ためになる!「マリアージュ~神の雫最終章」24巻の奥深いワインの世界~コンペの勝敗を分けたのは肉汁で三笠圧勝!「神の雫」探しもいよいよ大詰め、各々核心に近づき…「終末ソムリエ」=ダニエルに行き着く雫~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 主菜も副菜も全く同じも結果は三笠圧勝
  3. 困難を極める「神の雫」探し
  4. 「人生最期の一本を飲ませるソムリエ」
  5. まとめ
前回までのあらすじ

仄香の表現を逆に辿り表現からワインが浮き彫りとなり過去に出会った1本の偉大なワインに行き着きます。三笠はヴィンテージに不安になりはワインを明かし彼の天性の才能に賭け食材は自然を感じつつもう一つのポイントはーと閃きます

国木田も同様に完璧なイメージが浮かび大使の見事な演奏に仄香と明後日のコンペが楽しみとワインを開けます。2人三笠は夜更かしし成果は出て三笠ルイに報告、コンペ当日メンバーが揃いパスカル当公邸バトラーがブラインドで開けるワインの香りに100%間違いないと強気です

国木田は作り直せと仲間に手厳しく殺気だっています。モンスターばかりの審査員で「テイスティングの魔女」と言われる仄香のパフォーマンスに期待します。料理が運ばれ蓋を開け驚きの声と共にが「え?なんで」と意外な様子です…

主菜も副菜も全く同じも結果は三笠圧勝

主菜も副菜も全く同じという波乱です…”パロンブ”のローストとジャガイモのエクラゼ粗潰しで被っており、正に「神」のワインと合わせレベルの高い試飲会です。同じ料理で同じワインでマリアージュさせどちらが優れているかという判断は時間が掛かり5人は本物の美食家でテイスターです

お互いに見えない形で評価をしたためた札を置き仄香がブラインドを「ペトリュス」’75と明かしポムロルの最高峰です。票は何と5-0で三笠に入り、仄香はその差は僅か1%にも満たないレベルだったとし、国木田が何が足りなかったか問うとパロンブのローストの調理方法の違いでした

真空低温調理機器を使わず肉汁が「ペトリュス」の迫力に勝てない原因だと突き止めた三笠は長年培ったオーブンでの低温調理に切り替えた点が勝因で国木田も納得します。ルイにビデオ通話で報告すると国木田が現れワインを知る旅に出る、のお供をさせてくれと請うのです

同意し「ペトリュス」’75は絶対神ゼウスであるがゆえに「神の雫」ではないとです

困難を極める「神の雫」探し

は4枚目の記述のヒントから宴に料理が供されていない点に注目、まだ全記述を敢えて読んでおらずその方がより豊多香の足跡を追いかける事になるとします。「青い粘土」から神のワインは禅問答のようで国木田は「聖書」だと閃き、は神ではなく神の祝福を求める者が作ったワイン=「神の雫」だと…

は明日ボルドーに向かうとし、国木田と旅立ちます。一方遠峰セギュールを訪ね素晴らしいコレクションの中からルロワの「リシュプール」は女神アルテミスが手招きし微笑んでいるかのようなワインで、ローランは「シャンベルタン」をアポロン神に抱きしめられたようなワインと評します

遠峰はどちらも「神の雫」ではないとし、まだ見ぬそれに乾杯サンテです。ボルドーに着いた2人国木田、宿は豊多香の名でタダで泊まらせてくれる様です。「ローゼン・セグラ」のマドレーヌは歓迎し2500年前の土壌で「テラス4」が生み出した「シャトー」’14を飲み宝塚の新人初舞台で演じるラインダンスを想起します

更に「シャトー」’89は円熟の域に達した美女のビオラ演奏を想起、ただこれも「神の雫」ではありません。歳を重ねる事で全く違う何かを手に入れるワインか?ポテンシャルを深め豊かになるも本質は変わらないワインか?という国木田の問いに思い当たる節がある様です

「人生最期の一本を飲ませるソムリエ」

今度はサスキアを訪ね1881年の古酒「ラフィット」は暗闇の幻想の中にだけそびえ立つ絶対神ゼウスの住まう城だと想起、これも「神の雫」ではないとです。メドックの一級シャトーではないと確信したサスキアは紹介したいソムリエがいると連絡、今度は「オー・ブリオン」を訪ねます

デルマスは早速試飲で2つの古酒を試させ「ラ・ミッション」は巨大な屋久杉、「オー・ブリオン」は華々しく夜空に咲いた花火の消え口の儚い美しさを思わせここでダニエルが現れます。彼が「人生最期の一本を飲ませるソムリエ」でクライアントの所望するワインを2人国木田は分かるかもしれないと自信げです

「終末ソムリエ」を始めたきっかけはかつて星付きの名店でソムリエ時代の贔屓客の末期の酒の期待に答えられなかった事が起因している様です。そんな話をしているとデルマスがコレクションからとっておきの「一本」=「シャトー・オー・ブリオン」’89と80年代で最も輝いた宝石を持ってくる所でこの巻は終わります

まとめ

物語もいよいよ大詰め、肝心の「神の雫」探しが本格化します。例のコンペは全く同じ料理という波乱でしたが、勝敗を分けたのは肉汁で調理方法だったという点が結果三笠の圧勝となり納得です。1%の違いが却って明確な差となったのです。ここでもバトルした国木田が共にワイン探しする仲間となります

遠峰側もローランと共に核心に近づく中、は本場で色々試し僅かな違いからどれも「神の雫」ではないと判断、この解けない迷宮を更に奥に進み行き着いたのは「終末ソムリエ」=ダニエルです。豊多香の「神の雫」が「人生最期の一本を飲ませるソムリエ」とどうリンクするか興味深いです

今まで様々なトピックス・バトルを経て格段に腕を上げただけに極まっており、「神の雫」に近づき、逆に凄みが増し過ぎて憔悴しかけている様にも見える遠峰不気味ですが、今回は各々別の場所を訪れている為被る可能性は低そうです…25巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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