと異なる個体です

この時点での情報から考えると彼も新一と同じように寄生生物の細胞が体中に散った存在にしか考えられませんがはたして…

まだ彼は新一とは関りがありませんが、物語に大きな不穏さを与える名シーンです

2位 里美が新一の変化を受け入れられず泣くシーン

「もっと早くに…
もっともっと仲よくなってれば…
たったいまも…
きみが間違いなく泉くんだってこと…」

第28話より


新一と里美、2人は島田の事件の後も順調に交際を続けています

デートする2人ですが、新一の感性や切り替えの早さに里美はついていけません

新一は険悪な雰囲気の母子を見て苦しくなり自分の胸に穴が空いていることを感じますが、すぐに元通りになりミギーと混じっていることを実感します

2人はキスをするものの、里美は新一の変化を受け入れられず、もっと仲よくなっていれば本当の新一なのかすぐ分かるのにと涙するのでした

2人のどちらも悪くないのに心の距離が空いてしまう…何とも切ない名シーンです

1位 新一が加奈の死に怒り嘆くシーン

「ミギー
ぼ…
防御たのむ…」

第31話より


新一は加奈を心配し、ミギーが眠っている隙に加奈に本当のことを打ち明けますが加奈は信じません

加奈は寄生生物の気配を感じ取る能力を新一との運命だと勘違いし、ついには寄生生物に自分の気配を伝えられるようにもなりました

ミギーは新一にそれを打ち明け、新一はミギーに正体を見せることを頼み、ミギーは悩んだ末に了解します

しかし加奈と会う約束は少しの掛け違いにより、彼女は寄生生物の方に行ってしまい殺されてしまいました

新一は怒り、ミギーに防御を頼むと寄生生物の胸を左手で貫き投げ飛ばして心臓を抜き取ってしまいます

これにはミギーも感嘆しました

加奈は新一の腕に抱かれて亡くなるのですが、それでも涙が出ない彼は頭を樹に打ち付け自分の血の色を確認します

新一が涙を流せなくても彼が泣いていることが分かる名シーンです


次回の見どころ

田宮良子が雇った探偵は新一の秘密を知ってしまいます

彼の処遇をどうするか意見が分かれる新一とミギー

正体が知られれば人類と寄生生物、どちらの組織からも追われることは明らか!

彼らに味方はいるのでしょうか…

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