ためになる!「あかね噺」16巻の奥深い落語の世界~今明かされる一生・志ぐまの知られざる過去編…志ぐま一門再興を誓い朱音前座修行閉幕!読切=タタラシドー掲載~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 一生・志ぐまの知られざる過去編
  3. 一同集まり志ぐま一門再興を誓う
  4. 前座修行閉幕
  5. まとめ
前回までのあらすじ

いつもツケで済ます常連を追い出しますが、先程のヤクザの組長が現れメチャ強く2人は伸されてしまいます。すると先程の常連が蕎麦を食べ始め愛一あいちが殴りかかると組長はこの人だけは無下に出来ないんだ、命を救って頂いた隊長だと事は収まり、弥栄やさか亭の寄席に誘われ師匠=柏家生禄きろくとの出会いです

一生はその寄席での生禄の蕎麦芸に魅せられ何も無ぇのにここには何でもあると感じ一瞬目が合い、テメェの幼さを悟られた気がして肚を決めこの人について行こうと涙します…

一生・志ぐまの知られざる過去編

演目「時そば」に痛みを忘れる位の衝撃だったと志ぐま、早速弟子入り志願する2人一生・志ぐま生禄は良く考えな、身の振り方をよとかわし組長に落語の隊長について問うと戦地で出会った、地獄の中で彼の落語だけが鮮明に聞こえ落語家が人間捨てたらおしめぇよと言われ日陰者なのに胸打たれたという訳です

2人はキヨエ女将に詫びると店は大繁盛、生禄もおり彼がソバの噺演った後はいつもこうでツケも払い2人は住み込みで見習い修行を始めます。初めての楽屋入りも開口一番は任せるなと出番なくうららはマクラはここまで…と因縁の始まりはここからです

柏家三禄の差し金で2年で2人は70席近く覚えますが師匠の言葉は絶対です。生禄は名実共に”大看板”となり様々な噺を自由に紡ぎ語り高座は鮮烈、三禄を継いだら落語界が変わると噂されます。”柏宴”という五年に一度の特別興行に2人は特別に出れる事になります

すると三禄生禄に”柏家三禄”の名をやる代わり2人を破門しろと迫ります。落語の”格”を落とす者は一門に要らんと非情でそれでも生禄はしゃあねぇかと高座に上げる気で、志ぐまは師匠のお陰で俺達人間に成れましたと涙し破門して下さいと請いますが生禄は笑いにするのが落語家だろと曲げません

こうして後の当代一=阿良川一生の初高座の幕が上がります

一同集まり志ぐま一門再興を誓う

演目は「時そば」で生禄はそば食う仕草で中手が起きる事もあるが大事なのはトントン褒める事だと話しており、一生は蕎麦屋出身だけに見事な芸でしたが三禄は三名を破門とします!三禄継げたのにこんなトコで躓いていい男じゃねぇんだよと2人迫りますが寝覚めが悪くて敵わねぇってと悪びれません

一か月後戦時中五十三の噺を自粛・台本を納め弔った”はなし塚”に向かい新しい一門を旗上げすると生禄そば一生ゑん志ぐまに託し自身は五代目阿良川志ぐまと名乗り阿良川一門の誕生です。うららは墓で真打に成れば自分の名を付け直せる、志ぐまを襲名した日生そば”に改名しそれが全てです

LINEで志ぐま一門招集が掛かり朱音何故一番弟子ではなく二番弟子に”志ぐま”を継がせたのか…の理由も今も続く2人の確執も原因は恐らく志ぐまの芸と感じます。鍵は先代、一門の歴史、それを知る唯一の手がかりは一生で託された朱音まいけるしたたかだから心配していません

一同集まりまいけるは大看板になると豪語、連絡があった通り4人はそれぞれ後見人の預かりとなりまたここに帰って来ようと志ぐま一門の再興を誓います

前座修行閉幕

一生一門の預かりとなった朱音魁生に二ツ目昇進決まりました、すぐ追い着きますと告げ、早くしないと真打になっちゃうよと返されます。奥で一生に会う朱音志ぐまの芸について一切を禁じると手厳しく、朱音はこっちだって退く訳にはいかないんすよ‼と荒げモノに出来る腕になったら答えて下さいと…

一生は了承し魅せてみろ阿良川あかねと凄み、上等ッ‼とバチバチな所で前座修行閉幕で3年後仏・パリで朱音が街を歩く所でこの巻は終わります

*読切 タタラシドーが載ってます

まとめ

過去編では2人の今に至る因縁が描かれ、まだ謎も多い中ミステリー調もあり落語漫画にはない新たな一面も孕み物語の奥行が広がります。2人が生禄に活かされた事は分かりましたが、まだ何故一番弟子の一生でなく志ぐまが襲名したのか謎は残りその答えを探す意味でも朱音負けられません

一門は解体されそれぞれこぐま一剣亨二全生ぐりこ泰全朱音一生の後見人預かりとなりますが、まいけるはそれぞれ力をつけて志ぐま一門を再興すると気高く志ぐまからも必ず戻る、心の褌締めて待ってろとメールが届き皆決意は固いです。一生が相変わらず不気味な中、朱音達の奮起に期待しましょう

読切では末永先生と馬上先生の初タッグ作品でお笑い漫画として描かれ空気階段が影響していた事も分かります。この作品での手応えが自信になってあかね噺に繋がったと語られており、是非この目で読んで欲しい名作です。新章開幕する17巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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