前回までのあらすじ
色々試しヒントを得た雫、翌朝庭で七輪に焼き鳥で新鮮なレバーを「がんこおやじの手造りわいん」で合わせ肇爆食い、臭みなくいける不思議で雫はこれが料理とワインのマリアージュと説きます。最高のものをプロデュースすると雫、ここで隣の瑠璃山とケーブルTVが一緒に来訪です
合同でガーデンパーティーを開催しその様子を放送したら?と提案しいい話だと流菜乗り話を進めると何と三日後という急展開、定員は合わせて30名で雫はバトルでもやるみたいだと怪しがります。事実瑠璃山はTV局にサバイバルバトルだと投げ掛けアイデアマンとして採用、嫌な雲行きです…
ハメられた「飲食バトル」
肇の調理を見せて貰い日本料理の基本を知りたい雫、繊細で複雑な出汁の味わいから白のセレクトについて閃きます。逆に赤は「素材」と「調理法」が肝で自家製のカラスミが合いそうです。カリフラワーのカプチーノは母が買っていた器に一工夫と流菜似て来てます(笑)
「BOW! 」とのマリアージュは温かい握手のような想起です。TV局から雫予想通り「飲食バトル」と告げられ話が違うも時すでに遅し、10品目飲み物含め2万円以内のペアリングコースと完全にハメられます。売られた喧嘩に負けられないと超サイヤ人化する肇(笑)原島の伝手でピンチをチャンスに変えます
流菜に頼りになりますと言われその気になる原島(笑)一方瑠璃山は本社からイケメンヘルプを集め見た目勝負に外れなしと汚いです。インチキしエチケット・文字違いの劣悪品と混同しTVだけは豪華に、実際の来客には安ワインを出す気で違反スレスレの汚いやり口です
五品目のペアリングが確定した雫達、ここでTVで瑠璃山が高級ワインばかり紹介しているのでゴミ集積所へ赴くと彼等の手口が判明、勝ち目がない中原島の助っ人が沢山到着し追い風が吹いて来ます
「北軽チャンネルグルメ・バトル」盛大に開幕
この短い準備期間で全てを出し切り親子爆睡、原島と「あの品種」が抜けてると雫は「マスカットベーリーA」を試し肇も日本の葡萄だと乗りいち和の料理人として凄い事を起こしてみせると燃えチームは結束します。撮影当日見かけないスタッフが多くイベント用に派遣されたヘルプと思われ美男美女ばかりです
応募が百人以上で抽選で30人に絞り「アベベTV」で放送と大事となり瑠璃山のコネでの実現です。雫は10本のワインを集めきり「北軽チャンネルグルメ・バトル」が盛大に始まります!「ひすとりく」VS[モンターニュ」となりゲストのホットドックマンは饒舌で盛り上げます
一品目は三種類のアミューズに「ドラピエ」で合わせ何か上手い裏技を使ってワイン市価をクリアしている様です。対して例のカプチーノと飯蛸の煮物の二品をワンプレートとし「BOW! 」で合わせ客がフォークか箸を掲げどちらを先に食べたいか問うと全員モンターニュです!
劣勢の中雫は得意の講釈と表現で空気が変わります。二品目はポン酢味の鰤大根に「若尾果樹園」で合わせ対するはオードブル「白身魚のカルパッチョ」に「ペル・エポック」と高級シャンパンでコスト度外視です。再度客に問うと4人だけひすとりくと劣勢変わらずです
ところが原島は僕の目から見るとこの4はただの4じゃないと自信げです
「クチコミ」の強さ
あくまで値段でアンフェアな勝負に対し雫は流暢な表現から備前焼の花器に生けられる素朴な道端の花と想起、瑠璃山は雫のゴタクがウザいと感じます。三品目はクリームスープに「モンラッシュ」とまた予算度外視、対してお椀であん肝をあんこうの身で巻き信州たかやまワイナリーの「シャルドネ」で合わせます
今度は8人で更に倍になりそれでも相手は22人、原島は「クチコミ」に似ていると自信げです。雫は「幸せな国際結婚」のマリアージュと珠玉の表現、ここでシェフは「ムニエル」は止めた、料理変更すると反目します。四品目はアマダイの鱗焼きに「ハナミズキ」でオレンジワインなのです
すると突然の料理変更で瑠璃山慌て同じくアマダイの鱗焼きの仏料理で被っています。「ムルソー」で合わせ今回も箸8人と前回と変わらずです。単純に高級ワインで押す瑠璃山に対し雫は丁寧かつ豊富な想起からバスケの3×3観戦と表現、完全にモンターニュ陣営は厨房と瑠璃山反目します
流れが変わりつつある中瑠璃山はひすとりく側の7=酢の物用ワインの入ったBOXに手を掛けます。五品目はソルベに「ブランNV」で敢えて少量とするずる賢さです。対して炊き合わせ「聖護院鏑の蛤餡かけ」に「シャトー蒼龍」で合わせついに18対12で和食が逆転する所でこの巻は終わります
まとめ
目の上のたんこぶであるひすとりくを潰してしまおうと一計を案じた瑠璃山、彼は汚く高級ワインと似たエチケットの格安ワインを使い分け予算度外視の組み合わせで客を魅了します。TV番組には公正なルールが求められる所、しかし視聴率さえ取れれば何でもありな雰囲気もあり非常に汚いやり口です
対してひすとりくはあくまで10品のマリアージュに一貫性を持たせ雫の珠玉の表現もあり徐々に形勢が逆転していきます。これは原島の言っていたクチコミの力が大で、徐々に広がるそれは見た目に騙された客が本質を理解し翻意するかの様で非常に痛快です
完全に形勢逆転され焦る瑠璃山、敵陣のワインBOXに手を掛ける仕草もありましたし、先述のバトルでの松岡の例もあり何か伏線になりそうな雰囲気です。フェアな展開が望まれる中、あくまでTV番組の企画だけに一筋縄ではいかないのがメディアの良さであり怖さでもあります…21巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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