「テニスの王子様」21巻の数々の激戦と成長譚~不調に思われた中、菊丸ステップで華麗に復活!プレッシャー対決を制したのは海堂!青学勝利で決勝の相手は強豪・立海大付属~

前回までのあらすじ

不二のつばめ返しを完璧に分析した佐伯がアドバイスをし、はついに返球してしまいます!更にもう1球打って来ると読み、佐伯がトスで加点、「ダメじゃん菊丸、俺をフリーにしちゃ」と決め台詞を吐きます…

菊丸ステップ覚醒!

佐伯菊丸をマークしつつ更にフリーになりとの連携で不二にも揺さぶりを掛けています。佐伯のポテンシャルは最高潮に達し、オープンスペースへのフィニッシュボレーも完璧でしたが、ここで菊丸が覚醒し驚異の動きを見せるのです…まるで菊丸が二人いるかのように!

このステップは追い上げの切り札となり、菊丸ビームも決まり一気に4-3とします。竜崎菊丸大石不在で様々なタイプとペアを組んだことで進化し、苦労し却ってプレイに色々な幅・そして自覚を与えたようだと分析します

オジイは真ん中に打つよう指示を出しますが、今度は菊丸が3人おり返され、トップスピンロブで菊丸の頭上を越えるボールを放つとそれこそ不二のつばめ返しの餌食です。この最強コンビを止める術はなく、6-3で青学が勝利します

これで2敗の為、次が負けたら勝負が決まってしまうのではプレッシャーかかるなあと逆立ちします。シングルス3はリョーマではなく海堂の出番です。海堂は序盤から飛ばし、スネイクやブーメランスネイクで加点、一気に4-0とします

プレッシャーに強い二人

しかし六角側はがワザとこの状況を作り、プレッシャーを楽しもうとしている意図に気づきます。突如動きが良くなり、1-4と反撃の狼煙を上げます。のデータを見てみると、は7-5等接戦が多く、圧倒的という訳ではないのですが、試合を落とす事はないようです

逆にワザと毎回0-4等の不利な状況を作り自身にプレッシャーを掛けているのだとしたら…と大石は慄きます。リョーマはアップをしていると、別会場で立海大付属が不動峰を圧倒しているところでした。切原が6-1で制し、3連勝で決勝に駒を進めます

はコードボールを狙って打っており、ついに4-4の同点まで追い上げます。は女の子にモテる為に自身の演出をし、今度はコードボールをライン際に落とすと凄みますが、海堂は覚醒しスネイクで返球・加点します。海堂は頭から血を流しながら、自身もプレッシャーに強いと自負します

決勝の相手は強豪・立海大付属!

海堂はバンダナで応急処置し、の美学を悟った上で、俺流のテニスで倒すと豪語します。スネイクの威力が増し、6-5とを追い込みます。ここでもはコードボールを狙いますが、失敗し、体力が奪われればコントロールも鈍る、そして体力の落ちた敵をジワジワいたぶる…これが海堂のテニスだ竜崎は感じます

結局7-5で海堂の勝利、青学が決勝へ駒を進めます!竜崎は立海大付属と不動峰の試合のビデオを見せ、部員はその圧倒的強さを目の当たりにします。全員が全国区プレイヤーで手塚が7人いると思ってくれと言われ、部員は怖気づきます

リョーマは唯一実際の試合を見ているため、COOLドライブを完成させてやると気張ります。他の部員達もタダでは負けねーぜと士気が上がります。大石は病院でよく頑張ったねと褒められます。練習で皆気合が入る中、リョーマはラケット3本もガットを駄目にし、同時に張り替えしてくれるのは23.8キロ先の大型スポーツショップしかないと言われ、に脅され走って行くことになります

青学メンバーは普段の倍以上のメニューをこなし、物凄い気迫です。不動峰戦ではダブルスで出ていた真田は決勝ではシングルスで出て来る事が予想される中、不二は最も要注意なのは2年生エース、切原だと断言します

スポーツショップの帰り道手塚以外は雑魚と断言する切原リョーマが「俺にも本当のテニスって奴を教えてくんない?」と問い、切原が「高くつくかもよ」と返したところでこの巻は終わります

まとめ

不調に思われていた菊丸ですが、ゴールデンペアの大石不在で様々なタイプとペアを組んだことで進化し、苦労し却ってプレイに色々な幅・そして自覚が芽生えたようで、魅惑の菊丸ステップが炸裂します!まるでコートに2・3人いるかのような自在のステップで翻弄し、更に天才・不二の存在もあり勝利します

ダブルスを2勝した青学はシングルス3でリョーマではなく海堂を送り込みます。相手のは1年で六角の部長を務める程なのですが、彼には独特の美学があり、先制させ自身を窮地に追い込みプレッシャーをワザと与えた上で逆転するのが得意なのです

事実4-0から4-4まで追いつく精神的強さを見せますが、プレッシャーに強いのは海堂も同様で、怪我もしながら粘っこいテニスを披露し、結果7-5で勝利、これで青学は3連勝、決勝へ駒を進めます。ブレイクタイムを挟んで、決勝の相手は強豪・立海大付属、分析を始めます

あの不動峰を全く寄せ付けない強さを見せた立海大付属、真田はダブルスで出場していましたが、決勝ではシングルスで出て来ると思われ、中でも一番の要注意人物は2年生エース・切原です

決勝戦前にたまたま外で出くわしたリョーマ切原、喧嘩にでもならなければ良いのですが…22巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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