「インベスターZ」第21巻の目次です
credit.179 前へ!
credit.180 130年の重さ
credit.181 成長への投資
credit.182 神は何処へ
credit.183 天才の使命
credit.184 新たな芽生え
credit.185 褒めてよ!
credit.186 未来の君たちへ
credit.187 さあ、行こう!
巻末記事 「伝説の投資家」ジム・ロジャーズが登場!!若者よ、日本を出よう、大志を抱け!
「インベスターZ」第21巻の名シーンベスト3!
3位 繁富が投資勝負に投資した意図を明かすシーン
「投資を受けた子供たちは一生懸命努力をして成長する!
能力が向上し素晴らしい人材に育ち社会貢献をする!」
credit.181より
勝負が終わり慎司が繁富に舞台設定にお金を使わせたことをわびると繁富は子供たちが真剣に競うことにお金をかけるのは当然と言います
不思議がる慎司、財前、美雪に彼は例として甲子園を出しました
甲子園は元々高校野球のために作られたもので、使用日程はプロよりも高校野球が優先されます
日本一の球場で日本一を目指すという価値を提供することで日本の野球の発展の基盤になりました
世界を見ても子供のために5万人収容の球場を作った例はありません
そしてこの投資勝負も慎司と財前を大きく成長させるためだと語ります
意味があるのかどうかよく分からない投資勝負だと思っていましたが、最後に大きな意味が明かされた名シーンです
2位 財前が愛情とは何かを語るシーン
「目を逸らさず忘れず… ずっと考える
たとえ答えが見つからなくても考え続けることが愛情だと思います」
credit.186より
初代主将の格言ノートを開き、そこに自分も何か書き足そうと考えていた財前
そこに謎のお化けが顔を出します
財前はお化けを質問攻めにした結果、最後に金七の化身だと言うと何も言わずお化けは消えました
財前は金七の道塾への愛を感じ、それを格言に込めることにします
翌日、渡辺たちが格言ノートを見つけ、中を見ると書き込みがあって驚きました
誰が書いたのかとつぶやく彼らに財前が自分だと言うと怒られます
しかし、財前の格言を見た彼らは納得し財前をほめ、どうやって思いついたのか聞かれると道塾への金七の愛を語りました
渡辺が愛情とは何か財前に聞くと、彼は愛情とは考えることではないかとし、上のセリフを言います
創立者の愛を受け取った生徒が応えた名シーンです
1位 神代が自分の進路を話すシーン
「自国の課題を解決する…
進路を決めるのにこれ以外に何があるというんだ」
credit.183より
学校中で神代の進路が話題になっており、財前も気になっていました
投資部のみんなも気になっていたけども聞けず、財前なら聞いたら話すのではと言います
そして財前が部室に1人残っており帰ろうとしたところ、神代が私物をとりに来ました
神代から進路を教えてやろうかと言い、彼はオックスフォードに進むと話します
まず東大理Ⅲに進み、そのブランドで家庭教師で稼いて渡航費用を貯め、オックスフォードに合格したらイギリスに渡ると言いました
何のためにそこなのかと疑問に思う財前ですが、今の日本を見れば答えはひとつしかないと彼は言い原発の廃炉だと答えます
彼は福島の原発事故以来、原子力研究の論文を読み世界の研究者を調べ、その結果オックスフォード大学の教授が一番信頼できると結論を出しました
目標は自分の世代で福島の原発の廃炉を実現し福島に平和を取り戻すことです
財前が一度も勝てない天才高校生の意識の高さが現れた名シーンでした
まとめ
ついに最終回です
財前が第1話でされたことを今度はする側になって終わりました。
投資勝負は無事財前の勝利で決着し、謎だった神代の進路も明かされ、女子投資部の面々も幸せになりなによりです
ただ神代の親に対する神経質な様子には謎が残り、彼のミステリアスな魅力は残りました
お金と社会、そして人生について楽しく考えさせられた面白い漫画だったと思います
未読の方はぜひぜひ読んでみてください
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