『インベスターZ』第5巻おすすめシーン3選|スティーブ・ジョブズが語った彼が誇りたいものとは…!?

「インベスターZ」第5巻の目次です

credit.35 就活生は株を買え!

credit.36 輝く船出

credit.37 決めて断つ!

credit.38 母は強し!

credit.39 初代は語る

credit.40 時を駆ける少年

credit.41 いつか天動説は消える

credit.42 貧しいがゆえの平和

credit.43 真昼の反論

巻末付録 就活生は「就職四季報」を読め!

巻末記事 個人投資の極意


「インベスターZ」第5巻の名シーンベスト3!

3位 浩子が自分の無知に気付くシーン

「… バカじゃないの?

何やってるんだろ私… こんな何ひとつ知らない状態で就職を決めようとしてたなんて…

credit.36より


就活セミナーの講師は就活必勝法としてまず中小企業を受けるように言います

本命の大企業の前に訓練として受け面接になれることができ、大企業が全滅でも次の中小企業では経験が発揮されるからです

就活とは人生の投資、だからこそ投資先を徹底的に調べ上げるべき…

それを聞いた浩子は倫子の言葉を思い出し株式投資をしてみることにします

まず気になったスーツカンパニーを調べてみますが、青山商事が運営していることを知り、その会社がきっちり若者の市場を取り込んでいるこに気付きました

その青山商事の株価の高さに驚き、その会社がすごく成長していると知ります

そして浩子は上のことを思いました

周りに流されていた彼女が自分の人生をコントロールする決断をした名シーンです

2位 財前龍五郎が地動説が主流になった理由を語るシーン

「天動説を信じる人たちがみんな死んで…

この世からいなくなったからなんです」

credit.41より


財前は投資部の記録を読んでいると突然意識が投資部が結成される前の時代に飛んでしまいます

そこは明治39年、若干12歳の財前龍五郎が藤田家の番頭たちとの投資会議に参加していました

日露戦争勝利で庶民も投資に熱狂する時代、より投資をしようと言う番頭たち相手に龍五郎はバブルを指摘し売りを勧めます

それを番頭たちはそれを受け入れず、龍五郎は引き下がりました

しかし番頭たちが出て行くと残った本間が龍五郎の決めた売りを藤田商店に指示するよう言います

毎度議事録を書き換えているようで、本間は結果が良ければ本店の幹部も知らんぷりして自分の手柄にすると言いました

そして龍五郎は本間に道塾に生徒だけの投資倶楽部を作りたいと話し、さすがに金七も難色を示すのではと話す本間に対し別の組織を作ることを提案します

さらに彼は天動説が地動説に替わるのは100年かかり、それは粘り強く説得したのではないと上のセリフを語りました

投資部を設立した天才、龍五郎の子供離れした達観した思想が出た名シーンです

1位 神代がスティーブ・ジョブズの言葉を引用するシーン

「スティーブ・ジョブズは生前こう語った

何をしてきたかと同じくらい何をしてこなかったかを誇りたい

credit.37より


神代の元にテニス部のキャプテンと神代と対戦した林がやってきます

林はテニス部でない神代に負けてテニス部を止めようとしており、その説得のためにキャプテンが神代の力を借りに来ました

神代が林に負けた理由を考えたか問うと、彼はミスが多かったと答えます

その理由として神代は林がなんでもかんでもやろうとしたからだと言いました

そして上のセリフを言います

神代はさらに決断は切って離すこと、何かに成功することはやらないことはやらないとはっきり決めたことと言い、林に何かひとつ負けない部分を作るよう勧めました

そしてこの後には女子投資部の面々が女性が活躍する企業が日米ともに少ないため、意思表示の手段として女性が活躍できない企業には投資しないことにします

スティーブ・ジョブズの偉大さが分かる名シーンです


まとめ

今回は就活、医療周辺のBtoB、財前の先祖のことなど多彩な話題で読み応えがありました

特に日本の清貧思想は家康が植え付けたという話は真偽が分かりませんが中々刺激的で面白かったです

さて、今回のラストは財前が投資部の全生徒解放を提案し否定されて終わりましたが次回はどうなるのでしょうか

財前の決断に注目です

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