前回までのあらすじ
ヨネは青木がどう抜いて来るかよく見ておけよとし、事実抜かれますが戸川は抜き返し加点、2点差です。大事な場面でヨネは転倒、そのまま医務室で目黒は例の点数の関係で出れません。タイガースで絶対替えの効かないのは実はヨネだったのです…ヨネは亮に託し亮は仲間を見捨てたのは自身だったと悟ります
結局負け試合となりますが、野宮は絶対繋がる、次に5人でやる時どんだけ心強いよ?と確信し20点差で負けトイレでヤマから日本代表おめでとうのメールを見て戸川が畜生…と涙します…
タイガース全員ボーズで結束
東京都予選は盤石の強さを見せたドリームス優勝、タイガース残念会でヨネ悔いるもナガノ前向きです。戸川は安田監督との約束についてライバルの予感から来年に持ち越しとされ、全員に非難されボーズになるよとし、安積バリカンで準備良くカラオケで美しい後頭部にお寺?と吹き出します(笑)
亮はタイガースの仲間にしてくれと請い皆とっくに勘定に入れてます。野宮は帰り道今日は負けたが道は続いてると求人雑誌を購入します。高橋は父の家から戻り少しだけ前向きになり自分の人生を投げ出さずリハビリに励みます。父は息子と繋がってたいと店員を困らせ携帯を購入しメイルをしたいと気張ります
ふみかは美容院の娘だけあり散髪上手でイケメン高橋、リハビリ気張りますがマット⇔床の上り下りが本当にきつく、無駄に重てえ体・ただついてるだけのジャマな脚にイラつきます。タイガースの連中はタフで比べて俺は…と野宮面接惨敗です。花咲は余裕で「床トランス」をこなし高橋うんざりです
深夜父から慣れないメイルが届き改行されておらず何度も送信され高橋呆れます
オタクの花咲は床トラ上手
高橋は格闘家が同室になると告げられます。花咲は変わり者も床トラ5セットこなし高橋は歩行訓練を希望、PTは覚悟を決めるという効果があるかもなと了承します。希望の光が欲しい高橋、現実は厳しく足を一歩も動かせず絶望します。野宮は誰にも話せず夏美に会いに行きます
倒産で居場所が無くなり途方に暮れる野宮大泣き、夏美は漫画の投稿に励み歩けなくなって選択肢が減ったから絵は好きだし逆に覚悟が決まった、これしかない!笑いたい奴は笑え!ってと吹っ切れており、野宮は感化されます。野宮はバスケ雑誌は何で25日発売なんだよとぼやきトライアウト募集の記事にハッとします
タイガースの練習に野宮は本気モードで自主練し都大会2回戦もプロを目指すと気高く、夏美の戦後絵だけ残った事から自信持てるのこれだけなんだと腹を括ったのに感化され俺にはバスケしかないと気張ります。亮はタイガースに溶け込み戸川は口数少なくドリームスを意識し3P決まります!
どこにも逃げ場のない高橋、床トラ出来ないのは彼だけで花咲は手が震えながらカレーを貪りモテただろうと羨みます。ボルトが記録を出す中人間の限られた能力の中でどれだけあがけるかー9秒台で走る人間だっている、空は飛べなくともねと語ります
同部屋にプロレスラー=白鳥登場
格闘家はタクシーの運ちゃんに買い出しを頼みリハビリセンターに到着します。花咲に感化された高橋、PTは腹筋・背筋が効かない為前に転倒する恐怖というハードルを超える勇気が必要と念じます。花咲は受け売りだが「歩けない世界」にもきっと「9秒台」はあるとし、高橋は気張りついに床トラ成功です!
忘れないうちにもう一度ーと花咲失敗し首に何か掛けてます。先生はボチボチ次に進もうかと原先生を呼びます。疲れるっスね障害者ってと高橋、花咲は問題は体育てゆうか原先生とビビッてます。隣に越して来た白鳥はエロ本を挨拶代わりに渡し高橋三十路でないと…と夢観ます(笑)
新人の相田ちゃんの尻を触り減るもんじゃないと悪びれない白鳥、先輩として高橋が院内を案内します。高橋は花咲に興味を持ち床トラのコツを教わり事故原因について知り打ち解けます。野宮はライトニングスの視察に行きライバルは正PGの安西です。チームのNo.1スターで3拍子揃ってます
ところがチームは負けており安西持ち過ぎで他を使う素振りがないのです…俺がPGならー見といて良かったとトライアウトまで2か月です。白鳥を案内し煙草を吸いプロレスラーとしての経緯を知り君の方が強く見えると缶片手で潰す白鳥の現在地は「社会的弱者」です。強さって何だろうな?と問われる所でこの巻は終わります
まとめ
常勝ドリームスが都大会優勝しタイガース残念会で戸川は懺悔し安積準備良く(笑)皆ボーズになります!亮も正式にタイガース入りし装い新たに始動し前を向きます。一方野宮は面接立て続けに落ち自分を見失っており、誰にも話せず夏美に会いに行きます。彼女は吹っ切れ漫画執筆に精を出します
歩けなくなって却って腹を括れた夏美、自分の強みとは何か?野宮はバスケだと得心します。タイミング良くライトニングスのトライアウト募集の記事に飛び付き、何と高校中退・2回戦敗退でもプロになると目標が見つかります。活き活きしている彼を見ると嬉しくなりますね!
高橋は課題の床トラに苦戦しており、オタクの花咲は上手で例のランク思考が通じず不可解です。明らかに運動向きでない花咲が自分より上…ここに更にプロレスラーの白鳥がやって来て高橋の凝り固まった思考が覆る事になるのです。後述しますがこの3人の対比は非常に見事だと感心します
歩行訓練志願も現実を知り受け入れ高橋は床トラを成功させます。元々レッグスルー等努力して習得する事が出来る高橋ですから、こうなって来ると強いですね。自身の現在地を悟り今出来る事を精一杯やり続けられれば自ずと道は開けて来ます。花咲の教えは実に的を得ている表現です
父との距離も縮まり高橋も前向きになって来ました。戸川の熱さ、野宮の決意と3者3様に皆葛藤しながらも成長が伺えます…9巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
おまけ
プロレスラーが登場し後述するプロレス展開が熱いリアルな訳ですが、文字数の関係で今巻でおまけ記事とします。本レビュー筆者は先日みちのくプロレスの試合を観戦してきました。以前アラバキロックフェスで野外で観ていたのですが、メインはロックバンドだった為、今回はプロレスメインです



白鳥はヒール役な訳ですが、みちのくプロレスでもヒールがいい味出しており、この正義に立ちはだかる何でもありのヒールへのヤジやブーイングは却って清々しくもありました。タッグ戦も組まれ、反則スレスレの毒霧噴射・看板殴打やボーリング投げ等思わず目を瞑りたくなる様な仕打ちでした




これこそがプロレス観戦の醍醐味で、ヒールがいるから正統派が引き立つと勉強になりました。後述する松坂マンバとの死闘はリアル史上類を見ない本物のプロレス漫画として読者に強烈な印象を与えます。皆さんも生プロレス観戦してリアルを読むと、また違った感想を持たれるかもしれませんよ!
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