ためになる!「あかね噺」2巻の奥深い落語の世界~落語家の高座は寄席だけじゃない…老人ホームで朱音会心の出来!可楽杯優勝で一生との歓談を目指しエントリー、寿限無縛りというムリゲーで挑む~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 老人ホームでの高座で亨二にも認められ…
  3. 進路志望は落語家一択
  4. 可楽杯開幕!
  5. まとめ
前回までのあらすじ

こぐままいけるはトンチキで亨二きょうじは唯一まともそうで面倒を見ると厳しく志ぐま一門のお奉行様です。前座修行は多くのしきたりがあり=雑用です。”気働き”を学び柏家白州に気に入られ高座にありつけ朱音は居住まいが美しいです。ところが思った程反応が良くなく終演後亨二は身勝手極まりないと手厳しいです

腕は認めた亨二に学んで来いと向かわされたのは居酒屋”海”で”気働き”を学びます。店長=みくは頑張り過ぎだ、まずは人を見る事よと意味深で先輩店員競技スポーツじゃないしと肩肘張ってません。休憩中気遣いってどうすれば出来るんすかねとみくに問い自分を出すより相手を大事にしなきゃと教わります

するとアジア人客への対応でジェスチャー交え上手く接した朱音はヒントを得て亨二の好きなオレンジジュースを先出しする”気働き”を見せた為、朱音に来週末都内で営業がある、お前も同行しろと学びの成果を披露する機会が訪れます…

老人ホームでの高座で亨二にも認められ…

会場は老人ホームで施設のレクリエーションとしての依頼です。落語家の仕事場は寄席だけでなく小学校から刑務所まで多岐に渡ります。朱音はお客の普段の生活を目の当たりにしもっと楽しんで貰いたいと気張り持ち時間は15分、20人弱でジジババばかりです

朱音は会場の空気を探りラストアイコンタクトでホの字にさせマクラを終え本番の演目は「子ほめ」です。朱音は気働きを覚えた事から以前のストライクゾーンに入らない剛速球を投げ続けるような噺から調整しストライクゾーンを拡げる道を選び亨二納得です

朱音は昔志ぐまに言われた人間らしさってのはいつの時代も変わんねえもんさという言葉が今なら分かるとあの時の経験が今に繋がっており落語って面白いと感じます。亨二朱音を褒め、兄弟子の威厳を示させて頂くと演目は「三方一両損」です

きっちり演じる真面目な落語…むしろ真面目過ぎるのです!あんなに真剣に演られたら可笑しいです。志ぐまに大事にされた様に兄弟子として朱音を導くと背中を見せます。打ち上げであにさんと呼べと亨二、中間テストの話から勉学にも励めと手厳しいです(笑)

進路志望は落語家一択

進路相談で岩清水3-2担任朱音だけ進路調査書未提出だと注意し、朱音は落語家になると就職も進学もしないと断言します。ところが”氷の女”だけに岩先いわせんガチで進路指導と厳しく、ジャンボは小学生の頃のウソ泣き野郎と同じ人とは思えない変わり様です

次のジャンボはスポーツ推薦の話が来ており、朱音の事からチラシのイベントに一緒に行かないか岩先を誘います。雑居ビルの中で怪しむも岩先朱音の学校の時とは別人の姿に驚きます。過去の教え子でお笑い芸人を目指し挫折した者をTVで観て教師として自分の言葉に責任を持つと決めていました

演目は「転失気」ジャンボは久々の朱音の落語が別人の様だと頑張りを認めます。一生の破門騒動を伝説だと讃えるヤツまで出てそれでも朱音は落語家になる道を選んだその決断を評価します。岩先は毎日教壇に立つから人前で喋る緊張感が痛い程分かり一朝一夕で出来る芸当じゃないと感じます

自身の未熟さを悟った岩先朱音の落語家になるという進路調査書を受理し学生向けの落語大会の案内を見せ審査委員長は一生です!今年で20周年を迎える学生落語選手権大会=”可楽杯”は今年から高校生にも門徒を広げ一生はインタビュアーに若い世代に落語の良さを伝えたいと落語界に危機感を感じているからこそです

優勝者は私との歓談を特典とすると手広くやっており、アマチュアの大会なのでプロになった朱音には不義理な事ですが歓談こそ何でおっとうを破門したかの理由が聞ける唯一のチャンスだと自身の腕を上げその間彼が現役でいる保証はなくこんなチャンス次いつ来るか分からないのです

可楽杯開幕!

