「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」1巻の数々の激戦と成長譚~ザク、コロニー侵入でガンダム発見!アムロ、ガンダムに搭乗しザク2体撃破!赤い彗星のシャア現る~

はじめに

テレビアニメ放映後社会現象となり、数々の名作シリーズが生まれているガンダム。その1stシリーズを安彦良和先生による独自解釈も含む大胆なリアレンジが加えられ、雑誌掲載時から大人気となり、その後映画化もされたのがTHE ORIGINです。1000万部突破の人気作に今回はスポットを当てていきます

コロニー内にザクが侵入

MS(モビルスーツ)ザクがコロニーへの侵入をはかります。器用にゲートを開け、侵入するとコロニー内はサイレンがこだまします。ザクは木馬(ホワイトベース)を探しているのです

ホワイトベース内でテム・レイブライトに息子の存在と、ガンダムが量産されれば戦争は終わると話しています。サイド7には協定により戦闘艦は入港できない事になっており、ジオンのムサイは近隣に接舷して待ち構えます

アムロが父のコンピュータのデータを漁っていると、フラウが現れ、元気良くアムロの世話を焼きます。隣にはハヤトが住んでいますがお互い無関心です。フラウを乗せアムロは車でドッキングベイに向かいます

ザクはあくまで偵察が任務だと念を押しコロニー内に入ります。連邦軍の旧型のMSの残骸が転がっており、模擬戦を行った痕跡があります。するとバルカンで発砲され、応戦しますが、ハイパーライフルが効いていないのです!そこには大きなシールドを持った新MS・ガンダムがいます

ガンダムは肩のキャノンとビームライフルの火力が尋常ではなく、一蹴してしまいます。ザクは複数で攻め、ヒートアックスでキャノンを斬ると、もう一機が近接したためガンダムは至近距離でビームライフルを発砲、コロニー内で大爆発を起こし穴が開きます

この爆発でガンダムは戦闘不能になり、02は?と首脳陣が慌てる中、ジーンのザクは怒って辺り一帯を無茶苦茶に攻撃します。連邦側は02だけでもホワイトベースへと急ぐ中、アムロフラウを家に降ろし、戦場へ向かいます

シャアデニムに突出したと報告され、連邦の新MSが存在すると確信します。アムロは父(テム・レイ)に会いに行きますが、どやされて船に乗れと追い返されます。そこにザクが現れ、02も視認、攻撃をして来ます。連邦側も必死に応戦しますがザクには敵いません

アムロは父が死んだと感じ、怒り向かうとフラウが爆風に吹き飛ばされ、後方の家族は跡形もなく消えてしまいます。呆然とするフラウアムロは叱咤し、走れとドッキングベイに向かわせます。アムロはザクを憎み、ガンダムに接近します

アムロ、ガンダムに搭乗

アムロは父のコンピュータの情報からガンダムだと分かっており、操作するとハッチが開きます!弾みでコクピットに入ったアムロは目の前のザクに怯えながら記憶を探りガンダムを操ります。ジーンはガンダムが動き出し驚きます

アムロは手当たり次第に攻撃出来るものは?と探し、バルカンを発射します!完全に立ち上がり、ザクにバルカンで応戦します。テムはザクにはバルカンではダメだとコクピットに回線を繋げと言います。バルカンが弾切れになり、ガンダムは掌でザクのライフルを抑えると、物凄いパワーで張り手をします

更にザクの口部分を掴むと、そのまま投げ引きちぎってしまいます!尋常ではないパワーなのです。ザクが逃げる中、テムから「ビームサーベルを使え」と指示があり、ガンダムはザクを一刀両断します!動力炉を破壊したため物凄い爆発が起き、コロニーに穴が開いてしまいます

残ったザクが敵討ちだと肉弾戦を展開、まだガンダムに慣れていないアムロは苦戦します。アムロは反省からコクピットだけやれるか?とビームサーベルを上に突き立て、上手くコクピットのみ破壊、爆発を防ぎます

赤い彗星のシャア

シャアはザクを一度に5機も失い、「認めたくないものだな、若さ故の過ちというものを…」と呟きます。ムサイがコロニーを砲撃し、協定は破られたため、応戦せざるを得ません。ホワイトベースの艦長は搭載艇で出撃、艦をブライトに委ねます

民間人は大混乱の中、ホワイトベースに乗り込みます。フラウは子供達の世話をし、セイラから救護の手伝いを依頼されます。リュウの運転する搭載艇でムサイを狙いますが、完全には破壊出来ず、逆に被弾し、艦長は負傷します

フラウセイラと共にコロニー内に残った民間人を救助し、たまたまハロを見つけ喜びます。セイラは強盗犯を乗せる場所はないと強気な一面を見せます。また、弱音を口にしたカイを「軟弱者!」と平手打ちし、カイセイラが医療ボランティアチームの新入りだと知っています

艦長はガンダムが無事な事に安堵し、通信を繋ぐと何とパイロットはケンプではなくアムロなのです!子供が乗っていると驚くブライトでしたが、艦長は受け入れ、取り合えず格納庫に収容する事になります。ホワイトベースの総舵手にミライが志願し、艦長は「ヤシマ家の!」と喜びますが、ブライトはまた民間人が…と困ります

艦長が負傷中のため、ブライトがそのまま慣れない指揮を取ります。ホワイトベースはコロニーを発進し、アムロは戦闘態勢で護衛しますが、ブライトと口論になりそうなのでセイラが通信士を務めます。ガンダムはなんとか射出され、早速ミサイルを2発とも破壊します

すると通常の約3倍のスピードで接近するMSを確認、艦長は赤い彗星・シャアだと怯えます。ルウム戦役で5隻の戦艦がやられているのです。シャアが「見せてもらおうか…連邦軍の新MSの性能とやらを…」とにやけるところでこの巻は終わります

まとめ

最早説明不要のあの1stガンダムが安彦良和先生の筆で漫画化されるとは当時は衝撃を覚えたものです。THE ORIGINはアニメ版や映画版とはまた違った解釈でお話が展開されるため、その違いを見つけるのも楽しいですね

今巻は基本的にはアニメに忠実な内容とはなっていますが、細部にこだわりが散りばめられており、是非噛み締めながら読んで頂きたいです。多感な時期のアムロがその天性の才能から初見でガンダムを動かせてしまうというのが今後のロボットものの在り方を決定づけます

軍と民間人の素人集団のホワイトベースが、手練れのジオン軍にどう挑んでいくのかが見ものです。アムロ生涯のライバルとなるシャアの名言が幾つも飛び出します!こうやって漫画で文字として記載されると、その名言の秀逸ぶりが身に染みますね

パイロットとしてまだまだ未熟なアムロがルウム戦役で戦艦5隻を沈めたというシャア相手にどんな戦いを見せるのか…2巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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