「MONSTER」6巻の深まる謎と極上ミステリー~ルンゲ・エヴァと次々に負傷者を救うテンマは最早ブラックジャック!?シューバルトを巡る過去に翻弄されるカール、ここにもヨハンの魔の手が…~

前回までのあらすじ

テンマの前にルンゲが現れます!テンマは寸でのところで屋敷から逃げ出します。するとルンゲが何とジーベルに刺されてしまいます…

もぐりの医者になるテンマ

ルンゲは刺されながらもジーベルの両足を銃で潰し、テンマの車まで向かいますが、血を流しすぎて倒れたため、テンマは車に乗せます。運転中ルンゲが気づき、テンマは手錠を掛けられてしまいます。ルンゲには最早体力がなく、倉庫で銃を向け自首しろと迫ります

二重人格だと決めてかかるルンゲに、テンマは手術をする時はいつも命がけなのだと諭します。ルンゲが気を失ったので、テンマは鍵を手にし両手が自由になり完璧な応急処置をし、ルンゲを病院に運びます。ルンゲは早速リハビリを開始します

エヴァは転落人生を送っています。酔って留置所に通され、大事なバッグも盗まれています。ホテルの部屋も荒され、バッグを捜しさ迷うエヴァの前にロベルトが現れ、無くしたバッグが戻って来ます

バッグにはアルバムが入っており、その中のある写真が無くなっていました。ロベルトは優しく接していましたが、その写真がないことを知ると豹変し、写真をよこせと暴れます。過去の事が走馬灯のように流れ、一夜を共にしたエヴァは、一年前に見た男がヨハンだと悟ります

ロベルトエヴァを殺そうとしますが、思い直し、テンマはフェッセンでもぐりの医者をやっていると言います。シンジケートの男を看病しながら、外でディーター・ヘッケルと共に食事を摂るテンマ、男はとある組織の目覚ましい活躍と謎の組織崩壊について語ります

そのトップにいた男がヨハンだと気づいたテンマは戦慄します。その山荘の護衛をしていたヘルムートロベルトに襲われ、様子を見に行ったディーターは銃を持ったエヴァを見つけます。エヴァは脚を負傷しており、テンマに早く逃げるようにと伝えて来ます

カールの過去とは!?

ディーターは山荘に行く道はほとんど崖になっており、一本道を塞いでおけば進めないと言います。エヴァロベルトの妨害をしていると、そこにテンマが現れます!結局ロベルトは現れず、エヴァテンマに命を救われます。エヴァは囮に使われましたが、エヴァが翻ったため、計画は頓挫したのです

ミュンヘン大学のカールシューバルトに本の読み聞かせのアルバイトをしていますが、機嫌を損ねてしまいます。同じく家事手伝いのアルバイトをしているロッテはバイエルンの吸血鬼と呼ばれるシューバルトの奇行を知っています。カールの身の上話になり、ロッテが調べていると、ある事実が分かります

カールはその事を聞くと、ロッテシューバルトが毎週金曜日に夜の街に消える真意を突き止めたいと言います。ストリップ劇場を後にし、シューバルトはとある娼婦の部屋に向かいます。後程カール達が中に入ると、そこにはカールの母親、マルゴット・ランガーだと言う女がいました

しかしカールの母親は一年前殺されており、シューバルトの子を身籠ったと嘘を付いた女は莫大な金を巻き上げていたのです。カールと同じようにこの女の前にやって来て同じくシューバルトの子どもだと言った男は木曜日に読み聞かせをしていると言います

カールは母とのやり取りを思い出しながら、木曜日の男がエドムント・ファーレンだとロッテは突き止めます

涙を流すシューバルト

シューバルトは読み聞かせでカールのラテン語が上達したと言います。身の上話になり、カールは本当の事を言ってやろうかと思いましたが、何とか堪えます

ロッテファーレンの家を突き止めたカールが赴くと、ファーレンは首を吊って死んでいました。するとカール達の前に金曜日担当だと言うヨハンが現れます!

Dr.ライヒワイン心理療法センターに探偵のリヒァルトが断酒のため通院しています。ファーレンの写真を見せたリヒァルトは、この男がシューバルトの息子の名を騙り金を騙し捕っていたと言います

リヒァルトファーレンの部屋でアンダーラインが引かれた本を見つけ、隣の学生に訳してもらうと、「できない」「これ以上」「欺くことは」と記されています

屋上でヨハンを見つけたカールは談笑していると、いつの間にか身の上話までしてしまいます。シューバルトのことだと悟ったヨハンは涙を流しています

ファーレンが残した文章がガリア戦記のアンダーラインが引いてある部分だと悟ったリヒァルトシューバルトに問いただしますが、シューバルトはもういいのだと元気がありません

ヨハンに入れ知恵され、カールロッテは元気のないシューバルトをオーベンベルクの森に連れて行きます。しかしそこには森はなく、工業化されて来ていますが、そこにヨハンが現れ、美しい紅葉の湖があると嘘を付き、目の見えないシューバルトは感極まり涙します

リヒァルトマルゴット・ランガーを名乗る女の元へ出向き、カールロッテの他に、ファーレンともう一人金髪の男が来たと言い、そいつがもしシューバルトの息子だって言ったらあたしゃ信じたねと言ったところでこの巻は終わります

まとめ

今巻でもテンマは抜群の医者の腕を活かし、ルンゲエヴァの命を助けます。前後関係等考えず、目の前の患者の命を救うために命を懸ける…最早ブラックジャックです。ルンゲは皮肉にも犯人と見立てたテンマに命を救われます

莫大な資産を持つシューバルトの下で読み聞かせのアルバイトをしているカールは、実はシューバルトの息子であるという秘密をひた隠しています。すると先に息子を騙っていたファーレンが自殺してしまいます

ファーレンは謎の文章を書き残しており、リヒァルトは真相を解明しようとしますが、現段階ではまだ謎が多いです

ここにもヨハンは現れ、シューバルトに接近し、何か企んでいるようなのです。神出鬼没のヨハンの次なる企みとは…7巻で明らかになるのでしょうか?

おまけ

MONSTERの関連本として、なまえのないかいぶつという絵本があります。作中に度々登場する怪物とは何なのか…非常に難解な作品のため、コミックス読了後に読むことをおススメします

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