「NANA」16巻の数々の恋模様とバンド活動の光と影~トラネス渡英で主人公二人の憂鬱…ブラスト謝恩会で古参ファン大歓喜!大阪にナナ出生の秘密あり~

前回までのあらすじ

サーチの記事のせいで奈々の周りは騒然とする中、淳子奈々と会い、奈々は別に悪い事してるわけじゃないのになんでこっちが逃げ回らなきゃいけないのよと開き直ります…

奈々の誕生日

チャート順位はトラネスとブラストが入れ替わる中、新曲制作にも力が入ります。ただ、今までのパンク調にこだわらず万人ウケする曲を書けと言われノブも困惑します。タクミが明日から2カ月海外という事で、奈々と買い物を楽しみ、お互いプレゼントと張り切ります

ナナはイラついており、自分がどんどん嫌になると感じ、ストレス発散にカラオケを企画、いつものメンツに百合ミューも現れ、レンヤスレイラの事はもーいいの?と問います。ヤスおれが構うとあいつは未だに過剰に期待するから応えてやれねぇのに優しくは出来ねぇよと冷静です

シンレイラから電話が入り、シンは余計会いたくなるだけだから電話もメールもして来ないでと淡泊です。ナナレンとの朝食で相変わらずしょっぱい味噌汁を作り、自身の独りよがりな望みを無理強い出来ないと感じつつ、すれ違う二人が一緒にいて楽しい訳ないと感じます

レンは毎週ジャンプ買っといてねと言い出発し、ナナハチの作るダシ巻き卵は旨かった、今度教えて貰おうと決めます。トラネスはイギリスに飛び立ちます

サーチはトラネス不在の中ブラストを盛り上げて巻き返してやんねぇとと企んでいます。2001年11月30日は奈々の誕生日、ノブを除くブラストメンバー達で祝い、ハッピーバースデイの歌を皆で歌います

ブラストの謝恩会

ノブが新曲をあざとくウケ狙いで書いちゃったと嘆き、百合は自己満足な創作なら誰にだって出来るよ、商業的に求められる曲が書ける方がプロとしてはよっぽどかっこいいと慰めます。トラネスのレコーディングについて奈々も色々知っており、単純に妻だけをやっている訳ではないのだなとナナは感じます

サーチは美鈴の事を調べ上げ、常連客からゲンさんが都築物産の都築だと断言されます。音楽専門のライターから取材を受け、ナナはツアーを5カ所と言わず全国回りたいとウキウキです。ナナは改めて携帯を買おうかなと言い、美里に海外にも掛けれるやつと要望します

謝恩会の出席者も決まり、大阪の上原美里も来るという事でナナも喜びます。美里は兄に新幹線代をせびり、兄の彼女宛てにヤスのサインで手を打つと決まります

渡英後のレンナナから電話が入り、新しく携帯を買ったと告げます。2001年12月24日、それぞれのクリスマスを過ごす中、謝恩会が盛大に開かれます。は大阪から本物の上原美里が来る事に怯えますが、何故偽名を使っているのかは未だ謎です

ナナ出生の秘密

謝恩会ではブラストが登場し、盛り上がる中、受付では私設ファンクラブ会長の詩音と現ヤスの恋人のミューが火花を散らします。ライブは盛況に終わり、銀平司会でメンバーも登場してのビンゴゲームが開かれます

ミューナナに大阪の上原美里を近づけないようにヤスに釘を刺します。サーチの倉田奈々と接触し、ナナの母が生きてる事知ってる?と問います。奈々お好み焼きうえはらのおかみさんがナナの母である事を告げられ、サーチがこんな事嗅ぎ回ってるって知った以上、記事は全力でつぶさせてもらうと強気です

水面下でナナに連ドラ主演のオファーが来て、社長とは接待を受けます。ビンゴ大会でメンバーを間近で観れてファンは歓喜し、ナナの最後の感動のスピーチで大団円です。お土産の福袋まで用意され、至れり尽くせりの内容です

大阪の上原美里の件でヤスも思うところがあり、ナナの出生の秘密もあり用心が必要です。ナナはバラエティ番組の生出演と忙しく、愚痴を垂れつつ案外楽しんでいます。奈々倉田からの件から単身大阪に向かい、お好み焼きうえはらに行き着いたところでこの巻は終わります

まとめ

トラネスが渡英しレコーディングとなり、相手不在の奈々達はそれぞれ寂しがりつつ自分達の時間を過ごします。ブラストは年明けのアルバム発売に向けてメンバー単体の仕事も多くなり、若干すれ違いも起こりますが、バンドというものはそれぞれのキャラクターや役割があるもので、仕方ないところでしょう

そんな中ブラストは今まで強く応援してくれたファンを謝恩会に招待します。バンドは地道にライブハウスで活動し動員を増やし東京進出、各地ツアーで実績を積み、メジャーデビューという形が多いですが、ブラストの場合はスキャンダルまがいの大々的な売り出し方をされた為、若干状況が異なります

何段階も階段のステップを飛び越えて行ったブラストにとって、地元時代から熱心に応援し続けてくれたファンを大事にし、謝恩会を開く等なかなかこのご時世では考えられない事です。ここにナナ出生の秘密でもある大阪の上原美里ナナ激似)の件が絡まり、何か不穏な空気が漂います

身重ながらこの情報を聞きつけ奈々も単身大阪へ向かいます…デビュー・結婚と一見華々しく見えるナナですが、悲し気なモノローグといい、常に光と影が付きまといます。17巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

おまけ

巻末には特別読切で「NOBU」が載っています。ノブの恋多き学生時代やバンドとの出会い、そしてナナと唯一コミュニケーションが取れたノブが親身になり、レンのライブに連れて行く事でこのNANAという物語が始まるかのような、正にNANAのキーマンでもあるノブにスポットを当てた読切です

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