『五等分の花嫁』14巻|最終回!気持ちを通じ合わせた風太郎とあの子…そして舞台は5年後の結婚式へ

「五等分の花嫁」第14巻の目次です

第114話 最後の祭りが風太郎の場合②

第115話 五通りの朝

第116話 五時間一部屋

第117話 五里霧中ランチタイム

第118話 五月の思い出

第119話 五つ星ツアー

第120話 五年前のとある日

第121話 五分の一の確率

最終話 五等分の花嫁


あらすじ

風太郎は四葉を選びますが四葉は謝罪し風太郎はショックを受けます

しかし、四葉の他にもっと良い人がいるという物言いから風太郎は彼女の気持ちを知りたいと迫りますが四葉は逃げてしまいました

風太郎は五月に四葉の逃げた方向を教えられて四葉を捕まえ、四葉がずっと協力的だったからこそ五つ子の家庭教師をやれてきたのでこれからもそばにいて欲しいと伝えます

四葉は姉妹のために風太郎を拒絶しなくてはと思うものの、もう自分の気持ちに嘘をつけず風太郎のことを好きだと言いました

翌日、風太郎は一花と落ち合い、一緒にジムで体を動かして遊ぶのですが、四葉にやることがあるからと言われまだ付き合っていないことを風太郎は一花に伝えると、一花は好きだと伝えていないのではとアドバイスします

四葉は二乃に風太郎と付き合う許可を得に行くと激怒され突き飛ばされ、次に三玖に会いに行くと三玖は四葉と同じリボンをつけ、四葉に成り変わって風太郎と付き合うと言い出しました

雨風が強く四葉と三玖はカラオケ店で一晩過ごすことになり、お互い意識していましたが、気持ちを話し合って打ち解けて同じ曲で点数を競います

翌朝、三玖はリボンを投げ捨て、四葉になれないけど四葉もなれない自分が好きになれたことを思うのでした

五月は四葉と風太郎が結ばれて嬉しいはずなのにもやもやしています

しかし、四葉と二乃の会話を風太郎と一緒に盗み聞きし、四葉の姉妹を想う気持ちと二乃の風太郎を諦めない気持ちを聞いて五月の心の整理もつきました

五月のスマホには以前風太郎、らいはとともに撮影したプリクラが貼っており、そこにはずっと友達と書かれています

さらに零奈が渡したお守りにはそのプリクラが入っていたことを明かされました

そして残りの学園生活が描かれ、一花はドラマの役をゲットし、五月も志望大学に合格します

風太郎は一花に背中を押され、姉妹4人に東京の大学に行くことを打ち明けると知っていたと普通に返されて拍子抜けしますが、風太郎の背中を見送る4人は涙ぐんでいました。

風太郎が武田とともに東京へ向かう駅では、風太郎と五つ子、みな同じ空を見て絆を感じています

5年後、風太郎と四葉の結婚式前日のこと、五つ子たちは上杉家の1階の二乃と三玖のお店「なかの」に集まり四葉の耳にピアスの穴を空け、そして結婚式の打ち合わせをしました

結婚式当日、姉妹4人が来ないことを気になっていた風太郎ですが、そこにマルオが来て話し合い和解します

風太郎が四葉の元に向かうと、なんと四葉と同じ格好をした姉妹4人がおり、愛があれば見分けられるはずと五つ子ゲームファイナルが開始が宣言されました

風太郎は一花から順に当て、1人1人にメッセージを送り、四葉だけを当てさせるつもりだった4人は驚きます

結婚式が無事終わると風太郎は四葉に旅行先のキスの相手は四葉であることを確認しました

あの時四葉は五月に勇気づけられ、自分を見分けてもらいたかったので無言で風太郎に迫り、その結果誤ってキスすることになったのです

それから新婚旅行なのですが、なんと姉妹4人も一緒に来ることになり風太郎は五つ子と付き合う面倒くささをつぶやいて終わります

感想

五つ子というギミックを上手く使った感動の最終回でした

五つ子ゲームファイナルで四葉だけ当ててもらうつもりだった五つ子の思惑を超え、見事全員正解した風太郎は立派なヒーローだと納得です

五つ子の中から一人選ぶと、振られた残りの子たちとの関係が気まずいこと間違いなしだと思っていましたが、今回はそこら辺を丁寧に解決したおかげで文句なしのハッピーエンドになったと思います

京都の子が誰か風太郎が知るところを見たかったので少々物足りなく感じもしましたが、それくらいがちょうど良いとも思い直しました。

2020年10月からはアニメ2期が放送される予定なので楽しみです

ちなみに私の花嫁の予想なのですが、四葉だと単純すぎるからそこは少しひねって五月か一花になるのではないかと思っていました

二乃、三玖は鐘キスの時点で2人はそんなことしないし、したら行動に現れるよなと思っていたのですぐ除外です

私は二乃が一番好きだったのでそこは寂しく思い、鐘キス相手=花嫁というのはそういう理由で悪手だったのではないかと思っていました

しかし、最終回で鐘キスが起こった経緯が明かされるとあれはなくてはならないイベントだったのだなと考えを変え、この作品の素晴らしさ、完成度の高さに感心しています

作者の春場ねぎさんは次回作を構想中という話しなのでそれもぜひ読みたいと思うのでした

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