前回までのあらすじ
オグリキャップ絶好調でバチバチです!世界ナンバーワン決定戦と言っても過言ではないレースの記者会見でフォークインとも再会、それぞれ雄弁で勝利を確信しており、ギャラクシーレコードじゃあ!と気張るシーフクローにオベイユアマスターはかかって来い挑戦者共と不気味で11月26日JCは後”事件”と呼ばれます
パドックではシーフ~不機嫌、スーパークリーク・オグリ~登場で藤井怖いです(笑)例によってJCはカツラギエースとシンボリルドルフが勝って以降日本勢は勝ててません。絶好調のオグリ~、六平とグータッチで勝って来いと送り出されます。オベイ~貫禄の登場で小細工無しの真っ向勝負です…
超ハイペースのJC
オベイ~は勝負服であん娘なりの覚悟やろねとトレーナー、”約束”があるげなと今回は裏表無しとします。ファンファーレが鳴り響きゲートイン、出揃いスタートです!横一線から微温いとシーフ~より先にイブビンティ飛び出ます!「最強が先頭を走る」というのでしたらそれはワタクシと気張ります
シーフ~が荒れる中3番手フォーク~という態勢です。まるでマイルGⅠの様なペースで有り得ません。ペース落ちずウマ娘の巡航スピードはハロンタイムで平均12秒程度の中11秒台と「常識」通じない2人です。問題は位置取りでオグリ~内側を危惧されますがマイルCSで耐性が出来ており悪くありません
キミの代わりに世界一になると気張るオグリ~、各ウマ娘第3コーナーに差し掛かりラスト800M、マイルCSの勝ちタイムより速いです。速いなんてモンやない…1800Mの日本記録やと藤井は戦慄します
もう一枚の”王”=ANTI CYCLONEが割って入る
欧州中距離王者としての意地を見せるイブ~に貴様だけは敵と認識してやろうとシーフ~バチバチです。オグリ~の膨らむ癖から外に出してはいけないと内に封じ込めようとするとコーナーワークを修正しレースを重ねる度に貪欲に学習して無限に進化する文字通り怪物です
1分58.0秒とイカレとる展開で藤井驚愕、遂にレースを牽引して来た2人がのまれます。~クリーク伸びずオグリ~に続くのはオベイ~、200Mだろ?と灰の怪物VSWILD JOKERの一騎打ちです!ところがそこに意識の外からやって来たもう一枚の”王”=ANTI CYCLONEが割って入ります!
フォーク~はNZマタマタでエラズリー姉様にゾッコン、彼女はGⅠを5勝もしたNZの大スターです。ところが満を持して出走したJCでエラズリー8着の惨敗、世間はリベンジをフォーク~に託します。そのプレッシャーは半端なく、フォーク~は私は誰…と鏡の前で泣き出しそうで自分を見失います
2分22秒2という驚異の記録でJCを制したのはフォーク~
第二のエラズリーと比べられ疲弊したフォーク~、それでも「誰か」の代わり・夢じゃない、私はフォーク~と気張り3番手だったのに落ちずに先頭に残ってます!誰も「私」を視てなかったクセに…と自虐するフォーク~に全速力でオグリ~追いつきます
オグリ~は最初に会った時から特別な気がしていたと迫りますが脚勢が同じになってしまい平行線です。ここまでに見え頑張ってとオグリ~への声援が鳴り響き何故そんなに真っ直ぐでいられるのよ…アンタとアタシの何が違う…羨ましかったんだとフォーク~は悟ります
身勝手な期待も押し付けられた夢も嫌な顔せず素直に受け入れる真っ直ぐで理想的な偶像になるべきだったとし、だったら猶更敗けるワケにはいかないと気張るフォーク~、”自分”を証明する物語だとバチバチです。「贋物」を倒すのはいつだって「本物」だと2分22秒2という驚異の記録でJCを制したのはフォーク~という所でこの巻は終わります
まとめ
超ハイペースのまるでマイル戦のようなレースとなり際の際の描写が鮮烈でした。飛ばしに飛ばした2人がレースを作り、のまれると更に加速する2人に割って入ったのは今巻の主人公=フォーク~です。前巻では健康ランド師匠というほんわか立ち位置でしたが、今回はNZのラズベリーの代わりという重圧です
どのウマ娘もそうでしょうがプレッシャーが半端なくそれでも結果を出さないといけないのですから非常に過酷です。そう考えるとオグリ~は今まで常に善戦し安定した結果を残してきた稀有なウマ娘と言え絶大な人気にも納得です。その末脚凄まじく、デッドヒートを制したのは逆にフォーク~でした
2分22秒2という日本レコードどころか世界レコードも更新し敗れはしましたが最早社会現象ともなったオグリ~の勢いは衰えません。タマモクロスの意志を受け継ぎオグリ~は次の戦い=有馬記念を見据えます…15巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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