「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」17巻の数々の激戦と成長譚~サイド6でミライのフィアンセ・カムランとひと悶着…アムロ、父:テム・レイの変わり果てた姿に困惑…ララアとの邂逅~

前回までのあらすじ

マ・クベウラガンに壺をキシリアに託し、艦隊に自ら突入し大爆発を起こします。オデッサの戦いは終結し、敗れたジオン勢力が地球から駆逐され、戦場は再び宇宙へと移ります…

ミライのフィアンセ・カムラン

ザンジバルに追われるWBは宇宙に至り、ガンダム達を出撃させます。シャアドレンと挟撃するつもりです。セイラはコアブースターにも慣れ、ドムを撃墜、スレッガーも続きますが、ハヤトのガンキャノンがやられ回収します。ドレンがWBに気を取られていると、ガンダムが牙を剥きます

ガンダムの上方からの正確な射撃でドレン隊はやられます。この戦いぶりにシャアは追いかけて来ないだろうとミライは予測し、WBは最大戦速で離脱します

元サイド1があった空域は現在ジオン公国宇宙軍の拠点’’ソロモン’’があり、ドズルは悶々としています。WBはサイド6に寄港します。入国審査官のカムランはWBの武装をただちに封印し、ブリッジに上がるとフィアンセであるミライと再会し喜びます。ブライトは嫉妬しています

サイド6は中立を維持しており、戦争特需でコロニー経済は空前の繁栄をみています。カムランミライを必死に捜させたと話しますが、ミライは自身で探さなかったのか?と問い、スレッガーにあしらわれご婦人の口説きようがまずいという事らしいと悟ります

買い物に出ていたアムロは父のテム・レイを見かけ慌てて追いかけます。幸い追いつくと、テム・レイは自宅に招き、自身が開発したという古い記憶回路を寄越しますが、酸素欠乏症に罹ったテム・レイアムロは憐れみ、家を後にし涙します

ミライブライトの服のほつれを直してあげます。カムランの話をすると、ミライカムランの微妙にずれている感覚が違うのだと言い、ブライトは不器用なりに人の縁は大切にした方がいいと告げます。お互いを意識しながら、ミライは複雑な心境です

アムロ・シャア・ララアの邂逅

アムロは再度テム・レイの家を訪れ、相変わらず話は噛み合わず、果物を置いて出て行きます。アムロテム・レイの元気だった頃を思い出しながら車を飛ばすと雨が降って来て、雨宿りします。白鳥をかわいそうと言う女の子がおり、事情を話すと奇麗な瞳をしているのねと言われます

女の子は雨が止むと華麗に踊りながらどこかへ行ってしまいます

WBは出航を促され、待ち伏せているジオン艦隊に攻撃される恐れがあるため、カムランはせめて水先案内人をさせてくれと請います。ミライは今更そんな事されても…と怒りますが、スレッガーミライを叩き、カムランの本気さを説明し、カムランにも気合の問題だと喝を入れます

アムロは帰艦しますが、もう一度父に別れを言いたいと再度出掛けます。しかし行先は先程の女の子の家で、誰もおらず、点呼の時間も迫っています。 車が轍にハマってしまい動けなくなると、そこにシャアと先程の女の子(ララア)が通りかかります!

シャアアムロをガンダムのパイロットとは認識しておらず、アムロは一方的に意識します。ララアの車で轍から牽引してもらい、お互い軍服が汚れ、シャアは礼ぐらい言って貰いたいものだなと言うと、アムロはロープを外し謝辞を述べ慌てて去って行きます

アムロが戻ると厳戒態勢でWBはカムランの手引きで出航、限界ギリギリまで同行し、役目を終え、ミライは感謝を告げ、カムランはせめて最後に…とブリッジのミライを拝み離脱します。ブライトはガンダムを射出し、注意を引かせ、チベ級に発砲、コロニーを背にしているため反撃出来ないように仕向けます

覚醒しつつあるアムロ

テレビ局は生中継でこの模様を流し、テム・レイはガンダムの雄姿を追います。アムロはドムを次々と撃破し、スレッガーはその覚醒ぶりに目を瞠ります。シャアララアもこの中継を見ています。ララアは白いMSが勝つわ!と予言し、(この能力があるから)大佐は私を拾ってくれたのでしょう?と笑います

ガンダムはコンスコン艦隊の12機のリック・ドムと2隻のムサイを撃破し、最終的にはチベ級をもビームサーベルで破壊・撃沈してしまいます!シャアはフラナガン機関の連中は優しくしてくれるか?とララアに問い、ガンダムのパイロットは覚醒を始めていると感じます

テム・レイはガンダムの大活躍に酔いしれ、階段から足を滑らし恐らく命を落とします…。WBの被害は軽微でカイのキャノンが中破程度、デブリの空域を抜けたら高速巡行に移り、ミライカムランがお互いを想う中WBがメインエンジンをブロウし前進するところでこの巻は終わります

まとめ

中立地帯であるサイド6に寄港したWBクルーに様々な出逢いが訪れます。入国審査官のカムランミライのフィアンセで、ずっと彼女の事を心配していたのですが、ミライは自身との微妙な感覚のズレに戸惑います

立場的な問題もあったものの、苦楽を共にしているブライトとの間でも揺れるミライ、更にスレッガーから喝も入れられ、男達の間で心揺らめきます。後述するスレッガーとのやり取りやブライトの心遣いもあり、モテる・器量よしのミライはWBのお袋さんとして任務を遂行します

更にアムロはここで父であるテム・レイと再会します。酸素欠乏症で最早過去の面影もない父に失望したアムロは何とも言えない感情を抱きます。自身の乗るガンダムを作った父は最早話が通じず、振り回されたアムロは失望し家を後にします

その後ラル同様今後戦う者と先に出逢う運命にあるのか、ララアシャアとも遭遇します。ララアに近いものを感じつつ、生涯のライバル・シャアアムロがガンダムのパイロットだと認識しておらず、アムロシャアを強く意識する事になります

ミライカムランの複雑な心模様が秀逸でしたが、カムランは不器用ながら自身の出来る最大限の配慮はし、ミライも感謝します。ブライトも心穏やかならぬ状況の中、このWB内の人間模様にも注目していきましょう。18巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

おまけ

THE ORIGINはアニメ映画化もされています。主に1stガンダムでは描かれなかった独自要素(回想)をメインとし、全6話構成となっています。第6話は「誕生 赤い彗星」で、ルウム会戦でのシャアの大活躍とその後が描かれます

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