『インベスターZ』第7巻おすすめシーン3選|ユーグレナ社の社長、出雲充登場!彼が語る日本の強みとは!?

「インベスターZ」第7巻の目次です

credit.53 型があるから

credit.54 原則の巨人

credit.55 なぜ、社是?

credit.56 英傑への道

credit.57 英雄伝のみにあらず

credit.58 地球を救え!

credit.59 儚くも強し

credit.60 ようこそ、地獄へ!

credit.61 初めての屈辱

巻末記事1 投資は「歴史」に学べ!

巻末記事2 投資は「家計」に学べ!


「インベスターZ」第7巻の名シーンベスト3!

3位 美雪がバフェットの肩に乗っているシーン

「私は投資で成功したい だから…

バフェット様の肩の上に乗る!」

credit.53より


ウォーレン・バフェットの教えを忠実に守ることで収益を上げることができ、最終的に失敗する時はその教えを守れなくなった時と女子投資部の2人に語る藤田美雪

そんな彼女に2人はそこまで割り切れない、自分の考えを大切にしたいと語ります

それに対し彼女は自分の考えはいらない、必要なのは型にはまることだと言い、アイザック・ニュートンの巨人の肩の上に乗っているという先人から学ぶ大切さの例えを引用しました

そして彼女は上のセリフを言います

2人は投資で成功するためには自分の信じる軸の大切さを悟りました

本質を学ぶことができ、そして美雪がバフェットの肩に乗っている絵が面白い名シーンです

2位 社会の先生が江戸幕府滅亡の理由を語るシーン

「西郷隆盛や坂本龍馬なんていてもいなくても同じ…

幕府はとっくに倒れていたのだ!

credit.56より


社会の教師、野々村実は財前に藤田金七がどうやって成り上がったのかを語ります

金七は給金を銀から金にかえており、アメリカ政府が有利な金と銀の交換レートを利用して17歳の時に資産を何十倍にしました

それから当時高価だった乳牛でさらに資産を増やしていきます

財前は金七に感心するとともに江戸幕府はだから薩長連合に滅ぼされたのかというと野々村は否定しました

彼は幕府の自滅だと言い、そして上のセリフを言います

元々幕府は経済発展を見込めない政策で国を治めており、幕末には国庫は空っぽで海外に金を持ち出され庶民は超インフレに苦しめられていました

江戸幕府の無血開城は幕府の破産で唯一の資産である江戸城を明け渡したのが真相です

薩長も討幕で資産はなくなり、江戸を火の海にするようなもったいないことはできませんでした

一般的に広まっている歴史観とは違う視点をくれる名シーンです

1位 ユーグレナ社の出雲が海外勢に勝つ方法を語るシーン

「2周… それだけ離せば海外勢に勝てる…と」

勝てる 2周離れると海外勢は戦線から離脱するからだ

credit.59より


財前と蓮はミドリムシを生産するユーグレナ社の社長、出雲充に話しを聞きに行きました

彼は貧しいバングラデシュの人が野菜や肉を食べられないため体が弱いことを知り解決策を探ったらミドリムシに出会います

ミドリムシは動物と植物の両方の栄養を持っているスーパー食品です

ユーグレナ社は世界で初めて大量に安く生産することに成功し、現在海外勢より1周先をいっていると言います

そして財前と出雲は上のやり取りをしました

出雲は日本の強み、小さくて可愛いもの好きなことから微生物に強いことを挙げ、日本企業のキッコーマン、味の素、ヤクルトは微生物を扱う産業で世界の先頭を走っていることを2人に教えます

実在の人物に日本の強みを語らせる名シーンです


まとめ

今回は女子投資部が投資の軸を作る話し、藤田金七と幕末の話し、ユーグレナ社への取材、そして悪夢の夏休み合宿の開始が収録されています

女子投資部が様々な会社の社是を調べたのは中々興味深かったですし、他の話しもとても刺激的でした

さて、ラストはOBのしごきに切れた財前でしたが、一体次回に何をしでかしてくれるのか楽しみです

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