前回のあらすじ
大地斬では闘えないと悟ったダイは、海波斬で炎を斬り、アバンを倒してしまいます。特別ハードコースの達成も夢ではないと感じるアバン、すると洞窟が揺れ始め、何者かが島の魔法陣を破ろうとしています
ダイ達の前に魔王・ハドラーが現れます…
因縁の対決!アバンVSハドラー!
ハドラーを昔倒した勇者がアバンだったことが判明します!ハドラーがイオラ、アバンがベギラマと魔法の応酬となりますが、どちらも効いていません。メラ・ギラ系は得意魔法だとさらに強いベギラマを放つハドラーですが、アバンは海波斬で吹き飛ばします
ハドラーは魔軍司令ハドラーとなり、大魔王バーンの元、全指揮権を与えられたと言います。挑発されたハドラーはイオナズンを放ち、アバンはアバンストラッシュで応戦しますが、相打ちとなります。ドラゴラムを使って魔法力のないアバンに加勢しようとダイがナイフを振ります
しかしハドラーのなりふり構わぬ攻撃で万事休すか…というところをアバンが必死に守り、アバンはバーンのことをダイ達に託してアストロンをかけます。身体が鋼鉄になる高等防御呪文で、無敵になったダイとポップにアバンのしるし(卒業の証)を授けます
お互い魔法力が尽き、肉弾戦を繰り広げる中、アバンは隙を突いてバーンのこめかみに指を埋め、メガンテで自爆を図ります!
いざ、冒険の旅へ!
しかしバーンはまだ生きているのです!(アバンは死んでしまいます)相当のダメージは食らったものの、ダイ達に止めを刺そうとするハドラー、するとダイは自らアストロンを破り、メラゾーマに対しヒャダインで反撃します。ダイは肉弾戦でハドラーの腹に重い一発を沈めます!ドラゴンの紋章の力なのです
イオラの反撃で素早いダイもダメージを食らいますが、紋章の力は絶大、長剣でアバンストラッシュを放ち、ハドラーの両腕を切り裂いてしまいます!しかしハドラーはすんでのところでキメラの翼を使い逃げてしまいます
魔王軍の拠点・鬼岩城では、ハドラーは傷を回復させ、ダイ打倒をバーンに誓っています。魔王軍のモンスターの6つの軍団(不死騎団・氷炎魔団・妖魔士団・百獣魔団・魔影軍団・超竜軍団)と各軍団長で構成される大魔王6軍団で一掃しようとしています
ダイはポップとデルムリン島を発ち、冒険の旅に出発します
獣王クロコダイン登場!
魔の森で少女を助けたダイとポップ、後ろからモンスターに襲われますが、ある人物の銃のような武器に救われます。ポップは胸を突いてしまい、女であることが判明、マァムと言い、少女(ミーナ)とは知り合いのようです
ネイルの村に来ないか誘われますが、ポップが意地を張り、行かないことになります。マァムがダイ達の持っていた袋を村で空けてみると、中にはゴメちゃんがおり、泣き喚いてしまいます
このロモス城近隣は、獣王クロコダインのテリトリーで、ハドラーの指示でダイ達をつけ狙おうとしています。ダイ達は森で迷子になり、ライオンヘッドに見つかります。得意のベギラマを放ってきて、その波動は村のマァムの元にも届いています
追い詰められ圧倒的不利の状況にあるダイ達、しかしとある咆哮でライオンヘッドが大人しくなります…真打・クロコダイン登場です!パワーだけならあのハドラーも超える強さを見せるクロコダインになす術無しかと思いきや、ダイがナイフをかざし、自らをアバンの使徒と言い切ったところでこの巻は終わります
まとめ
早くもハドラーとの一騎打ちでアバンが命を落としてしまいます…ダイの師匠として、一緒に行動を共にしていくかに思われた中、2巻での死去には衝撃が走りましたね。ダイの大冒険は多くの敵・味方キャラが出て来ますので、喪失感と共に、新たな出逢いに期待したいところ…
ハドラーの上にはバーンという親玉がおり、当面はこのバーン打倒が目標になります。しかしその元には強力な6つの軍団と各軍団長が立ち塞がります。今巻では百獣魔団のクロコダインがお目見えします。このキャラはかなりキーパーソンとなってきますので、忘れずにチェックしておきましょう
ネイルの村のヒロイン候補とも思えるマァムとの再会はあるのでしょうか?男の子2人のむさくるしいパーティーですから、可愛い女性キャラが華を添えるか…次巻もコミックスで読みましょう!!
おまけ
巻末にはドラゴンクエストプロデューサーの千田幸信のコメントが載っています。メディアミックス化の走りと言われるダイの大冒険、ゲームから一大コンテンツになるまでの過程を噛み締めながら楽しみましょう
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