「ランウェイで笑って」第11巻目次
87着目 指切り
88着目 癪だろ?
89着目 幕開け
90着目 ヤクソクの意味
91着目 満足ですか?
92着目 カプセルコレクション
93着目 ちょっかい
94着目 パパラッチ
95着目 ジグソーパズル
「ランウェイで笑って」11巻名シーンベスト3
3位 それならあとは私たちが間に合わせてあげる
“作り方”・・・までは育人くんが準備してくれるんでしょ?
一日あればいいよ
それならあとは私たちが間に合わせてあげる
95着目より
柳田のカプセルコレクションに出す服を任された育人。3着中2着は完成することができたが、残りの1着は奇抜なデザインの為、作業は難航します。それでもなんとか作り上げた育人であったが、なにやら違和感を感じてしまいます。期日も目前になった時、育人は違和感の正体に気づき作り直すことにします。作り直す旨を第3ラインのチームメイトに伝えると今までコネ入社だと言って育人をよく思っていなかった人達がこれまでの育人の成果を認めて快く手伝ってくれるシーンです。
今まで嫌われていた人達に育人の人柄と実力で認められるシーンは見ていて気持ちよかったです。こういった展開は他の漫画でもありがたな展開ですが、何度見ても胸熱です。
2位 見せてやる面白いファッションショーを
なに俺に媚びたんだお前
お前がなりてぇのはデザイナーだろ
お前芸華祭でなんて言われた?
見せてやる面白いファッションショーを
92着目より
アプロの第3ラインデザイナーとして雇われた柳田であったが、知り合いに声をかけてもらっての入社であった為、コネ入社だと周りから実力を認めてもらえませんでした。育人は言葉足らずの柳田の代わりにチームメイトに説明していましたが、柳田の下で働いていた育人もコネ入社であると言われて話を聞いてもらえません。とうとうチームメイトの不満が爆発して一触即発のムードに。そんな時、柳田が取った行動はカプセルコレクションを開いて実績でみんなを認めさせることでした。育人がいろいろと手を回してくれていたことを知りながら、デザイナーながらの戦い方を育人に教えようとするシーンです。
よく思っていないチームメイトに媚びるわけではなく、あくまでデザイナーとして戦おうとする柳田は相変わらずかっこいいです。また、芸華大ファッションショーで躓いた育人のために、自分のショーを見せることで教育しようとする柳田の優しさも感じました。
1位 俺があなたよりいいパタンナーになれば満足ですか?
どうなれば満足ですが
柳田さんがやめれば満足ですか?
俺がやめれば満足ですか?
柳田さんの実力が証明されれば満足ですか?
・・・それとも俺があなたよりいいパタンナーになれば満足ですか?
91着目より
柳田、育人がともにコネ入社であると思い込み、認めてくれようとしないチームメイト。その火種は第4ラインデザイナーを任せられている佐久間美依にも向けられます。佐久間はコネで入社してからファッションショーで大失敗をしてしまい、周りからはよく思われていません。それでもいつも明るく振る舞う佐久間に育人もお世話になることがありました。ある日、チームメイトの不満が爆発して柳田の文句を言うことから育人と言い合いになります。そこに居合わせた佐久間は育人が怒らないように落ち着かせますが、チームメイトはコネ入社である佐久間にも文句を言い始めます。自分に火の粉が降りかかってもなお育人を止めようとするが、耐えきれず佐久間の目には涙が。それを見た育人がチームメイトに怒りをぶつけるシーンです。
育人が作中で怒ることはほとんどないのでとても迫力がありました。人のために怒れる育人の優しさが感じられました。また普段優しい育人がたまに出す迫力のあるシーンはどれも見応えがあります。
まとめ
第11巻はアプロ社員同士の人間関係がメインのお話だったと思います。
こういったドロドロの人間関係は1歩間違うと読者に不快感を感じさせるため難しいと思うのですか、とてもスッキリとした読み味で良かったです
第12巻はカプセルコレクション本番です。色々あった人間関係も良くなりあとは結果を残すだけ!育人の頑張りの成果に注目です。
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