志ぐまはアッサリ許可しますが条件は何と”寿限無”で勝って来いというムリゲーです!落語を知らなくても寿限無は知ってるって人がいる位有名な話でこぐま兄さんを頼り彼は志ぐま一門の”寺子屋”です。偏差値70越えの元東大生で落研出身と今回の話にうってつけです

亨二を呼び捨てし断るこぐまに怒ると実は彼の方が年齢も芸歴も上で朱音謝り事情を悟ったこぐまの前で寿限無を一席(公園のベンチで)設け、こぐまは師匠の事だから何か理由があると察します。寿限無の元々の落ちサゲは実は寿限無が死ぬというもので君の言い立ては未だ音だ、言葉になってないと手厳しいです

朱音こぐまの落語を勉強させてくれと高座に赴き、まるで別人で驚きます!演目は「今戸の狐」でナレーションで物語が進んでいき”やりとりの笑い”は少ないも聴き応えがあります。徹底した下調べはネガティブな証拠、貪欲に学び得た知識を噺に活かす”寺子屋”と言われるだけある落語です

こぐまなりのエールで知る事で落語に活きる事は沢山あると朱音に期待します。朱音岩先に江戸時代に関する本でオススメを聞き術中にハマります(笑)去年の3倍の出場申し込みで取材依頼も殺到の可楽杯、樫尾月刊落語記者は期待の超新星スーパールーキー登場を期待しています

一生始め実力派の審査員に司会は魁生、特別な大会になりそうです。まるで甲子園の様な雰囲気で次世代のスターオーディションでもありワクワクする樫尾かしお、要チェックはからしひかるで優勝候補です。声優のひかるはファンサも良く美人、目立ちますが着物の着付けを直す手際の良い朱音です

あの魁生が優勝候補に推したのが無名の女子高生=朱音で目的はあくまで歓談、誰にも負けないと気張ります。岩先こぐま達も観に来ており、やっと”寿限無”が言葉に成ったと話していた”あかね”が華々しく高座に登場する所でこの巻は終わります

まとめ

落語の高座は寄席だけでなく老人ホームや小学校、果ては刑務所と多岐に渡り行く先々で配慮が必要です。現場の空気を敏感に察知し適応していく柔軟性が求められ、朱音はここでも良い経験をします。また、兄弟子として亨二が真面目過ぎる高座で背中を見せ切磋琢磨です

進路指導で現実は就職か進学なのに朱音は落語家になると一点突破を謀ります!岩先は最初半信半疑でしたが彼女の高座を見て翻意し受理します。岩先は教え子の件で慎重になっていましたが、朱音の熱量に負けたのです。こうして益々落語家への道に邁進する朱音ですが、可楽杯に誘われチャンスと感じます

これは高校生に裾野が広がった上、優勝者には一生直々に歓談の場を設けるという事で朱音は根に持っている破門騒動の真意を問いたかったのです。既に弟子入りしプロなのでアマチュアの大会に出る条件として”寿限無”縛りされた朱音、誰もが知っている演目だけにこれは不利です

こぐまの助言も入れ本番に臨む朱音からしひかるという生涯のライバルとも出くわし切磋琢磨します。あの魁生から優勝候補に押される程の朱音、可楽杯で縛りプレイながら爪痕を残す事が出来るのでしょうか?3巻に続きます…

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