ためになる!「あかね噺」11巻の奥深い落語の世界~”十八番”として得意な系統・”陽”の芸は朱音の武器…朝がお二つ目昇進披露目の開口一番で朱音会心の高座で更なる高みへ~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 十八番おはこ”として得意な系統・”陽”の芸は朱音の武器
  3. 志ん太はもう死んだ、今はコンクリート屋だ
  4. 朝がお披露目の開口一番で朱音気張る!
  5. まとめ
前回までのあらすじ

喜福亭鶴花に師事する上方のぐりこ、”ハメモノ”を一から習い彼も朱音に感化されています。新風会から一か月、禄郎はらくご動物園を観に行きたぬ権大人気です(笑)若い層にウケが良く朱音の「狸札たぬきさつ」は女性の声がよく映えてガンガン覚えてネタ下ろししてます

よく”化ける”と評された朱音、兄弟子に刺激を受け禄郎朝がおの二ツ目披露目のブッキングを愁いあの香盤が実現すれば落語会の注目を一身に集める会になるとします。開口一番を誰に頼むか思案する朝がお、ここで単身赴任から東京に戻るちょう朝から電話があります…

十八番おはこ”として得意な系統・”陽”の芸は朱音の武器

客4人で始まった会も4回目にして満員札止め、感謝する朝がおからしは高座に集中した方がいいっすよと主役だから立てる気ないです。朱音が芸の幅を鍛えるならからしは”深さ”で円相門下は”型”の一門で”本寸法”=古典正統派の高座です。朝がお「反対くるま」でヤンキー×スピード狂の相性抜群です

ちょう朝鎬を削る仲間がいるのは存外悪くないという言葉も今なら分かります。朝がおは披露目の開口一番を朱音に依頼し、感激した朱音はバッチリ盛り上げてみせます!と気張ります。朱音ジャンボに現状を報告し順調、持ちネタも39席に増えてます

ひかるからしに新風会について魁生の独壇場で出て得したのはこぐま位かと未熟さを痛感、2人朱音からし朝がおに呼び出されちょう朝泰全揃ってます。朱音の二ツ目昇進の推薦を請い四天王の泰全阿良川の二ツ目は一生の御目に触れる身分、御目汚しは認めんぞと厳しいです

泰全は四天王になってから誰にも二ツ目の推薦を与えていないぜんまい朱音は尚更推薦貰いたいと騒ぎちょう朝からしに”看板のピン”を、朱音に”狸賽たぬさい”を教えます…”十八番おはこ”として得意な系統・”陽”の芸は朱音の武器になりそうです。努力する朱音ですが落語になるとマジメ過ぎ実力の半分も出せてません

全生泰全に何があっても志ぐまの弟子に推薦を出すなと釘を刺し師匠命令絶対だとー泰全無言です

志ん太はもう死んだ、今はコンクリート屋だ

伸び代あると浮かれる朱音ちょう朝運否天賦うんぷてんぷしかねぇわな、高レートの大勝負だと江戸弁禁止を課します。朱音には致命的な縛りで緑玉高3-2のいつメンでカラオケに行き朱音昭和歌謡歌上手うまです(笑)ジャンボに諭され朱音ちょう朝のお前は足り過ぎてるという言葉を思い出します

ちょう朝志ぐまと会い例の破門の件ホントの理由わけは別なんでしょ?と先代志ぐまが遺した未完の演目=”志ぐまの芸”がキーとなり、泰全は行き着いた果てが”怒髪天”で人が変わったのです。志の字志ん太を守れなかったちょう朝も今は”力”がありダチのガキ朱音にまでつまんねぇ思いさせるなら黙ってないと凄みます

志ぐまはいざとなればケジメつけさせるさと和解しちょう朝が出来るのは信じて場を整えてやる事位です。朝がおに狸賽を普段着で観て貰う朱音、認められも高座に観に来るという事で気張ります。朝がおの披露目は落語連盟と阿良川一門の敵対関係にある陣営の幹部が共演する”事件”だと樫尾です

江戸落語界を揺るがす会になりそうで、それぞれの思いを抱えていざ披露目の時です。”人間国宝”=三禄まで顔出し朱音も追加の手拭い準備と大忙しです。ところが泰全遅れ全生の仕業かとちょう朝電話しますが泰全は揺れており、そこにが現れ志ん太はもう死んだ、今はコンクリート屋だと自虐します

朝がお披露目の開口一番で朱音気張る!

破門騒動から幽霊みたいに扱われ不服な泰全全生に食い下がりお前が悪いと言われ責任を感じており、はたかが落語だと悔いはあるがかわいそうとか思ってたら御門違いだと大らかです。開演5分前で泰全を連れて現れ、朱音に着流し随分様になったなと褒め場は整います

開口一番で朱音朝がおへの恩義を語り演目は「狸賽」です。リサは落語になるとカッコつけ過ぎとせっかちで喧嘩っ早くビビりで乗り物弱く甘え上手で義理堅い…そんな朱音だから友達になったんだぞとし、ちょう朝鍛えた”芸”にどれだけ”仁”を乗せられるかだと、本番はこっからです

変顔まで見せる朱音、端正な高座を見せるあかねが…と樫尾意外で楽屋ネタまで飛び出しなりたいのは落語家じゃなく阿良川の真打です。マジメにやってきたから今があり”守”から”破”へ、そこで垣間見える”仁”に人は惹かれその遊びが”芸”を際立たせます

落語は”仁”と”芸”が噛み合ってこそ、潮目も変わって来てちょう朝が”仁”のもう一つの効果に気付けるか?と朱音を見守る所でこの巻は終わります

まとめ

朝がおの二ツ目昇進披露目に向け勉強会は朱音の提案かららくご動物園で盛況、満員札止めとなります。朱音は”陽”の芸風から動物系を”十八番”として武器とし、ちょう朝自らの教えで江戸弁縛りも乗り越え披露目の開口一番に抜擢されます!

江戸落語界では落語連盟と阿良川一門の敵対関係にある陣営の幹部が共演する”事件”だと騒がれており、特に例の破門騒動で泰全は責任を感じており、志ん太の娘である朱音に推薦を出すべきかで悩みます。そんな彼を後押ししてくれたのが当のだったのです

物語的に死んだ様に扱われるですが、コンクリート屋として第2の人生を送っており彼の無念を晴らすべく朱音に大きくなった姿を見せたいのです。変幻自在の高座を見せる朱音ちょう朝が感じる様に”仁”のもう一つの効果に気付けるか?で更なる高みに行けそうな中、12巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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