「インベスターZ」第11巻の目次です
credit.89 母の戦略
credit.90 嘆きの街
credit.91 春が来た!
credit.92 主将の矜持
credit.93 石になった手
credit.94 黄門様の大罪
credit.95 運命の長い夜
credit.96 暁の咆哮
credit.97 狼は眠る
巻末記事1 「大金持ちになりたければ投資はするな!」
巻末記事2 体使って汗水たらしてこそ「働いた」って言えるんじゃねぇか?
「インベスターZ」第11巻の名シーンベスト3!
3位 喫茶店の店主が商売を語るシーン
「つまり商売というのはね…
マーケット管理なんだよ」
credit.89より
女子投資部の1人、久保田さくらは母から喫茶店を起業すると言われます
心配する久保田ですが母は居抜き起業、つまりは個人の喫茶店をそのまま引き継ぐ形です
母は心配する彼女を連れて喫茶店に行き、店主に商売を説明してもらいました
久保田はチェーン店やコンビニとの競争をしますが、店主は競争も繁盛もいらないと言います
個人店はスリム、シンプル、スローの3Sが大事で、たくさんの品目を出して忙しく働くとすぐ体力が尽きてしまうのです
さらにコーヒーだけで成り立つのか心配する久保田に、彼は店の周りにはマンションが16棟、その3割が高齢者なので彼らに週に1,2回利用していただければ利益は十分に確保できると告げます
そして上のセリフを言うのでした
マーケット管理とはどういうお客さんにどういう商品を提供するのか、どう適切な商品・サービスのサイクルを作り円滑に回して行くのかということです
個人ビジネス成功の秘訣が語られた名シーンでした
2位 神代が投資部OBを説得するシーン
「つまりは金ですよ… 自由は金でしか守れない」
credit.92より
財前と慎司の投資部を賭けた勝負の件で神代は中島に呼び出されます
勝負を止めろと言う中島に対し、神代は投資部の今後を守るためきっちり慎司と決着をつける必要性を説きました
さらに慎司の道塾の資産運用の計画は長期的には失敗をする理由として、部員の入れ替わりによる組織の活性化が起こらなくなることを挙げます
道塾の資産がなくなれば国の助成金に頼らざるを得なくなり、自由な校風はなくなってしまうことは中島も理解をし、神代は上のセリフを述べました
神代の道塾への想いが出ていた名シーンです
1位 投資部が仲間の絆を見せるシーン
「富永のときと同じように投資部のみんなで協力してやる
おまえも打って打って打ちまくれ」
credit.94より
慎司に勝つため、財前は富永のアドバイスに従いレバレッジ25倍から100倍に上げることにします
すると注文を出す手が止まるようになりました
悩む財前に神代は彼を麻雀に誘いますが財前はかなり弱くなっています
神代は財前の悩みを的確に言い当て、FXを始めてすぐに1000万円を溶かしたトラウマになっていると言います
富永もかつて同じ経験をし、麻雀を反射的に牌が切れるようになるまで打って克服したと言いました
そして神代が上のセリフを言います
慎司にはない仲間との絆に財前が救われた名シーンです
まとめ
今回は久保田母の喫茶店起業編と財前VS慎司の投資バトルの1戦目の決着が描かれました
1戦目の勝利は財前の手に渡りましたが、投資家としての資質は慎司の方が上というのは神代も認めるところです
さて2戦目は一体何になるのか気になります
そして神代の進路も気になるところで、どうもアメリカの大学への進学ではなさそうです
となると特殊なことを学ぶ大学か、はたまた起業するのではないかと予想しますが明かされる時を楽しみにしています
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