「ZETMAN」4巻の深まる謎と思わず熱くなるバトルシーン~閉ざされた建物でパニック要素満載!仕組まれた乱交パーティーの意図とは?プレイヤーは高雅の父・天城清造が生み出した道楽の果て!?~

前回のあらすじ

高雅はいつの間にか寝ており、アマギコーポレーションの夢を観ていました。建物の中に入ると、通信機付きの時計は使えなく、却って腹が座ります。高雅が意を決して建物の奥へ入って行きます…

数々のトラップの脅威!

高雅は導かれるままにイヤホンを付け、先に進むと、高雅のファンがパーティーを楽しんでいます。サインをねだられ困っていると、どうやら閉じ込められたようです。するととある女の子が隠し通路を見つけたので一緒に逃げようと言って来ます

同時に元居た部屋にも新たな部屋が出現したようです。混乱する高雅は、まず新たな部屋を確認して全員を救出するべきだと考えます。すると隠し通路を見つけた女の子が新たな部屋のベッドに飛び乗り、「君はまた間違えた」と言うとベッドごと潰されてしまいます!

現場は一気にパニックになり、何とか扉が開き女子がわらわらと出ていくと、そこには鉄球を振り舞わすハンマーマンが現れます!高雅は単身向かっていきますが、当然倒すなど無理な話です。この状況でも高雅興奮しています

反対側の扉が開くと、そこから壁がせり出して来て、挟まれてしまいます。3巻で高雅と握手をした女の子が隠し部屋に落とされると、そこには偽の高雅がいて、興奮剤を噴射され、他の女は犯され始めます

女の子は脱出しますが、様々な場所で同時進行で偽高雅が女を犯している異常事態です。しまいには偽高雅2人に見つかってしまいます

高雅は先程のベッドの破壊がトラップだと見抜きますが、今度はハンマーマンが本当に女の子を攻撃して来ます。迫りくる壁に挟まれ、ハンマーマンが襲って来る絶望的状況、ジロウ高雅の甘さを指摘しますが、高雅は怯まず何度でも立ち上がります

高雅打開も、ジロウ登場で明暗…

高雅は武器を使うも当てた場所が悪く効きません。高雅ジロウに最初に倒す悪の名前を知っておきたいと言い、ジロウは面食らい、顔が老化していき、慌てて薬を飲みます。ジロウの子どもは虫を使ってハンマーマンを操っているようで、高雅がハンマーマンの首に武器で攻撃すると虫が落ち、ハンマーマンは倒れます

そのまま壁が狭まって高雅は挟まれますが、ハンマーマンがいたお蔭で高雅は何とか無事です。壁の上に避難していた女子はボロボロの高雅を観てヒーローだと言います

しかし他の女子は掌を返したように冷めており、高雅に冷たく当たります。ジロウの言葉で、奥にエレベーターが現れますが、パニック状態の女子達は何も考えずに走って向かって行ってしまいます

高雅から最初にサインを描いて貰った女高雅のことを見直し、改めてサインが欲しいと言いますが、そこで数多のビームが発射され、女子達は命を落とします。高雅も右手を失います。ジロウはついに高雅の前に姿を現し、この世の生き地獄から解放してあげたよと言います

天城清造が道楽のために造らせたプレイヤーとは!?

必死に抵抗する握手をした女の子の強い意志を感じ、監視していたジロウの子どもが興味を示します

建物にある男が侵入し、この乱交パーティーの様子を撮っているビデオを観ながら、高雅が同時に2人いる模様を観て、あり得ない状況で使えないじゃないかと怒ります

ジロウの子どもは偽高雅に虫を付け、必死に「ココロ」を探ります。偽高雅ジロウの子どもに操られ、女の子を犯すのを止め、もう一人の偽高雅を屠ります。今のうちに逃げるように言われ、女の子は必死に逃げます

先にはジロウの子どもが待っており、一緒に逃げようと手引きします。ジロウの子ども女の子高雅と一緒で強い心を持っていると言い、悪が嫌いだと言います

ジロウ高雅の偽善者ぶった全員を助けるという理念に疑念を抱いています。何度も選択肢を間違っていると言います。冷徹な判断を取らなければダメだと言うジロウは、以前の放火魔事件の時親子全員を救うより、子どもだけ救うべきだったと言い、高雅はだったら自分は合格だったと感じます

高雅はいつの間にか車椅子に乗っており、右手には義手のようなものがあてがわれています。ジロウの案内で建物の奥へ進みます。研究室のようになっており、そこには化け物のようなものが無数にあるのです

ジロウが尊敬する博士・桐島博士と神崎博士によって作られたプレイヤーだと言い、それは高雅の父・天城清造が道楽で金儲けのために造らせたと言います

未だ信じきれない高雅に、ジロウは子宮から出来た最初の成果・7体の素体のうちの一つ、偽造人間を見せるところでこの巻は終わります

まとめ

この巻は高雅中心の一種お色気・パニック色の強い、ZETMANの中でも象徴的な巻になります。高雅はその強い正義感から状況の打開を試みますが、幾つもの選択肢を全員を助けるという意志のせいで、犠牲が出てしまいます

高雅に興味を持つジロウは何かテストのようなものを実践していたようですが、結果多くを失った高雅に父・天城清造が造り出したプレイヤーを見せ、金儲けのための道楽として生み出してしまったのだと説きます

これと同時進行で、3巻で高雅と握手した女の子の強い意志に共感したジロウの子どもが手助けし、一緒に逃亡します。ジロウの子どもは虫を憑依させることで自由に操作することが出来るようですが、顔を隠しており、まだ全貌は分かりません

建物に侵入してきたとある男は建物に幾つも隠されていた隠しカメラで撮影した偽高雅の乱交ぶりを見て、これでは使い物にならないとこぼします…何か魂胆があるようです

少しずつプレイヤーについての実態も分かって来ました。アマギの裏の顔とはどんなものなのでしょうか?気になる続きもコミックスで是非!!

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