「進撃の巨人」18巻のレビューです
進撃の巨人 attack on titan18巻【電子書籍】[ 諫山創 ]
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エレンの両親であるグリシャとカルラの出会い、そしてウォール・マリア奪還作戦の開始が描かれます
これまでのあらすじ
ロッド・レイスの巨人は倒されヒストリアが人類の女王となりました
エレンの巨人の硬質化した肉体で新たな兵器が生まれより巨人を倒しやすくなります
そしてエレンは記憶にある父グリシャと会っていた謎の男が誰か思い出しました
18巻の展開
エレンたちはある男からエレンの両親のグリシャとカルラについての思い出を聞きます
そしてついにエレンの故郷、ウォール・マリア奪還戦が開始されるのでした
エレンの両親
今回はエレンの両親、グリシャとカルラについて語られます
グリシャは突然壁の外に現れた男性で自分の名前と医者であること以外覚えていない奇妙な人でした
カルラは酒場で働いていた普通の女性です
グリシャは特別である人を称え、自身が持っていた巨人化能力を息子のエレンに伝えました
カルラはまだ赤ん坊だったエレンを指して、偉大でも優れていなくても、この世界に生まれて来てくれただけで偉いと言いました
特別であることを求める父と普通であることで十分だと言う母の元で生まれ育ったエレン
そんな彼は一体世界をどう変えて行くのでしょうか
アルミンの目
日々何も考えず過ごしていたエレン
彼は昔は壁のことなど気にしてはいない子供でした
しかし本を持ってきたアルミンの輝いた目を見た時、自分の不自由さに気付き、その状況を許せないと感じます
そのことをエレンはアルミンになぜ巨人に食べられた自分を命懸けで助けたかを問われて答えました
夢は伝染し力になる
エレンが見る夢は誰の力になるのでしょうか
これからの見どころです
最後に
個人的に見て欲しいところは
エレンの立体機動装置に細工した人
エルヴィンの人類よりも大事なこと
肉に狂うサシャ
誰も止めてくれないエレンとジャン
民衆に吼えるエルヴィン
エルヴィンに認められたアルミン
というところです
エレンの両親、そしてエレンの意識を外に向けさせたアルミン
エレンがどうやって今のエレンになったのかが分かる巻でした
なぜ今そのことが描かれるのでしょうか?
そしてエレンのことを時折不安そうに見るアルミンとミカサ
エレンは彼らの手が届かない遠くへ行ってしまうような予感がしました
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