「ランウェイで笑って」第3巻目次
15着目 すきの先のなにか
16着目 決意のお話
17着目 シミュレーション
18着目 無限に広がる世界
19着目 瞬間
20着目 楽しくなりそう
21着目 トップの資質
22着目 天賦の才
「ランウェイで笑って」3巻の名シーンベスト3
3位 歴代総生徒12万人 そのトップにいるかもしれない男よ
彼はね私が見てきた中でも一際特別
服飾芸華大学 現生徒数3500人・・・
いえ、もしかしたら
歴代総生徒12万人 そのトップにいるかもしれない男よ
20着目より
柳田一デザインの展示会で服飾芸華大学の学園長に出会う育人。そこで服飾芸華大学の主催するファッションショーへの参加を勧められます。学園長に連れられて大学に行き、始めて出会ったのは服飾芸華大学4年綾野 遠でした。そこで学園長が遠の紹介を行うシーンです。
綾野 遠初登場のシーンです。育人と同じ年ですでにトップクラスの実力を持つ新キャラの登場でとてもインパクトのあるシーンでした。
2位 誰かの犠牲の上に夢を叶えたって…私はなんにも嬉しくない…
いらないんだよ そんな優しさ
育人の助けもお母さんの助けもいらない
いらな…いんだよ…
誰かの犠牲の上に夢を叶えたって…私は何にも嬉しくない…
16着目より
とても頭がよく大学に通いたいと思っている都村家の長女ほのか。そんな娘のために働きすぎて倒れてしまった母。そんな妹のためにデザイナーの夢を諦めて就職をしようとする兄育人。二人の優しさを感じながらも、二人に幸せになってもらいたいと思う長女ほのかが育人に向かって複雑な胸の内を投げかけるシーンです。
都村家はシングルマザーの母に育人と妹3人の5人家族です。貧乏な家族ですが、どこの家族にも負けない優しさを持ったいい家族だと感じました。また、この後家族に向かってデザイナーになる宣言をする育人も見所の一つです。
1位 “着た人が笑顔になる” そんな服を作れるデザイナーになりたい
何度考えてもやっぱり僕の原点は「服を作ることが好き」なんです
“着た人が笑顔になる” そんな服を作れるデザイナーになりたい
そんな願いじゃ野望になりませんかね…?
16着目より
柳田になぜデザイナーになりたいのか問われる育人。初めは「服を作るのが好きだから」と答える育人に柳田は「一度諦めるような好きではこの業界は続けていけない」と厳しい現実を突きつけます。育人はデザイナーになりたい理由は考える中、自分の服を着てくれた千雪や、妹たちの笑顔を思い出し、自分にとってのデザイナーの目標を語るシーンです。育人の目標を聞いた柳田は立派な野望だと認めてくれました。
育人らしい優しい目標だと思います。デザイナーとして大きな目標があるわけではありませんが着た人すべてが笑顔になる服を作るのは簡単なことではないです。それをわかっているからこそ柳田も育人の目標を認めたのだと感じました。
まとめ
第三巻は都村家のお話や服飾芸華大学、綾野遠の登場など第1巻、2巻とは違う視点のお話が多かったと思います。
個人的には都村家のお話は大好きで、5人の家族愛の強さは涙なしには見られません。
第4巻からは育人と服飾芸華大学在校生たちの戦いが始まります。育人の創意工夫によるデザインをぜひ見に行きましょう。
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