「SLAMDUNK」5巻の数々の熱戦と成長譚~冴える桜木の読み!?勝負のダブルチームに仙道は!?~

前回までのあらすじ

ボルテージが上がっていく魚住桜木魚住のオフェンスにフンフンディフェンスで対抗します…

桜木の高度な読み?!

まるで壁のようなディフェンスでなんと魚住からボールを奪う桜木彩子直伝のドリブルから庶民シュートを繰り出します

しかし、魚住にブロックされ仕切り直しに。陵南勢は必ず流川にボールを集めてくると予想する中、桜木はなんと木暮にパス!木暮が得点します

田岡監督流川マークを読んで木暮にパスを出すという高度な読みをしているのか?と推察します。事実次もまた木暮にパスを出す桜木木暮は得点を重ねます

スコアは65-68に!田岡監督が「ヤツは切れる」と震撼する中、桜木は単純に流川にパスを出したくないだけでした(笑)

反撃で仙道が加点します。ディフェンス時に流川は足がつってしまいます。桜木流川の足を蹴って選手交代だと喚きます

なかなか自分にボールが回ってこない流川は、オフェンスリバウンドを自ら獲ってゴール下を決めます

勝負の分かれ目…リバウンド

拮抗した試合展開になると、リバウンドが勝敗の分かれ目になってきます

陵南魚住が202cm仙道が190cm池上が183cmに対し湘北は桜木が188cm流川が187cm木暮が178cmと赤木不在が悔やまれます

リバウンドが強いと周りの選手も思い切ったシュートが打てる等メリットも多く、如何に制空権を獲るかがカギとなります

そんな中、桜木が抜群のジャンプ力からリバウンドをもぎ取ります!さらにボールを奪おうとした越野を吹っ飛ばし(ヘルドボール)、場内は騒然となります。赤木との特訓の成果でしょうか?

調子に乗る桜木に、魚住が洗礼を浴びせます。魚住は巧みなポジション取りから今度はリバウンドをさせません。田岡の予想する通り、基礎がなっていないのです

魚住のダンク後に安田の3ポイントが決まり、4点差に縮まりますが、所詮単発と陵南は慌てません

スクリーンアウトが分からない桜木魚住はリバウンドを取らせません。魚住にダンクを食らいます

すると、「ちが~う!」と赤木がコートに戻って来ます。赤木流川を休ませるために交代してコートに入ります

安西監督はラスト2分で流川を再投入すると話します。残り時間は3分です

勝負所の白熱の攻防戦!

赤木がゴール下を決めます!ケガの影響を微塵も感じさせません。

リバウンドで桜木は再度赤木に「ちが~~う!!」をどやされます。桜木は特訓時にいいポジションを身体を張って取るスクリーンアウトのことを思い出します

仙道のシュートが落ち、桜木は今度は基本のスクリーンアウトを怠らず、リバウンドを奪います!この順応性の高さが後々活きてきます

自らのゴールに加え、「ハエたたき」がさく裂し、赤木は絶好調!さらに木暮の3ポイントが決まり、湘北は逆転します

ここが勝負所と見極めた仙道は切れ込んでダンクから赤木のファールを貰いバスケットカウントで3点プレイとします。落ち着いているのです

仙道に負けたくない桜木ですが、次のプレイで仙道に追いつくものの、仙道はジャンプシュートに切り替え、加点されます。赤木は良く追いついたと呟きます

仙道の自力は完全に桜木を上回っていますが、絶対に諦めない桜木の全力プレイに息が上がっています

ここで残り2分となり、潮崎に代わり流川が再登場します!

勝負のダブルチーム

安西流川桜木を呼び、仙道へのダブルチームという作戦を授けます。あれだけ敵対していた2人ですが、負けるよりはましだと協力してディフェンスします

田岡はディフェンスの凄さより、あんなに楽しそうにプレイする仙道は初めて見たと呟きます

仙道はドリブルを一旦緩めると桜木が油断し、そこを突いて突破、魚住にパスを出し、加点していきます

陵南流川仙道桜木池上が対応に切り替えます。桜木は不服のようです

残り1分ちょっとで4点差…次の一本を止めればまだ逆転のチャンスがあると安西は呟きます。仙道へのダブルチームというところでこの巻は終わります

まとめ

拮抗するゲーム展開の中、桜木は素人同然ですが、彼のプレイが要所要所で効いてきます。単純に流川にパスを出したくなかったプレイが、逆に陵南には高度な読みからくるプレイと誤解されるのです

物凄いジャンプ力を見せリバウンドをもぎ取る桜木ですが、教わったスクリーンアウトのことを忘れ魚住に抑えられます。赤木復帰後、特訓のことを思い出した桜木は再度リバウンドを奪います。果たして今後制空権を握ることは出来るのでしょうか?

安西にダブルチームで抑えるように指示が出される中、仙道は苦境も楽しそうにプレイしています。彼には困難も物ともしない強靭なメンタルがあるようです

試合も終盤です。果たして勝つのは陵南か?湘北か?次巻も読みましょう!!

おまけ

SLAMDUNKの初期ジャンプコミックスには表紙裏に井上雄彦先生の文章が載っています。販売当初の文章なので、非常に若々しく初々しい作者の当時の出来事が書かれていますので、ファンの人はチェックしてみましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました