「NANA」20巻の数々の恋模様とバンド活動の光と影~レンがトラネスを脱退!?レンの薬を抜けさせる為に思案するタクミとレイラ…休養するレイラに会いに車を飛ばすレン、まさかの交通事故!?~

前回までのあらすじ

麻雀大会をしているナナ奈々タクミからレンを永遠に失いたくなかったら今そばにいろと脅されたと連絡が入りますが、ナナから電話する気はなく、仕方なく奈々が電話するとレンは元気です。シンの事を忘れられないレイラの下にタクミが現れ、会えないと寂しくて死んじゃうと言うと俺が死なせねえよとレイラを抱きしめます…

レンがトラネスを抜ける!?

別の時間軸では、タクミは海外でもう一人の子、とおり、奈々とは別居中で、ナオキと談笑しながら、レイラのギターなら歌うそうなのです…

現在に戻ってレン奈々の子に一ノ瀬皐と名付けます。花の名前・漢字一文字という希望があった奈々は一目で気に入り、女の子が生まれたらそう名付けようと決めます。レンタクミレイラを抱いた事を悟っており、トラネスの為とは言えよくやると呆れます

シンはファンにまだ見捨てられてなかった事を喜びますが、相変わらず煙草は止められません。美里は家出し詩音の下に転がり込み、ヤスも会いに行きます。レンタクミにトラネスを抜けたいと切り出します。ナナ奈々と電話し、巡業中ですが会いに来れば良いと言われ奈々は喜びます

百合、映画主演決まる!

ヤス詩音から事情を聞き、2人でいても手持無沙汰だから美里が起きたら連絡すると言われ、詩音に自分の煙草を吸わせ去ります。タクミレイラを呼び出し、レンに今抜けられたら困ると説得します。作曲はレンの仕事なので、アレンジはタクミがやるとはいえ欠ける事は許されないのです

タクミレンのスケジュール調整をして、上手く薬を抜けるように諭し、レンは震える手でナナに会いてぇと嘆きます。巡業中のナナ銀平に世話を焼かれ、レンとはもー毎晩毎晩会いたくねえと複雑です。レイラレンの下に現れ、タクミと口論となり、あたしはタクミの為に歌っているわけじゃないとぶちまけます

トイレに入ったレンはまた薬に手を出そうとしますが、レイラが止め、歌って欲しいと言うものの、ナナはお前を抱いて眠るよりお前の子守歌で眠る方が嫌がるかなと言うのでレイラは歌えません。奈々は大阪のナナの下へ行きたいと言い、タクミレンも連れて行けと言われ、電話しますが、レンは仕事があります

すると木下レンを大阪へ連れて行こうとします。レンはお前ががっかりして責めるべき相手はタクミでも上司でもなくおれじゃねえの?と本心を突き、引き帰させます。香港から帰ったミュー百合が契約を更新した事を責めますが、百合はベストセラーの映画(ポルノ)に出たかったからと言い訳します

理屈で考えるミューと直感で生きる百合は反目しますが、入れ違いでヤスが現れ、ヤス詩音から電話が入りますが構わずミューにキスをしミューはときめきます。百合は「隣の奥さん」シリーズの主演に抜擢されたとノブに報告し、シンと共に喜びます

百合はAVの仕事の事を気にしており、ノブに真意を問いますが、ノブは割り切っており、これを機にメジャーの仕事が来るかもしれないと後押しします。レイラは自ら身を引き、その時間でレンが薬を抜けるようにしばらく羽を休め、自分の歌う意味をもう一度見つめ直すと姿を消します

レンが交通事故!?

タクミが調子が悪そうで、奈々ナナに会いに行けなくなったと言い、ナナはいつもの事だと感じつつ、みんなあたしより大切なものがあると気落ちします。レイラシンからのメールに泣いて喜びます

美鈴はサーチの倉田に尾けられ、美里の今後を心配しつつ、ナナより子供嫌いの元夫との暮らしを選んだのだと明かします。サーチは更にレイラが過労でダウンした事を目ざとく聞きつけ、更にレンがマイカーで飛び出したので後をつけます

美里の兄(高広)に美鈴から電話が入り、美里の居場所は分かったものの一緒に連れて帰れないとごねます。美里は母が出て行き、高広が結婚し加世子に母の居場所を取られるみたいで(むしろ高広を取られるのが嫌)、家出の原因が記者の嫌がらせだけではなかった事を詩音は悟ります

兄を愛してしまっている美里を諭しながら、自身も報われない恋をしている事を指摘されますが、詩音は博愛主義者のヤスを困らせる事になるので身を引いているのです。ミューヤスと結ばれ、感極まり幸せな時を過ごします

運転中のレン奈々は電話を掛け、ナナは落ち込んでいるだろうなと感じつつ、その前に歌姫(レイラ)を城へ連れ戻さないととやはりトラネスを守りたいのです。の顔見るまで死ねねえよと言うレンですが、雪道に入り、サーチが目ざとく追いかける中、ラジオから唐突にブラストの曲が流れて来てレンは動揺します

車が建物に突っ込んだところでこの巻は終わります

まとめ

今まで数々の出来事がありましたが、遂にレンはトラネスを抜けると言い出し、その事からタクミレイラも困惑し、レンに休養の名目でレイラが先に過労で休暇を取る事とします

百合は仕事の契約を伸ばし、ノブという彼がいながらAVという仕事をしている事に罪悪感を感じていますが、ノブは寛容で、映画の主演の話も来て夢が叶いそうです。こういった仕事をしている人は恋人にある程度寛容さが求められるでしょう

二転三転してナナではなくレイラに会いに車を飛ばすレンですが、サーチに目ざとく尾行される中、唐突にラジオからブラストの曲が流れて動揺し、どうやら事故を起こしてしまったようなのです!風雲急を告げるNANA、次巻が実質最終巻です…21巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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