『進撃の巨人』26巻レビュー|エレンがマーレの民衆を踏みにじり得たものとは・・・!?

「進撃の巨人」26巻のレビューです

進撃の巨人 attack on titan26巻【電子書籍】[ 諫山創 ]


調査兵団はマーレから撤退し、これまでの4年間にあったことが描かれます

これまでのあらすじ

マーレに潜入していたエレンはライナーと再会します

エレンはマーレでの経験からライナーに共感しますが、ライナーがかつてパラディ島でやったようにエレンも巨人化しマーレの民衆を虐殺するのでした

エレンは助けに来た調査兵団とともに、戦鎚の巨人、顎の巨人、車力の巨人、獣の巨人、そしてマーレ軍と戦います

26巻の展開

エレンたちは一通り目的を果たした後撤退します

そして意外なこの事件の首謀者が発覚しました

さらにパラディ島でこの4年間に何が起きたのかも描かれます

この戦いで得たもの、失ったもの

エレンはマーレの実際の指導者タイバー家当主ヴィリーや軍上層部を殺害しました

そして激戦の末に戦鎚の巨人を食らうことに成功します

さらにパラディ島に近い軍港はアルミンの超大型巨人で破壊し、リヴァイは獣の巨人を倒し捕獲することにも成功しました

しかし、世界中の要人と記者を集めた場での虐殺は世界からのエルディア人への憎悪をさらにかきたてます

調査兵団の死者は8人ですが、その中にはエレンの同期でずっと一緒に戦って来たサシャがいました

エルディア人が世界に味方を作り、理解されるようになるには時間が必要で、今回の戦いの目的はそれを作ることです

しかし、もっと大切なものを失ってしまったかもしれない戦いでもありました

ライナーが去った後のパラディ島

ライナーたちの撤退後、マーレからの多くの調査船団がパラディ島を訪れ、エレン達調査兵団が彼らと戦います

その調査兵団の中にいたのは獣の巨人、ジーク・イェーガーの辛抱者、イェレナと反マーレ義勇兵です

ジークの命令に従う彼女らは無線を使い後から来る調査船団の捕獲に協力し、最新技術や外の情報をもたらしました

そして王家の血筋であるジークと始祖の巨人を持つエレンを出会わせて地鳴らしを起こしエルディア人を救うことを目的とします

サシャはマーレ人シェフの料理に舌鼓を打ち、エレンたちは銃の練習をしました

アルミンはマーレの技術者と話し仲良くなります

そのように開国したばかりの明治日本のように海外の技術や情報をパラディ島は受け入れていき希望に満ちていました

何よりも海の向こうに味方がいる事実が大きいです

しかしマーレへの奇襲により暗雲が立ちました

はたしてパラディ島は平和と自由を得られるのでしょうか・・・
最後に
他に見て欲しいところは


子供たちの声に目覚める鎧の巨人


戦鎚の巨人の食べ方


超大型巨人登場


ガビの見事な射撃


調査船を背負う進撃の巨人


航空を初めて知るハンジ


美味しそうに食べるサシャ


現在のアニ


というところです

海の外から来た未知なるものに目を輝かせたりあたふたする調査兵団の面々が面白い回です

しかし気になるのはエレンの変わりようで一体何を考えているのでしょうか

これからもさらに血が流れることでしょう

あとアニが久しぶりに登場しましたが、相変わらず結晶の中で眠り続けています

彼女が目覚めた時、良い方に変わってくれたらいいなと思うのでした

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