ためになる!「あかね噺」6巻の奥深い落語の世界~妖艶なうららにはない朱音らしい”お茶汲み”を会得、界隈からも評価され追い風に…若手一番の魁生から阿良川四人会の前座枠を期待され~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 花魁理解の為ジャンボとデート⁉
  3. うららが朱音に”お茶汲み”を教えた理由
  4. 阿良川四人会の前座枠に滑り込め
  5. まとめ
前回までのあらすじ

うららは何故開口一番を彼に頼むのか高座を観て知りなさいと諭します。樫尾久々登場で朱音は記事の件で根に持っています。伝統VS変革の対局と煽りその答えは禄郎の高座だと演目は「大工調べ」です。言葉の調べが心地いい穏やかな高座でしたがコルトレーンの日は後半から煽るんだと音を畳み掛けます

禄鳴会に出る前に高座を聞けて良かった朱音うららはこの光景を朱音に見せる為に付き人にしてくれた様で、樫尾は落語会も仲間内でワイワイ楽しむ会もあればバチバチにり合う会だってあり禄郎の会は後者であって欲しいと煽り朱音が気合い入ります…

花魁理解の為ジャンボとデート⁉

三呉みつごホールはうららの廓の世界に酔いしれ、禄郎うららと何か確認し朱音は吹っ切れ翌日うららと噺の稽古はカラオケです(笑)初めての出稽古で”お茶汲み”をまゆらと共に学びます。30分程で終わり朱音は早速もう覚え45分掛けて熱演、凄い集中力です

うららは花魁全然似合わないと笑い”噺”と”人”が合ってないと…好機チャンスは後二回、”あげの稽古”も日程決まります。独学で覚えた噺は高座では演れず朱音は二ツ目になる落語50席に程遠く、なりたいのはただの落語家じゃなく阿良川一門の真打です。花魁が似合わない朱音の試行錯誤は続きます

リサのデートでもしてみたら?という言葉から何とジャンボを誘います(笑)ジャンボはこの意味不明なノリに変わらねえどころか悪化してやがんな!と戦慄です。うららは花魁の演り方次第では”お茶汲み”あげてもいいと考えています。ジャンボに見透かされ真意を話し、念願のプロの世界は厳しいです

デート修行を満喫しジャンボうららが笑ってるならよくね?という言葉に朱音ハッとします。”あげの稽古”で”お茶汲み”をあげなければ禄鳴会には出れません。結果師匠に近くて遠い噺に仕上がりスタートラインに立ちます

うららが朱音に”お茶汲み”を教えた理由

八正の懸念も高座を観れば分かると禄鳴会の開口一番で朱音は早速「お茶汲み」を演り語り口はうらら瓜二つ、問題は花魁をどう演じるかです。演じ方は師匠に忠実ながら若さがギャップになり笑いに繋がり禄郎うららから電話で朱音に”お茶汲み”を教えた理由を見つけたと話されていました

朱音は噺はともだちと悟っており、大事なのはどう付き合うかだとし、うららは理由は①自分を客観視して噺に合わせ自分自身を値踏み出来るか②数ある廓噺の中でも”お茶汲み”程朱音らしい噺はない…と。後半で花魁の策がバレて失敗する展開がさっきまでの笑い所になっていた不自然な様とリンクします

噺の説得力を底上げしありのまま向き合う事で噺が弾みます!この展開に八正は例のりゑんとの一件に重ねうららの意図を察し朱音は血肉にしかてとしたのです…したたかな子だと感じ好評で終わります。八正の懸念は晴れ”詰み”から逆算して行動するうららのいつものやり口と朱音の技量にわがままな女達ひとたちだと評します

阿良川四人会の前座枠に滑り込め

禄鳴会の記事は目立ち結果朱音は出番貰える様になり八正から”平林”教えて貰え、うららは望みは”名跡みょうせき”だと女性落語家の目指すいただきとして名を残す事です。まず若手で一番になる事と朱音禄郎より魁生を意識します。うららは名跡になりたい朱音それ・・たもとを分かつ契機に成り得るものだと案じます

八正磨いた噺を後進に無償で教えて落語は語り受け継がれて来た、研鑽を重ねた日々を忘れるなと諭し朱音に”平林”を教えます。ビリヤードをするうららひかる朱音と相対する時はもうすぐそこですと豪語します

回想で金魚割りを頼む一生、いつもツケでスナックのママの魁生は良く思っていなく、が倒れると一生はツケを払いに来て借金返済に充てられます。落語家だという一生に救われての今の魁生なのです。開口一番で”子ほめ”好評もどんどんお客が増え朱音は皆魁生目当てだと悟ります

一剣魁生一生の理想を叶えるべく育てられた”体現者”と語り色気から狂気のギャップで客を食ってしまう魁生朱音にとっての壁です。自身が腕を上げたからこそその”凄さ”が分かる朱音、演目は「真景累ヶ淵かさねがふち 豊志賀の死」であの出順で演るネタじゃなく客は完全に魁生の高座を引き摺っています

魁生は改めて朱音一剣が次世代の阿良川一門を担う二ツ目を集めた四人会を企画し遊全こぐま魁生の3人は決まり残る一枠は前座から選ばれ、”前座錬成会”で一番になれば朱音にも好機チャンスはあります。何故目を掛けてくれるのか問うと興味があるのは君がこれからする噺だ魁生意味深な所でこの巻は終わります

まとめ

妖艶なうららの”お茶汲み”がまだ若い朱音には不相応なのは明白でしたが、うららには意図がありそれを察した朱音が狡猾でした。ジャンボとの珍デートという迷走もありつつ(笑)今の自分だからこそ演じられる”お茶汲み”を披露した朱音、界隈でも認められ出番が増える事になります

八正にも認められ”平林”も教わり確実に追い風が吹いています。ここで壁になりそうなのが若手随一の有望株=魁生です。抜きん出た才覚を発揮する魁生ですが、彼も朱音の事をある程度認めている様です。阿良川四人会には前座枠が残っており、朱音好機チャンスを得ます

必ず叱られると自虐する朱音ですが、面倒を見たいと思わせる人懐っこさもあり出会う人に目を掛けて貰えるのです。魁生から興味があるのは君がこれからする噺だと何か意味深発言でしたが真意は何なのでしょう?7巻に続きます…

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